検索ワードで考えるユーザの期待
こんにちは。
さて、前回に引き続きアクセスログでわかる検索ワードとユーザニーズの話について書きます。
たとえば、あなたの会社が前回例に挙げたような「無添加の冷凍食品を宅配している会社」だったとします。この場合、そもそも何が差別化のキーになりうるのか、それに対して、実際にはどのような言葉で検索されることが多いのか、これらを明らかにすることによって(あるいは仮説を持つことによって)、打つ手は変わってきます。
検索に使われているキーワードには、恐らく当然次の3つは含まれているでしょう。
●「無添加食品」
●「冷凍食品」
●「宅配」
このケースで 差別化のキーになりえるのは、時代の流れからいって、「無添加食品」ではないかと思います。
けれど、「冷凍食品」で検索してきた人たちは、「無添加食品」「宅配」といった事柄には期待も意識もせずに商品を探している人たちである可能性が高いわけです。もし、「冷凍食品」で検索してきた人が多いのであれば、まずは一目で「無添加冷凍食品」であることがわかるようなサイトのつくりにすることによって、他の冷凍食品メーカーと一線を画すことができます。
また「宅配」という形態は、好む人と、好まない人がいることでしょう。宅配を利用したことがないのにネガティブな場合もあります。「宅配」と知って直帰されてしまわない工夫も必要になりますね。
アクセスログを解析することで、ターゲットの期待値がわかり、どのようなシナリオが必要なのか見えてきます。
【今日の問いかけ】
何という言葉で検索して来た人が多いのか、つかんでいますか?