ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

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社長の脳みそ整理mono-log モノログ

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今回のテーマは「行動」です。
1冊の本を紹介させていただこうと思いますが、
まずは、このテーマを取り上げようと思ったきっかけをお話しします。

今月2日のTwitterで、脳科学者の茂木健一郎さんが「三日坊主」について
連続ツイートしていました。(ご紹介したい本とは関係ありません)
そうこうするうち、高校時代の親友から電話があり、
今年は「実現力」にこだわりたいと言います。
そんなことをきっかけに、自分も「実現」や「行動」について
少し真剣に考えたくなったのだと思います。
まあ、何かを始めようと考える人が1年で最も多い月は1月でしょうから
不思議なことはありませんが。


というわけで、まずは我が身を振り返ってみました。
去年から「習慣化」に取り組み始めて継続できた小さなことは、
粉末のプロテインを毎朝ヨーグルトドリンクでシェイクして飲むということ。
また今年は毎朝10分程度の筋トレやストレッチを始めました。
始めてからまだ10日ほどですが、なんとか三日坊主にならなくて済みそうです。

一方、ビジネスでの「実現させる」には課題が多いですね。
多分誰しもそうだと思いますが、一般に第二象限の領域、すなわち
「重要だけれど、緊急ではない領域」に取り組むのは、特に大変です。
重要なのだから、ひとっ飛びに実現させたいのに、
なかなか思い通りのスピードで進みません。
これは、個人の行動だけでなく、組織の行動でも同じではないでしょうか。


さて、そんな私が出会ったのが、今回ご紹介するこちらの本。
行動デザインの思考法と手法について、役立つ知識を伝えています。

「習慣超大全~スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法」
(原題:Tiny Habits: The Small Changes That Change Everything)
BJ・フォッグ 著/須川 綾子 訳(ダイヤモンド社)


なぜ、この本が新鮮だと思ったかというと、
困ったことに、大半の人が、モチベーションこそ行動変化の真の原動力だと誤解している
という一文に出会ったからです。

どういうことかというと、、、
モチベーションは行動に関係するものの、
モチベーションほど当てにならないものはなく、
行動をデザインするなら、モチベーションよりも重要なことがある、
ということのようです。
そう言われると、それが何なのか知りたくなりますよね。

この本では、行動をデザインするなら、
タイニーハビット(小さな行動)に分解して組み立てるのがコツがだとし、
「B=MAP」という式で表されるフォッグ行動モデルを紹介しています。

B:Behavior:行動
M:Motivation:モチベーション(どれだけそれをしたいか)
A:Ability:能力(やり易さ、ハードルの高さ低さ、スキルなど)
P:Prompt:きっかけ(誘発要因、その行動を思い出させるもの)

つまり、行動BはMAPの3つが揃った時に初めて実行されるとし、
MAPを強めることで、好ましい行動を習慣化することができ、
MAPを弱めることで、好ましくない行動を止めることができると説明しています。
しかも、この3要素に取り組む場合、「モチベーション」から考えたくなりますが、
考える順番は、P→A→Mが正解。


この本に基づき、自分が行動しにくい第二象限の課題、
重要だけれど、緊急ではない課題を分析してみると、
「P」と「A」には工夫の余地があることに気づきました。
Aは直訳すると「能力」ですが、
著者は、能力の中でも重要なのが行動を小さくシンプルにすることだといい
それはスキルであるとしています。
多くの人は、小さくしたつもりでも、まだ大きすぎたり、
複雑すぎたりすることが多く、
そのせいでモチベーションの波が引いていってしまう、と。

そして、三日坊主になったとき、
私たちは自分にはやり遂げる力がないと自己否定しがちですが、
それは最もやってはいけないことなのだそう。
やるべきは3つの要素MAPに着目して、行動のデザインを変えること。
単純な私は、なんだかできそうな気持ちになってきました(笑)

あなたにとっても、2022年が実りの多い1年でありますように!

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先日、とあるオンラインミーティングの後、うちのディレクターから
「オノさん、何気に戦闘モードじゃなかったですか?」と言われました。
「えっ? そう? 全然そんなつもりは...」
私には何の自覚もなく、感情的になったつもりもない。
答えを出していかないと前に進まないから、聞き出そうとしていただけ、、、
のつもりでした。
なのに、自分以外の人からそう見えたわけです。
白黒はっきりさせる聞き方がそういう印象を与えたのかもしれません。
ありゃ~ だとしたら、いかんな~ 反省、反省。。。


さて、今日のテーマは「メタ認知」です。
この言葉、聞いたことがある方も多いかもしれませんが、
もし、初めて聞いたなら、自分の成長にとって重要な概念なので、
私の話を鵜呑みにせず、ぜひググッてみてください。
専門用語的には、「自分が物事を認知している状態を、客観的に認知している状態」
のことだそうですが、平たく言えば、自分を客観視することです。
メタ認知力が高い人は、自己成長しやすいとも言われています。

たとえば、先ほどの例で、
私が「よし、攻撃してやろう」と思って、自覚的にそういう態度を取っていたなら、
その姿勢自体はいかがなものかと思いますが、
自分の意識を理解していて、メタ認知が利いているわけです。

また、自覚的には「攻撃しよう」と思っていないのに、攻撃的だったなら、
それはメタ認知が利いていない。
なので、先ほどの私の例は、メタ認知が利いていない例だと言えます。


ここでは、私自身のメタ認知が働かなかった例を紹介しましたが、
ことさらに、私は自分のメタ認知が劣っているとは思っていませんよ(笑
でも、一方で、自分のことは自分が一番知らない、とは思っています。
私だけではなく、誰しもです。
これは、個人だけでなく、法人もです。自社のことは一番わからない。
だからこそ、そのことに謙虚でいないといけない、と。


さて、、、
メタ認知の本質、この機会に私なりに考えてみました。
その答えは、端的にいうと「自分への客観視」なのですが、
じゃあ、客観視って何かというと、結局「観察」なのではないかなと思います。
この文脈でいうと、自分の発言、態度、表情、心の動き、脳の動きへの観察です。

これ、実は言うのは簡単で、実行するのは、とても難しい。
何を、どう観察したらいいのか、説明できるかと言われると自信がありません。
で、最近思うのは、「興味を持って意識的に見ること、感じること」なのかも、と。


そのヒントは、運動にありました。

筋トレのコーチから、運動メニューをこなしながら、聞かれます。
たとえば「今、お尻の筋肉を使えている感覚ありますか?」とか、
「自分の体に意識を向けてください」とか。
ゴルフのコーチからも、「こんなふうに体を使うイメージです。
これを脳に染み込ませられるといいんですが、感覚的にわかりますか?」とか。

人は、イメージできないことはやってもできないので、まずイメージし、
それを実行するときの自分の意識と動作がどうなっているかを観察する。
これが大切だから、コーチたちは、意識と動作が合うように指導します。

でも、良いコーチがついていないと、闇雲にがんばってしまう人もいるのでしょう。
野球で言えば、がむしゃらに1000回素振りするとか、
陸上で、本当は持久力が必要なのに、筋力トレーニングをがんばるとか。
もっといえば、何も考えず、意識もしないという人もいるかもしれません。


さて、私が筋トレのコーチやゴルフのコーチから意識について聞かれて、
どう感じるかというと、最初はこれがなかなかイメージもできないし、
あるべき通りに体を使えているのかというと、よくわからないのです。
「お尻? 使えているのかな? 何も感じない...」
「体の使い方? 全然イメージできない...」
最初は、これが本音。

でも、体に興味を持ち、意識を向けていくと、段々にわかっていきます。
どうわかるかというと、「こうすると、こうなるんだなー」と。
こういうイメージでこういう体の使い方をすると、めっちゃキツいとか、
なるほど、ボールがまっすぐ飛んだとか。
つまり、頭の意識と体の感覚を観察しているんですよね。


なので、メタ認知を上げるために役立ちそうなこと、
私が今日シェアしたいこととは...
自分を知るヒントは、自分の心の観察も重要なのだけれど、心はわかりにくいから、
まずは自分のカラダの反応を観察するのが「おすすめ」ということ。
会議で、汗をかいた、ムカついて動悸が激しくなった、声が震えた。。。
なんでもいいので、カラダの反応に意識を向けると、
自分の本心が何を感じていたのか、自分を客観視する手助けになります。
ま、これはあくまで私の気づきだから、万人受けはしないかもしれません。
悪しからず。


さ、2021年が終わろうとしています。
メルマガCAYもこれが今年最後です。
あなたの2022年が良い年でありますように!
今年もお付き合いいただき、ありがとうございました!

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来年の話をすると鬼が笑う、ということわざがあります。
将来のことはわからないのだから、
予測できない未来のことを言うと、鬼がバカにして笑う...という意味ですが、
実現できようが、できまいが、未来のことを考えるのは楽しいものです。
今年も1カ月を切り、誰もが来年のことを考えだす時期でもあるので、
進んで鬼を笑わせましょう!

仕事のことも、プライベートのこともあると思いますが、
インターナルコミュニケーションに携わっている方は、
この時期、来年もしくは来年度の計画を作っているかもしれません。
特に、最近は、WEBという媒体をもっと活用していこうという
大きな流れがあるので、戸惑いも多いかもしれません。
お困りのことがあれば、お気軽に質問をお寄せくださいね。

さて、社内広報の計画を立てる際にしばしば起きることで、
注意した方がいいことについて、
3つのポイントを紹介させてください。

  1. 達成課題だけでなく、解決課題も考える
  2. 達成課題は抽象的な表現より具体的表現に
  3. 解決課題は3つの領域からチェックする

具体的に見ていきましょう。

Point 1 達成課題だけでなく、解決課題も考える

第1は、《課題というものの捉え方》についてです。
課題を言語化する際に、達成したいことを書くケースが多いようですが、
解決したいことも言語化した方がいいと思います。
達成したいことというのは、「こうありたい」という理想の状況の表現です。
解決したいことというのは、「それなのに、現状はこうである」という
現実の状況の表現です。

「こうありたい」に「原因」はありませんが、
「それなのに、現状はこうである」を明らかにすると、
今度はその「原因」は何なのかと考えを進めることができます。
原因を捉えることができれば、解決策(コンテンツ)が考えやすくなります。


Point 2 達成課題は抽象的な表現より具体的表現に

第2は、《達成したい課題の言語表現》についてです。
往々にして、「グループ間シナジーを生み出す」とか、
「会社の目指す方向性に共感を生み出す」など、抽象的な表現をしがちです。
それ自体が悪いわけではありませんが、
「シナジー」や「共感」が生まれた状態とはどんな状態なのかを明らかにしないと、
達成できたのかどうか評価できません。
つまり、社員の日常の行動がイメージできるような表現にすることが、
言語化する際のポイントです。


Point 3 解決課題は3つの領域からチェックする

第3は、《解決したい課題の発見のヒント》についてです。
組織の課題にはパターンがあり、課題発見の方法もいくつかあります。
ここでは、「方向性」「関係性」「アイデンティティ」という観点で
課題を発見するヒントを紹介します。

まず「方向性」に関する課題から見てみましょう。
現在の社内は、自社が目指す方向性について、
理解されていない/共感されていない/自分ごとになっていない...
というような状況になっていないでしょうか。

次に「関係性」に関する課題とは、部門間の横の関係、経営層と社員の関係、
部門内の上下関係や仲間との関係、グループ間の関係などに
何かしらの問題がある...という場合です。
縦割りで風通しが悪い、協力しあう雰囲気にない、
信頼関係がないといった状況にある場合は、関係性に問題があるからです。

最後の「アイデンティティ」に関する課題とはどんなものでしょうか。
これは、自分の業務の役割や仕事の価値に対する肯定感が低かったり、
組織の存在価値や強みに希望がない・否定的である...といった状況にある場合です。

どの領域の課題も相互に関わっていて、
組織全体のモチベーションやエンゲージメントとも密接につながっています。
こうした視点で自社を眺めることで、
解決すべき課題を発見しやすくなるのではないでしょうか。


以上3つのポイント、参考になれば幸いです。
私自身は、鬼を笑わせようとけしかけるようなことを書きながら、
計画性があるほうとは言えません(泣)
鬼を笑わせられるように、がんばります!

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先日のNHKクローズアップ現代で、いじめ問題を取り上げていました。
少女は自殺してしまったのに、学校も市の教育委員会も、
いじめがあったことをなかなか認めません。
あまりの腐り方に、怒りが湧いてたまりませんでしたが、
でも、これは日本社会の写し鏡なのかもしれません。


話は飛びますが、田村由美さんの人気コミック「ミステリと言う勿れ」、
私は大好きなのですが、超インテリの主人公「久能整(くのうととのう)」君が、
毎回「僕は常々思ってるんですが...」という言い回しで、
とつとつと持論を語るシーンがあります。

で、ある回でいじめについてこんなことを言うんですね。

~ 僕は常々思ってるんですが...

どうして
いじめられてる方が
逃げなきゃならないんでしょう?

欧米の一部では
いじめてる方を
病んでると判断するそうです

いじめなきゃいられないほど
病んでいる

だから
隔離してカウンセリングを
受けさせて
癒すべきと考える

日本では逆です

いじめられてる子を
なんとかケアしよう
カウンセリングを受けさせよう ~

ね、いいこと言うんですよ、彼!

日本の教育関係者が、いじめている側に目を向けないのは、
NHKクローズアップ現代で取り上げられた学校側の言い分もそうでしたが、
「いじめている子どもにも未来がある」という理屈です。
彼らの未来を台無しにできない、と。
でも、それは言葉の綾であって、誰が聞いてもただの保身。


で、私は常々思ってるんですが...笑

結局、是と非を曖昧にしてきたツケが
日本社会のいろんなところに出ているんじゃないかな、と。

いろいろな場で、大人が、是は是、非は非という態度を取らず、
事を荒立てないことを第一に考えて行動するから、
いじめもなくならない。
コロナも説明されず総括もされない。

大人の代表には、政治家や教育関係者、マスコミがいますが、
彼らが悪いと叫ぶのは簡単で、私たち国民の写し鏡なのだと思います。


日本人が物事を曖昧にする傾向は、いつ頃から始まったのか考えてみたのですが、
正解がわかりません。
ただ、ふと白洲次郎が書いた「プリンシプルのない日本」という
本のタイトルが思い出されました。
ということは、少なくてもGHQと交渉していた時代に、
すでに自分の主義を表明しようとしない国民性であったのかもしれません。

当時のエピソードとして、
サンフランシスコ講和会議に出向いた吉田茂のスピーチ原稿に、
白洲次郎が激怒し、書き直させた話は有名です。Wikiペディアには、

~ 受諾演説の原稿を外務省の役人がGHQの了解を得た上で
GHQに対する美辞麗句を並べかつ英語で書いたことに白洲が激怒
「講和会議というものは、戦勝国の代表と同等の資格で出席できるはず。
その晴れの日の原稿を、相手方と相談した上に、
相手側の言葉で書く馬鹿がどこにいるか!」と一喝、急遽日本語に書き直した。~

とあります。
「プリンシプルのない日本」の中で、白洲次郎は、
「他力本願」「八方美人」「イエスマン」などの言葉で日本を憂いています。
あのカッコいいおじさんに言われると、耳が痛いですね。

でも、最近の日本はプリンシプルを重んじる方向に向かっているのかも?
なぜかといえば、先日の衆議院選挙で、「是々非々」を打ち出した
日本維新の会と国民民主党が躍進しましたからね。

いや、まずは他力本願にならず、私たち自身が
仕事でもプライベートでも、是と非を明確にしたいものです。

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こんにちは、グラスルーツ小野です。
人間は思い込みの生き物だと言われていますが、
思い込みで失敗したこと、ありませんか?
私は、最近、思い込まないように、気をつけないといけないな...
と思っていることがあります。

それは、A社のご担当者の使っている単語と、
B社のご担当者の使っている単語は同じであっても、
その意味するところは異なっている場合が多々あるということ。

たとえば、「WEB社内報」という単語もその一つです。
イントラに紙の社内報のPDFをアップし、
それをWEB社内報と呼んでいる企業もあれば、
イントラ内の1コーナーをそう呼んでいる企業もある。
専用のプラットフォーム(CMS)やクラウドのアプリを使って
社内報サイトを作っている企業もあります。

ひとくちに「WEB社内報」と言っても、各社各様であるわけですから、
こちらの勝手なイメージで解釈してはいけないな、と思う次第です。

何をもって「WEB社内報」と呼ぶかは、
コンテンツの配信方法だけではなく、内容面からも言えることです。


社内のニュースやトピックスを紹介する。
社内の人物や部署を紹介する。
社長のメッセージを紹介する、など、
かなり限定的な内容で社内報を展開している企業もあれば、
社内の「課題」に基づき企画を立てている企業もあります。
断定はできませんが、今日のテーマである「読まれない」という問題は、
前者のケースで生じやすいのではないか、と考えています。


実際、WEB社内報が「読まれない」という悩みはとてもよく耳にします。
紙の社内報と違って、読まれているかどうかが、
数値でわかってしまいますからね。

読まれるコンテンツを作るのは簡単ではありません。
でも、よく考えてみれば、それも無理からぬことです。
たとえば、当社でも経験が浅い若手スタッフの原稿は、
社内チェック段階で簡単には OKになりません。
「情報が整理されていない」「メッセージがわからない」
「おもしろくない」「周りくどい」など、
社内のディレクターからフィードバックを得て、
ブラッシュアップの後、ようやくOKになります。
でも、これは若手だからではありません。
私自身、極力自分の原稿を部下に見てもらい、フィードバックを受けたい方です。
なぜなら書き手は往々にして独りよがりになるとわかっているからです。
(でも、ごめんなさい、メルマガは時間がないので端折っていますが)

読むという行為は、読者の時間をいただく行為なわけですから、
時間をいただくというのは、つくづく大変なことだと感じます。
このメルマガもそうです。
この行までお読みいただくのに時間を使っていただいたわけですが
ここまで読んでいただけたからと言って、
次の1行も読んでいただけるとは限りませんよね。
読者はいつでも読まない選択ができる。
読み物とは、基本、そういうものだと思います。


読まれるにも理由があり、読まれないにも理由があります。
そんなわけで、私たちが社員教育でも使い、
有料セミナーでもお伝えしている重要なエッセンスを、
ぎゅっと凝縮し、無料オンラインセミナーでお伝えします。

テーマ:「読まれるWEB社内報の作り方」(無料)
日時: 11月17日(水)10時~12時

https://www.grassroots.co.jp/LP/web/211117/

なんと、来週です!(ご案内が遅れてすみません!)
ご好評につき、今回もWEB社内報の安心ブランド「solanowa」を
提供されているスカイアーク様とのコラボでお届けします。


本当は「読まれる」ことを目指すのではなく、
組織上の課題や、社員意識面での課題の解決を目指すべきですが、
読まれないことには始まりません。
ご参加を心からお待ちしております。

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今日は、仕事の進め方や人との接触の仕方によって、
ふんわり派」と「パッキリ派」がいる...と仮定して、

人の価値観や、その行動が与える印象について考えてみたいと思います。

書いておきながら、定義づけるのは難しいのですが...。やってみます。
ふんわり派」というのは、関係者との間で、仕事の取り決めなどについて、
少し遊び(曖昧さ)を持たせることで、変化に対応しようとするやり方。
「パッキリ派」というのは、取り決めを含め、意見や要望を明確にし合って、
差が生じてきたら、その差を協議することで、対応しようとするやり方。

こう捉えた時、あなたはどちらのタイプになるでしょう?
私自身は、多分パッキリ派です。
今、これを話題にしているのは、
どちらが良いとか、悪いとかではなく、
どちらも他方から学べると思うからです。

たとえば進行表(案件スケジュール)の作り方。
期間を示すことを大切にする人と、期日を示すことを大切にする人がいます。
期間を示すというのは、ここからここの期間で、これをやるという書き方。
期日を示すというのは、この日がそのワークの締め切りという書き方です。
実際には、その掛け合わせもありますが、
どちらの思考がより強いか、そこにその人らしさが出ます。

以前、期間でスケジュール表を作るある人とこの話をしていたら、
なぜ期間を示す方が好きなのか、理由を話してくれました。
それは、この期間のどこで終わらせるか、その時の状況で判断したいから、
なのだそうです。
相手がいて、頼み事をする場合も、日付を明瞭にするよりも、
「この辺りまでにお願いしたい」と頼む方が言いやすいそうです。
事実上、その期間の最終日が締め切り日なわけですが、
そこにフォーカスしないのは、
お互いのために、フレキシビリティを残しておきたいということなのでしょう。

私自身は期間ではなく、日付のみならず時間まで決めたい方です(笑)
たとえば、時間的余裕が少ない案件で、資料や素材をいただく場合、
10時にいただくのと、17時にいただくのとでは、状況が変わってきます。
フレキシビリティは必要ですが、調整をし直すためにも、
なるべく時間の情報は明確にしたいです。
まあ、そうは言っても、いただく時は明瞭にし、お出しする時は曖昧気味に...
などということも、時にはありますが(汗)

つまり、話を戻すと、この例では進行表に期間を示す人はふんわり派。
期日を示す人はパッキリ派ということになります。

では、「ふんわり派」と「パッキリ派」の境目に何があるのかというと、
私の推測では、「強引さ」や「思いやり」に対する感覚の差ではないか、と。
言い換えると、「こうするのは強引だ」「こうしないのは思いやりがない」という
目盛りが両者の間では異なっているのではないか、ということです。

だから、誰かに急ぎのお願いをする時に、
ふんわり派は時間を提示することは一方的で強引だと思い、
「なるべく急いでお願いしたいのですが、どのくらいかかりますか」と言い、
パッキリ派は時間がはっきりする方がお互いに気を揉まなくて良いと思い、
「急いでいるので、可能なら◯時ぐらいまでにお願いできませんか」
と言う。

つまり、ふんわり派は下手に出て事を運ぶ方が、円満に進められると考えており、
パッキリ派は明快かつ対等な関係で事を運ぶ方が、円満に進められると思っている。
あくまで推測ですが、そんなような思考・行動の違いが両者の間にある気がします。

パッキリ派の私は、パッキリしている方が好きですが、
でも、ふんわりにはパッキリにはない効能があります。
なので、ふんわりスキルも身につけられたらいいなと思います。

ふんわり派のスキルといえば、下手に出ること。
実は、こちらから下手に出るという行動は、相手の行動に影響を与えるようです。

たとえば、お願いごとを巡って、ハーバード大学のエレン・ランガー教授が、
こんな面白い実験結果を得ています。
コピー機に並ぶ列に割り込むために、3通りの言い回しで相手の反応を比べました。

第1は、理由を述べず「すみません、5枚なんですけど、先に取らせてください」
とだけ言うもの。
割り込める確率は60%でした。
第2は、「すみません、5枚なんですけど、とても急いでいるので、
先に取らせてください」と、事情があることを理由として伝えた場合、
成功率は、94%でした。 興味深いのは、第3の反応です。「すみません、5枚なんですけど、
コピーをしないといけないので、先に取らせてください」と、
理由とも言えない理由らしきものを言ったら、どうなったか。
なんと93%が割り込ませてもらえたそうです。

英語だから、第2、第3は「Because...」というフレーズがあったのでしょう。
人は、その理由が何であれ、理由を言おうとしている相手の態度を、
下手に出たものと受け止め、
「それなら聞いてやろう」と本能的に反応するもののようです。
反対に、理由を述べられないと、上から目線だと反発を感じるようです。
言われてみると、私も理由は述べるようにしている気がしますので、
もしかしたら、パッキリ派とふんわり派のミックスなのかもしれません(笑
ただ、社内報などの原稿依頼では、下手に出て頼むという作戦は、
やりすぎない方がいいというのが私の考えです。
「お忙しいのに、ご迷惑をおかけして申し訳ありません」とお願いしがちですが、
これでは、相手は悪いことに巻き込まれているような気持ちになるからです。
「重要な事だから協力してほしい、ぜひ貢献してください」
と言われた方が気分がいいですよね。

ついに11月に突入し、コロナ、落ち着いてきましたね。
まだ気を抜かず、でも元気に大らかに過ごしましょう!

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前回のNHK大河ドラマ「青天を衝け」を見ていたら、
「銀行」という言葉の語源を教えてくれる一幕がありました。

今でこそ、誰もが知っている「銀行」という言葉ですが、
明治時代に作られた言葉なんですね。
発端は、「National Bank」をどう呼ぶかでした。

物の名前の付け方は、その対象物をどう捉えるかで変わります。
両替をする所だから「両替商」、
為替を取り扱う所だから「為替会社」、
金子(きんす)のことを行う所だから「金行」などの案を経て、
最終的には「銀行」と名付けられたようです。
少なくても、最初の2案より、
「銀行」の方が新しさと広がりが感じられます。
それどころか、もし「両替商」という名前だったら、
お金を貸したり、預けたりする機関だというイメージは持てなかったでしょう。


物事の概念にどのような名前をつけるかも重要ですが、
物事をどのようなものと捉え、どんな言葉で説明するかも同じように重要です。
こんなエピソードを目にしました。

ハーバードビジネススクールのジェフリー・ジョーンズ教授によると、
「カップヌードル」がアメリカで最初にデビューした当時、
アメリカ人は麺を食べる習慣がないことから、
麺の長さも短くし、「具の多いスープ」という概念で売り出したそうです。
もし、「麺」と打ち出していたら、受け入れられたかわかりません。

また、コピーライターの阿部広太郎氏によると、
「明太子」が「タラの卵」としてアメリカに紹介された頃、
最初は気持ち悪がられ、さっぱり売れなかったそうですが、
「博多スパイシーキャビア」として売り出したらヒットしたそうです。

恐るべし、言葉のチカラ!
人は、言葉のイメージに左右されてしまう生き物なのですね。
あ、タイトルの答え、「 _ _ _ _ 」に入るのは「イメージ」です。


さて、ここからが本題です。
私たちの仕事自体を表す言葉にも目を向けてみました。
いろいろな表現があります。

広報部門に属していらっしゃる方ならご存知の通り、
「広報」という概念は、戦後、GHQから入ってきたもので、
英語の「Public Relations(PR)」に充てられた日本語です。
読んで字の如く、社会との関係を良くするための活動を意味しています。
日本で「広報」という文字を充てたのは、関係を良くするには、
知ってもらい理解してもらうことが先決、つまり周知活動だと捉えたためでしょう。

周知だけでなく、双方向の活動と捉えている自治体などでは、
「広報・広聴」という言葉を使っているところもありますね。
「広報」という言葉を生み出した日本と異なり、
中国では英語の意味に近い「公衆関係」「公共関係」という文字を充てました。
直訳すぎるといえば、直訳すぎな感じもしますが、
「広報部」と言うのと、「公衆関係部」と言うのとでは、
その部で働く人の仕事の捉え方が変わる気がします。


では、私たちが専門とする組織内部のコミュニケーションを良くする活動は、
どう呼ばれているかというと...?
「社内広報」と呼ばれたり、
「エンプロイー・リレーションズ」と呼ばれたり、
「インターナル・コミュニケーションズ」と呼ばれたりしています。
でも、カタカナ英語はどちらにしても、長い!ですよね。
それに、「コミュニケーション」も辞書的には、
伝達、連絡、通信、意思疎通という意味ですが、
「コミュニケーション」をどう捉えるかによって、仕事のイメージは変わってきます。
だからこそ、言葉のイメージに縛られて、自分の仕事を捉えてはいけないな、と、
そんなことを考える今日この頃です。


言葉によって伝わる内容やそのイメージが変わるのは、
業務の名称だけではありません。
だからこそ、使う言葉には注意を払わないと、誤解が広がってしまいます。
しかし、誤解よりも悲しいのは、誰も興味を示してくれないこと。

一生懸命苦労して、社内報やWEB社内報を作っているのに、
タイトルが原因で「読んでもらえない」としたら...?

さて、来週10月27日(水)の午前中、
「読まれるWEB社内報」をテーマにオンラインで無料セミナーを開きます。
まだ、若干お席が残っています。
詳細をご覧いただき、ご都合がつきましたら、ぜひ覗いてみてください。
https://www.grassroots.co.jp/LP/web/211027/

さて、政治家の皆さんは「分配、分配」と言っています。
同じ言葉なのに、きっと意味は違うことでしょう(笑
言葉のイメージというのは、本当にクセものですね。

今日も素敵な1日でありますように!

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ご存知の方も多いかと思いますが、
先週、品川駅港南口へのコンコースに表示された
「今日の仕事は楽しみですか」という広告がネットで物議を醸し、
結論から言うと、広告主により取り下げられました。
「上から目線で言われたくない」
「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」
「品川駅、社畜回廊」
「つらくても頑張っている人を傷つける言葉だ」

眞子様のご結婚への反対もそうですが、
ネット社会の現代は、誰もが意見を言える時代です。
それは良いことである反面、
バッシングされるかもしれないと思うと、
メルマガを書くのにもちょっとおじけづきます。
でも、勇気を出して、書くぞ~


何かを発信するということは、メッセージありきです。
「押し付けがましくならないように」という気持ちで書いてはいても、
万人ウケする内容などありませんからね。
だからこそ、自分とは違う考え方や感じ方の人がいることを想像すること。
その重要性を改めて認識しました。

「今日の仕事は楽しみですか?」というコピーを見ても、私は反発を感じません。
もちろん、365日ポジティブに楽しんでいると言ったらウソですけど(笑)
自分はマイノリティかも、と思った次第です。


バッシングや炎上で、自死する人まで出ている昨今、
何は良くて、何は悪いのか、とても気になります。

意見や批判、非難をすることは、表現の自由で認められています。
表現の自由には「感情」を表現することも含まれていますので、
「これ、キライ」と大きな声で言っても法律的には許される(多分)。

でも、誹謗中傷となると、そうは行きません。違法行為として罰せられます。
この機会に、誹謗中傷の意味をデジタル大辞泉で確認してみました。
「根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけること」。
バッシングは、ウィキペディアによると、
「個人・団体の行為に対する過剰または根拠のない非難を指す外来語」です。
ということは、誹謗中傷の概念を含むのかもしれません。

法律的には表現の自由の範囲であったとしても、道義的問題もあります。
たとえば、子どもたちが大勢で、クラスの誰か一人を
論理的に批判し続けたらどうなるか?
表現の自由で片付けていいのかという話になります。


さて、先ほどの品川駅の広告への反応に話を戻すと、
何かモヤモヤとした複雑な気持ちになります。

多くの人は、怒りに近い正義感で発言しているのだと思いますが、
そこに高揚感が混ざっているように見える人たちもいます。
どことなく、大勢で、「この企業はけしからん」と意思表示し、
言葉の力でやり込めることは、気持ちのいいことなのかもしれません。
言葉の力で傷つけられたから、
言葉の力で反発するというのはわからないではありませんが、
それだけに止まらない心理的な何かが働いているのかな?と。


ところで、「キャンセルカルチャー」という言葉をご存知ですか?
私は、今回、初めて知りました。
特定の個人や企業の発言や表現などを理由に、社会的に糾弾し、
制裁的な意味合いで、排除・追放したり、ボイコットしようとする運動のことです。

品川駅の広告で起きた動きも、広告主は謝罪したわけですし、
一種のキャンセルカルチャーだと言えそうです。
調べてみると、ナイキのCMやマルちゃん製麺のプロモーション漫画でも、
抗議(攻撃?)が起きたようですね。

「これにより自分は傷付けられている!」
「これは見過ごしてはいけない!」
だから声を上げる。声を上げることは、悪いことだとは思いません。
むしろ積極的に言えば、良いことの場合も多いです。

だけど、どのくらいの人が不快に感じたのかは実のところわかりません。
声の大きさは、声の数と同じではない。
声の真意もわからない。
本当に抗議として出された声もあれば、
高揚感を満たしたくて出された声もあるかもしれない。

国際政治学者の三浦瑠麗さんは、
「プレジデント・オンライン」の中で、キャンセルカルチャーについて、
「人権運動だから、環境保護だから、100%正しい目的のためにやっているのだから、
という理屈を唱える人はいるだろう。実はこの考え方が一番危険だ」と指摘しています。
「自分の側が正義だと思えば、自分の醜さや悪意に気づかずに、
あるいはそれに向き合うことなく、相手に人差し指を突きつけることができるから」と。


ネットの声、あなたはどう眺めていますか?
10月ももう後半。元気に参りましょう!

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タイトルの話題の前に、まずは当社からのお知らせです。

来週9月29日(水)10時から社内報のご担当者向けに
オンラインセミナー(無料!)を開催します。
ーーーーーーーー
社内報のレベルアップ~3つのポイント(無料/ZOOM)
すぐに役立つヒントもお教えします
https://www.grassroots.co.jp/seminar/2021/09/shanaiho_beginner.html
ーーーーーーーー
社内報をより良いものにしたいご担当者はもとより、
9月に着任したばかりの方にもぜひ聴いていただきたい内容です。
なぜなら、ハウツーを学べるセミナーは他にもありますが、
大切な考え方を学べるセミナーは多くないからです。

このセミナーは、当社の広報活動+ブランディング活動として行うため、
有料セミナーのエッセンスをギュッと凝縮した内容でお届けします
営業セミナーではないので、かなりお得な内容だと思います。
ナビゲーターは、先日、社内報アワードで担当クライアントの作品が
ゴールド賞を受賞したディレクターの久保田真実。
少人数が前提です。ぜひお気軽にご参加ください。

...と、ちょっとプロモーションさせていただきました。

というのは、恥ずかしながら、第1回なのに、ご案内が遅れてしまった!
1週間前にメルマガで「初」告知って、ひどいですよね。
ごめんなさーい! これ、全部私の責任。だから、こうして書いております。
でも、今後、定期的に無料セミナーもやりたいねと社内では話しているので、
今回参加できなくても、もしご興味があれば、個別にメールくださいね~


宣伝は以上です。
さて、本題。最近考えたことをシェアさせてください。


コロナ時代に突入してから、しばしば思うことは、
今日のタイトルにあるデータは重要だということ。
と、同時に、データに強くないと、「やられっぱなし」になる、
「自らがどうあるべきかを決められない」ということです。

というのは、マスコミの報道や各知事の会見を見ていると、
いったいどのデータから何を思ってこれを言っているのか、とか
なぜ、このデータなんだろうかなど、しばしば違和感を覚えたからです。
(まず単純に、なぜ今も重症者数ではなく、感染者数が基本なのかな、とか)

で、そんな違和感を覚えたのは、多分私だけではなく、
このメルマガを読んでいる皆さんの中にも
同じような思いを持った方は、きっとおられると思います。

マスコミには煽りたい思惑があるかと思いますが、各知事はどうでしょう?
どの知事にも、ご自分で主体的にデータを理解して、
メッセージを出してほしいですが、「専門家」頼みにも見えてしまいます。
そんな中、ご自分の意思を感じたのは奈良県知事。
奈良県の荒井知事は、9月7日の会見で「(宣言は)効果がない」として、
飲食店への営業時間短縮の要請も実施しない意向を示しました。

そうなんです。結局、因果関係について、
まったく何の根拠も説明もされていない中での緊急事態宣言。
飲食業界はもとより、国民が腹落ちしないのも、仕方ないですよね。


入り口の話が長くなりましたが、これは仕事でも同じだな、と。
今月15日、当社では「読まれるWEB社内報」をテーマに
「solanowa」を提供するスカイアーク様とコラボし、
セミナーを開催したのですが、
「WEB社内報は(印刷社内報より)読まれない」は
各社の共通の悩みに見えました。

ですが、「WEB社内報は読まれない」は本当でしょうか?
「読まれている」と思えるには、どんなデータが得られれば良いのでしょうか?
印刷社内報が、WEB社内報に代ると、
印刷社内報ではわからなかった社員(読者)の本音がすぐに数字に現れます。
「読まれない」という現実は、もしかしたら「WEBだから」ではなく、
「おもしろくないから」かもしれません。
なのに、読まれないのは、「WEBだから」と考えてしまうとしたら、
それは、なんだかおかしい気がします。

セミナーでは、こんな2つのグラフを見せました。
月に5回更新している例として、A社は、
5回訪問者15%、4回25%、3回15%、2回15%、1回20%、0回10%。
B社は、5回訪問者5%、4回10%、3回15%、2回40%、1回20%、0回10%。
一見すると、A社の方が良いように思うし、実際活性度としては、
そうなのですが、しかし、AもBも、両方とも9割が月1回以上の訪問を得、
7割が月2回以上の訪問を得ている...という意味では同じです。
もし、これでPVも近ければ、成果としてはほぼ同じだということになります。

中学生の頃、数学の意味をどれだけ理解していたかと言われると、
理解できていなかったかもしれませんが、
今考えてみると、数字の意味を自分で見出せるというのは、
とても重要だと思います。

今日は連休の谷間ですね。
読んでいただき、ありがとうございました!
あ、最初にご案内したセミナーも、よろしくお願いします。
https://www.grassroots.co.jp/seminar/2021/09/shanaiho_beginner.html

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リモートワークも日常になり、コミュニケーションのあり方も、

徐々にスタイルが確立されてきたのではないでしょうか。
そんな中で、雑談のあり方は、どんなふうになっていますか?

雑談への捉え方は、コロナ前でも二手に分かれていたような気がします。
一つは、自分のペースを乱されて、集中できない「無駄な時間」という捉え方。
もう一つは、誰かと親しくなったり、刺激を受けたり、化学反応が起きる、
「プラスの時間」という捉え方。
さらに、3つ目を挙げるなら、両方感じるという人もいるでしょう。


私自身は、2つ目の「プラスの時間」という捉え方をしています。
その第1の意味は、部下と関係を育む時間と捉えているのだと思います。
まず、雑談である/ないに関わらず、
話しかけやすいとか、話しかけると聞いてくれるとか、
上に立つ自分はそうありたいので、雑談によって邪魔された
という見方をするような自分でありたくないですし、
言い換えれば、雑談する時間は関係を育む時間だと思っています。

加えて、雑談はクリエイティブの温床であり、
成長の温床だと思っている、というのもあります。
雑談は、余白という意味での「あそび」の部分。
1日が、きっちり息の詰まるような時間ばかりだったら、
新しい発想なんて生まれてこないと思っています。
人って、他の人の発した言葉や取った動作などから、
たくさん学習しています。
出勤している日ほど、たくさん雑談をした方がいい、
そんなふうに考えています。

でも、これは、忙しい時に雑談したら、キラーンと発想が湧いてきた...
という体験があればこそ。そういった体験がなかったら、
やっぱり「この忙しい時に雑談? 意味わかんなーい」と思っているでしょう。

雑談派の私が、雑談のメリットを列挙すると、
なーんか、押しつけがましいですよね。
でも、ひるまずにやってしまいますよ! お付き合いください(笑

あ、でも、その前に、そもそも「職場での雑談」ってなに?
という話があります。
世の中には「目的を設定しないおしゃべり」という捉え方もありますが、
ここでは「無目的に自分らしさを出し、普段着で本音を出し合うおしゃべり」と
捉えることにします。

そうだとして、そのメリットは何か?

自分らしく話し、相手のその人らしさに触れることができる結果、
・距離が縮まり、人間関係が良くなる(知識ひけらかし系でない限り)。
・相手が喜ぶことがわかり、機会があったら、相手のためにできることをしたくなる。
・気軽に思いつきを話せる関係となる結果、実行したいアイデアも話せる。
・自分が知らない相手の知識について「教えて」と言えて、学べる。
・本音を話すことで、自分の中の閉塞感を手放せ、ストレスが減る。
・近い環境にあることから、孤独にならず、仲間意識が持てる。

まあ、そんな感じでしょうか。


当社は、大企業の課とかグループぐらいの人数で、
毎日、定例ミーティングを行っています。
で、始まりは、その日の健康状態と仕事とはまったく関係のない雑談です。
毎回、進行役がお題を出します。
それは、言ってみればどうでもいいことだらけ。たとえば...
・高校時代に戻って、部活をやるなら、何をしたいか?
・子ども時代の自由研究で何をしたか?
・涼しくなってきたらか、始めたいことややりたいことは?
使っている時間は毎回15分ぐらいでしょうか。
日によっては、業務連絡がなく、雑談で盛り上がって終わりという日も(笑

しかし、毎日、一言でもそういう言葉を発すると、
お互いに、その人らしさがわかるようになりますし、
会社でプライベートの話もしていいのだという暗黙の合意が生まれてきます。
と、同時に、一見すると非生産的な時間であっても、
それを大切にする会社なんだという価値観も共有できます。

雑談の良い点ばかり、書いてしまいました。
いつかは雑談の注意点も書かないといけませんね。
なぜなら、私は時々ひんしゅくを買っているから(泣笑

さ、涼しくなってきました。
気温の変化に注意して、元気に参りましょう! ありがとうございました。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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