ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

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今日のメルマガは、私にとっては社長の立場でお送りする最後の号になります。
と言っても、取締役としてもう1年間は常勤で在籍していますので、
メルマガ自体が最終回という訳ではありません。
とはいえ、ケジメはケジメです。
今日まで当社をお引き立ていただき、代表者として心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

さて、昨晩、私は、「今、自分はアーク(Arc)を閉じようとしているのだな」と実感しました。
アークって?と思われると思いますので、
まずは、少しだけ私が学んだアークの話を紹介させてください。
アーク(Arc)というのは、「孤」のことですが、物語の区切りというような意味でもあります。


12年ほど前にリーダーシップを学ぶため、あるワークグループに参加していました。
1年がかりの体験学習で、延べ22日間にわたり御殿場の合宿所で過ごしました。
そのときに学んだことの一つに、
「リーダーはアーク(Arc)を閉じなくてはならない」というものがありました。


物事や対話、あるいは体験などについて、未完了のまま放置したりせず、
意識的に完了させることが大切だという考え方だったと記憶しています。

誤解がないように補足すると、「アークを閉じる」というのは、
ただ単にタスクを終えるということではありません。
コミュニケーションや関係性、あるいはプロセスそのものについて、
リーダーがちゃんとピリオドを打つことの大切さを説くものです。


私たちは日々、身近な他愛もない会話や、少し大きめのプロジェクトを開始します。
でも、ともすると、それらを明確に終えないまま次の対象へ向かってしまう経験、
誰にでもあるのではないでしょうか。
この中途半端な「未完了」の状態は人や組織、人間関係のエネルギーを奪い、停滞をもたらすので、
だからこそリーダーはそうならないように、閉じるべきときがきたら、アークを閉じよ、
それがこの「アークを閉じる」のコアなコンセプトだと思います。
かくいう私も、三、四十代の頃、自分の興味から始めたプロジェクトなのに、
そのうちに熱が冷め、社員から「アレはどうなったのか?」と問われ、
しばしばお詫びしたものです。

また、プロジェクトのような大きなことではなくても、
たとえば会議。
さっきの話題はどこで立ち消えたのかな?というようなことは、
多くの人が体験しているはずです。

開いたアークを、意図的に完了させることで、消化不良や不完全燃焼が解消でき、
周りのみんなが次のステップに向かって、気持ちを切り替えることができます。
そして、この「アークを閉じる」は単なるしゃんしゃん的な儀式ではなく、
ちゃんと完了させるための対話をするなど、締めらしい締めがあるからこそ、
関わった人たちのアークも閉じていくのだと思います。
そんな学びを思い出しながら、「今、私はアークを閉じようとしているのだな」と実感した次第です。
だとしたら、社員に対しても、けじめのメッセージを送るべきですよね。
やっておこーっと。


さて、自分が始めたアークを自分で閉じようとする中で、いろいろな自問が湧いてきました。

私は、社長であろうとなかろうと、自分の素直な好奇心に従って、生きてきただろうか? とか、
反対に、自己中心的な基準ではなく、責任者として責任逃れをせずに行動してきただろうか、とか、
自分が信じることに対し、偽りなく行動してきただろうか、とか、
ずっとチャレンジできていただろうか、とか、
自己欺瞞や二枚舌に陥ることはなかっただろうか、とか、
臭いものに蓋をして、やり過ごしてきたことはなかっただろうか、とかとか。。。


そう問いかけてみると、ほぼほぼイエスと胸を張れます(笑)
逆に言うと、胸を張れそうなことに限って自問しているのかもしれませんが(大笑)
私は自分に100点はあげない主義(それだと自分の伸び代がなくなる気がするから)ですが、
でも、まあ70点ぐらいは与えても良いかな。


人生のアークも、日々のアークも、閉じたり、開いたりするものです。
社長のアークを閉じたからといって、好奇心まで閉じる必要はありませんし。
そんな心持ちで、来年の3月末まで自分にできることを精一杯考えながら過ごして参ります。
明日から、経営のバトンを岡崎に引き継ぎます。
新体制のグラスルーツも引き続きよろしくお願いいたします。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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