ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

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昨日、社内で、コンテンツの企画をテーマとした
広報部門向け研修会のデモ兼テストを行ったのですが、
読み手の心理を探求するセクションで、こんなワークをしてもらいました。

Q あなたが仕事をしていて気持ちが上がるのは、どんなときか?
  反対に下がるのは、どんなときか?
人の欲求とモチベーションについて紐解くための一コマです。

テストに付き合ってくれた若手社員のKさんは、
自分が一生懸命考えたことに対してダメ出しされた理由に納得がいかないときに
気持ちが下がると話してくれました。

実は、この問いかけはさまざまなセミナーの場でしているのですが、
Kさんのように答える方は少なくありません。
私はその回答に興味があったので、本来なら突っ込んで聞きたかったのですが、
場の目的からズレてしまうので、そのままスルーしました。
彼に尋ねたかったのは、納得できないときに、どうするか、です。


実は、昨年からの採用面接で、自分が周りの人と違う意見であるときや、
これはおかしいと思ったときなどに、
発言するかを尋ねるのですが、
場が気まずくなりそうだったり、話が面倒なことになりそうなら言わない
と答える人が圧倒的に多い印象です。
人間関係やコミュニケーションでの振る舞いの基準が「波風」であるようです。
優秀そうに見えた20代の男性に、
「では、仮に侮辱されたとしたら、どうします? 飲み込みますか?」
と聞いたら、やはり飲み込むという回答でした。


当社では、意見を述べることを波風が立つことだとは考えていないので、
むしろ意見を言う人を採りたいし、
今までは発言してこなかったけれど、しても良いならしたい人を採りたいです。


意見を述べることや議論することを、なぜ多くの人が「波風」だと思うのでしょうか。
面倒な人、空気を読まない人と思われたくない。
そんな心理が人を貝にしてしまうのかもしれませんね。
でも、せっかくの意見を場に出さないなんて、もったいないなぁ。


納得ができない場合も、多くの人はそれを飲み込むのでしょう。
この場合、単に波風だけが飲み込む理由ではなく、
それを言えない/言わないのは、相手にアタマに来ているからでもあるのでしょう。
感情的になりそうなときに、人はそれを出さないようにコントロールしますよね。
それ自体は、むしろ大人な対応と言っても良いと思いますが、
本当は納得できない対象は相手ではなく、却下された理由のはず。
その理由をきちんと聞く。どういう説明がほしいのかを言う。
普通のコミュニケーションとして、相手を責めずに話すことは可能なはずだと信じたいです。


だから、どうした?という話であるのを承知で、私の考えを書きますと...
思っていることがあるのに、飲み込む方が、腹に一物あるようで、
健康的ではない気がしますし、その状態に陥ったら生理的に気持ちが悪いです。
あ、これは生理的なものだから「考え」ではありませんね笑
そして、その気持ちの悪さは価値観からくるものだと思うので、
何が正しいというのもない。
ただ、私がそういう人間だというだけのことです。
私にとっては、価値観であり、美意識であり、オーバーに言えば生き方なのですが。
あれ、そう考えると、これはやっぱり「考え」だと言ってもいいのかしら?
いえ、もちろん私だって、意見を言うタイミングを察ることもありますし、
思っていることは常に言うというわけではありません。
でも、前提として、波風だとは思っていないわけです。


日本人が大切にしてきた「和」というのが、調和の和なのだとしたら、
波風を立てないことは、必ずしも調和をもたらしているとは言えません。
というのは、調和というのは、意見の違いがあっても、
お互いを尊重しながら、より良い方向を一緒に探すことだと思うからです。
違和感があるときに、違和感があると述べる。
納得ができないときに、納得できないと述べる。
その先に調和があるような気がします。

なーんて書きながら、なんだかもっともらしそうに書いているだけじゃん、
という気持ちになってきました。
期末のせいか慌ただしい今日この頃であることを言い訳に、
乱筆乱文で失礼いたします。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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