ターゲットニーズの手がかりはどこに?
こんにちは、オノです。
さて、本日も引き続きターゲット研究の話になりますが、今回はアクセスログ解析の話でもあります。すでにその必要性を認識されている方にとっては、あまり参考にならないかもしれませんが、もしアクセスログ解析という言葉に親しみが持てないために、これまでに取り組んだことがないという場合には、少しは参考になるかもしれません。
ターゲットユーザが定まっていたら、次に気になるのは、当然、彼らのニーズだと思います。一口にニーズといっても、ニーズを捉える切り口も、ニーズを探る方法もいろいろありますが、手がかりの一つとなるのがアクセスログ解析です。
アクセスログ解析によっていろいろなことがわかりますが、中でも重要なのは、どのようなキーワードで検索されてサイトに来ているのか、です。あなたの会社の社名や商品名等の固有名詞で検索されているケースが多い場合は、サイト訪問者におけるブランド浸透度はかなり高いといえます。
しかし、反対に、これだけではターゲットユーザの期待値は掴みきれません。来訪者の中には、本来のターゲットユーザではない、御社を訪問するために地図を探している人やIR情報を求めて来た人たちなども含まれているからです。
一方で、業種名や商品/サービスカテゴリーで検索されている場合は、何か求めるものがあって取られた行動だと言えます。
たとえば、あなたの会社が「無添加の」「冷凍食品を」「宅配」している会社だったとします。どんな検索キーワードが使われているかを調べることによって、訴求できていること/できていないこともわかれば、3つの特徴のうち、どんなことに対してより期待されているかも推測できるはずです。
【今日の問いかけ】
アクセスログは宝の山。分析をないがしろにしていませんか