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社長の脳みそ整理mono-log モノログ

こんにちは。

先週ふとビジネスブログランキング100選」を見に行ったら、なんとこのサイトが10位圏内に入っていました。日頃ご覧いただき、下のリンクをクリックしてくださっている皆様、ありがとうございます。これからも一喜一憂せずに、書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。

さて、今日は「編集とは?」について書きます。書こうと思ったきっかけは、次のようなご相談が多いからです。

「企画は当社でして、記事は支給します。御社の力で、今以上に読まれるようにできますか?」

「記事は支給します」という部分が、場合によっては「記事『素材』は支給します」というように変わることはありますが、趣旨としては同じです。私たちはこのように言われると、相手がいう「御社の力で」はすなわち「御社の『編集』の力で」という意味であろうと解釈するのですが、さて、この場合の「編集の力」とは何でしょうか。相手にとっての意味から考えてみました。大きく分けると、次の2つではないかと思っています。

(1)元の素材を膨らませる力
(2)わかりやすく伝える力

専門的に言っても、編集の力の一部として、上記の2点があるのは事実です。しかし、ここで私たちプロの意識と噛み合わない問題が1点あります。それは、本来、編集と企画は一体のものであるのに、そうは思っていただけていないという点です。

記事素材を支給されたなら、わかりやすく伝える工夫はできます。でも、それは、例えていうなら、家のレイアウトが決まっている中で部屋のカーテンの柄についてどうこう言うのと同じなのです。
でも、本来は、「住みやすい家とは?」について一緒に考えるからこそレイアウトがどうあるべきか、インテリアがどうあるべきかを言えるのです。

つまり、編集とは、家で言えば「設計」です。言い換えれば「企画」と表裏一体のものなのです。その点について、まだまだご理解いただけていません。が、それはただ単に「そんなことも頼んでいいのだ」というご理解が得られていないからだと思います。

てなわけで、ご理解いただく努力、しないといけません。


「企画は当社でして、記事は支給します。御社の力で、今以上に読まれるようにできますか?」というご相談、歓迎します。まずはスタート地点に立ち、そのうえで「え? そんなことも頼んでいいの?」と思っていただく、それが正しい順序だと思うからです。

「編集ってなんだろう?」
奥深い哲学的な問いだと思います。

今日も読んでくださって、ありがとうございます! どうぞ良い1週間を!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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