ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の創業者・オノのブログです

ブログ

オノの脳みそ整理mono-log モノログ

「意図 × 偶然」のおもしろさ

無題 - 2026年9月11日 10.03.08 (1).png

先々週の月曜日から木曜日まで、軽井沢で夏休みを過ごしました。

第1目的は、ゴルフスクールのラウンドなのですが、
そのほかは現地で暮らす旧友に会ったり、
一人時間を過ごしたり、兼ねてからやりたかった染色を体験したりしました。

その中でも、私に「発見」をもたらしてくれたのは、染色でした。
今回チャレンジしたのは、Tシャツへの「藍染め」です。
何が新鮮だったかというと、染色というのは、
「意図」×「偶然」
この掛け合わせだと知ったからです。

一応、なぜそう思ったのか、状況を説明させてください。
染色にもいろいろな技法があるのですが、
私が試したのは、雑巾を絞るようにして絞った状態をつくり、
そのまま染色液に漬けるというもの。
そうすることによって、縦縞ができることは分かっているのですが、
どのように縞が入るかは、布地を広げてみないと分かりません。
1回目。
色が着いたところもあれば、着かずに白いままのところもあります。
2回目。白いところに色を入れたいけれど、絞り方によって、どうなるか。
言われるままに3回ほど作業を繰り返しました。そんなこんなで、
なるほど!「意図」×「偶然」というのは、こんなに楽しいのか!
と思い知りました。


なぜ、これがこんなにも新鮮だったかといえば、
ビジネスでは「再現できること」に価値があるとされやすいからです。
でも、目の前のTシャツへの染色。
2度と同じようなものはつくれません。
しかも、ある程度、意図が満たされています。
そう思うと、染め上がったTシャツが尊いものに思えてきました。


今回の染色の例は、意図から偶然が引き起こされた例でしたが、
実はこれ、研究でも立証されています。
スタンフォード大学のジョン・クランボルツ教授が提唱した
「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」では、
意図的な行動が偶然を引き寄せるとされています。
また、個人のキャリアの8割は、予期しない偶然の出来事によって形成されるそうです。

確かに、40年以上も前に、私が意図を持ってクリエイティブ系の学校に通った結果、
偶然にも職を得ることができました。
意図が生み出した偶然だったと言えます。


反対に、偶然から意図が生み出されることもありますよね。
散歩をしていて、ふと閃いたり。
何らかの視覚情報が連想を引き起こしてアイデアが生まれてくるような気がします。
でも、効率性ばかりに目を向けると、偶然という宝物は手に入らないのかも。
無駄や寄り道、急がば回れ的な行動にセレンディピティの女神が微笑むのでしょう。

意図から偶然を、
偶然から意図を、という2つの方向を意識すると、
思わぬ成果が生まれるのかもしれませんね。


ついに9月に突入してしまいました。
今年もわずかだと思うと焦りますが、
11年ぶりとなる5連休のシルバーウィークも控えています。
無駄や寄り道を楽しみながら、残暑を乗り越えたいものですね。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

社長メッセージを見る >>

これまでの記事

視点発見の旅
メルマガ【開-CAY】お申し込み

ご一緒に「視点発見の旅」へ!
メルマガは「開-CAY」で届きます

詳細を見る >>

「個人情報の取り扱いについて」

▲このページのトップへ