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ミーティングを変える = 組織を変える

ミーティングを変える=組織を変える

おはようございます!
週末は雪が降るかと思い、土曜日に日曜日の食料品も買いだめしたのですが、なんのことはない、暖かな日曜日でしたね。


さて、今日は「定例ミーティング」をテーマに考えます。ドーパミンが出るまでには至らなくても、あなたが今日参加する予定のミーティングに対して、この記事を通じて独自の「問い」を見つけていただけたら幸いです。


たとえば、、、、
当社では、月曜日の朝、定例のミーティングを行っています。名前は特にありません。「定例」などと呼んでいる気がします。もうひとつ、木曜日の昼にランチタイムのミーティングがあります。こちらの名前は「ウキウキランチ」です。


なぜ、今これを書いているかというと、当社のこのミーティングが素晴らしくて自慢したいからではなく、むしろどういう定例ミーティングだと参加する誰にとっても有益か、ということを皆さんとともに考えたいからです。というのは、当社に限らず、多くの企業において、「定例ミーティング」は回を重ねれば重ねるほど、目的が形骸化し、開催自体が目的になりがちです。これは多分、朝礼なども同様なのではないでしょうか。


当社でも改善すべき点はいたるところにあります。たとえば、先ほど紹介した月曜の定例ミーティングのルーツを紐解くと、その昔、社内の動きを理解したいし、共有したい...という誰かの意見があって、そこから始まりました。それ自体はとても良かったのですが、長年繰り返すうちに、段々と1週間のスケジュールを共有することが一番の目的になっていきました。それが悪いのかというと、良い面もあります。今週は誰それが何曜日に出張で不在である...などといったことを口頭で確認できるので、それ自体が無駄だとは思いません。でも、カレンダー自体をシステム共有できるような時代です。スケジュールを口頭で確認することにどれだけの意味があるかと考えると、もう少し違うコンセプトであっても良いのだろうな、と思ったりしています。


原点に戻って、「社内の動きを理解したいし、共有したい」の意味は、「社内のいろんな人の状況とその気持ちを理解したい」ということだと解釈すると、スケジュール共有とは別のミーティングのあり方が見えて来る気がします。
レギュラーのアジェンダの他に、アジェンダ担当を決めて、その人がミーティングを設計するというのをやってみるとかね。ま、ジャストアイデアですけど。


私の個人的考えでは、活性化していないミーティングというのは「罪悪」だと思います。なぜかというと、複数が参加しているわけですから、たとえば、3人で2時間だったら6時間です。10人で1時間だったら10時間です。生産時間でいったら、うん万円を稼いでいなくてはいけない。


その場が「活性化しているか」「していないか」は、ミーティングのコンセプトが決めることです。だからこそ、コンセプトが重要ですよね。そのミーティング、コンセプト次第では、必ずしもミーティングの内容(結論)に重きを置く必要はありません。結論を出さないことさえ、あって良いと思います。結局、それはそのミーティングの趣旨&コンセプト次第です。


そのミーティングは活性化しているか?
そのミーティングのコンセプトは何か?
どんなコンセプトだと活性化するか?


こんな視点で、定例のミーティングが生んでいる状況に対してあなたが発言することが、組織を変える起爆剤になるかもしれません。
当社もその視点で、いろいろと見直しをかけたいと思います。


読んでいただき、ありがとうございました。
どうぞ良い1週間を!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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