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時には、じっと観察を

無題 - 2026年8月19日 10.26.13 (1).png

毎日、暑くて嫌だなあと思っていても、

朝晩だんだんと涼しくなってくると
もう夏が終わるのかなと寂しくなりますよね。


先日、なんとなく週間天気予報を見たら、
しばらく雨予報だったので、
夏が終わる前に海に行っておこうと、
早朝、車を走らせて磯に行ってきました。


え?磯?となりますね。


夏の海といえば、砂浜に寝転ぶのが一般的ですが、
より海を感じるためには、
磯で生き物を観察するに限ります!


朝7時に到着した磯には、
すでに親子連れが何組かいました。
子どもたちは小さなバケツと網を手に、
いいかんじの潮だまりを探しています。


私も子どもたちに紛れて潮だまりを探しました。


深さも大きさもちょうどいい潮だまりは、
だいたい子どもたちに取り囲まれています。
私も子どもたちと一緒にのぞきこみます。


ぜんぜん生き物の気配がしません。


「なんかいる?」と聞いても
「なにもいない」との答え。
そのうち子どもたちは、
別の潮だまりを探しに行ってしまいました。


近くに腰掛けやすい岩があったこともあって、
私はしばらくその潮だまりを見ていることにしました。


少し経つと海藻の影や岩の影から次々と生き物が出てきました。
小さなハゼ、小さなエビ、カニ、
それまでじっとしていたヤドカリも動き始めました。
え、こんなにいたの?というくらい。


もしかしたら水温がちょうどよくなったからなのかもしれませんが、
子どもたちがガヤガヤ囲んでいたので、
身を潜めていたんだなと思いました。


じっと生き物を見ていると、いろいろな発見があります。


ああ、そういうかんじでだんだんと穴から出てくるのね、
それでバックで帰っていくのね、
それを食べるのね、とか。


1時間近く見ていたでしょうか(見過ぎ)。
夏の潮だまり観察は大いに楽しめました。


さて、帰りの車の中でふと思いました。
やっぱり、時間をかけて観察しないと
わからないことってあるよなあ、と。


もし私が子どもたちと一緒にあの場を離れていたら、
たぶん生き物は観察できなかったでしょうし、
「あの磯、全然生き物いなかったね」
と言っていたかもしれません。


これが職場だったら、どうでしょうか。


たとえば、コミュニケーションの状態。

ぱっと見、みんな明るいし、
うまくいっているように見えるからOK。問題なし!
と思っていたが、よーく観察してみると、
声を出しているのは特定の人で、
不満を抱えている人が大勢いた。
そんなこと、ないでしょうか。


または、商談の場。
先方の反応も良く、うまく進んでいる!
そう思っていたのに、成立しなかった。
途中で、先方が発していた言葉を
ちゃんと受け止めておらず、
そのことについてしっかり考えなかった。
なんてこと、ありませんか?


タイパ、タイパと叫ばれる世の中、
じっと時間をかけて観察したり、
じっくり調べたり、じっくり考えたりするのは
効率が悪いと思われがち。
でも、時間をかけないとわからないことって
まだまだあるんじゃないかなと思いました。


あ、ちなみに、たった1時間半くらいの潮だまり観察でしたが、
サングラスなしで海面を見つめていた私は
その日、ものすごい疲労感に襲われました。
観察にはきちんとした準備が必要(これも何かのヒントか...)。
みなさん、海に行く時はお気をつけください。

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