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『挑戦・やってみる』カテゴリの記事

 

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早いものでもうすぐ4月。
新しいことを始めるには、いいタイミングですね。


「実は、年初に始めたことがあるのですが、
続いていないんです」
とか
「最初の数日はがんばったのですが、
面倒になってきて」
など、年明けに何か始めてみたものの続かなかった、
という人にとっても、4月はリトライするいい機会。


と、常にいいタイミングを探してしまうこと、
続けられない人あるあるなのかも、と
最近気づきました。
続けられないということは、
ほかに原因があるはずなのに・・・。


そうです。私も数年前の年初、
「今年は、毎朝、近所をランニングする!」と決めて
しばらく走っていたのですが、
1ヶ月ほどで続かなくなってしまいました。


敵は花粉でした(と当時は思っていました)。
1月はわりと順調に走っていたのですが、
2月が近づいたあたりから、
くしゃみと目のかゆみで、走っているよりも、
立ち止まっているほうが長くなってしまい、


「なぜ私は外に出て、わざわざ花粉を
吸い込んでおるんだ?」


という気持ちになって、
花粉シーズンが終わるまでお休みすることに。
しかし、いざ花粉シーズンが終わったと思ったら、
今度はじわじわ暑くなり、


「なぜ私は朝からわざわざこんなに
汗だくになっておるんだ?」


という気持ちになって・・・


ということを、「走る走ると言って、なぜ走らない?」と
聞いてきた次男に、先日説明していたら、
完全に呆れられました。


さて、数年前に『小さな習慣』という本が
全米でベストセラーになりました。
自己啓発ストラテジーの調査と執筆を行う
スティーブン・ガイズ氏によって書かれた本です。
ガイズ氏が本の中で言っていることはいたってシンプル。


習慣化するためには、
目標をばかばかしいくらい小さくする


ということです。


ガイズ氏は、30分の運動を日課にしたくても
まったくできなかったという経験の持ち主。
ところが、当時読んでいた本からヒントを得て、
ばかばかしいと思いながらも、
「毎日腕立て伏せを1回する」ということに
チャレンジした結果、それが最終的に30分の運動に
つながったのだそうです。
ちなみに、この「腕立て伏せ1回チャレンジ」は、
筆者のブログの中で一番反響があった
投稿だったといいます。


そもそも、多くの人は、
自身の管理能力を過信しているのだそうで、
たとえば「毎日腕立て伏せ30回、腹筋30回する」
は無理な目標だと思わず、
十分可能だと思ってしまうのだそうです。
でも、始めてみると、なかなかハードだと気づき、
ストレスになり、続けられなくなる。
確かになあ、と思いました。
欲張っちゃうんですよね、なぜか。


調査によると、人間の行動の45%は習慣として
自動的に行われているといいます。
というのも、脳は省エネを好むから。
えいやと気合を入れないといけないような行動には
たくさんのエネルギーを必要とし、
脳にとってストレスが大きい。
でも、小さな行動は、脳にとって
「新しくて大変な行動がやってきた!」というほど、
ストレスをかけないので、
自動化しやすいということなんです。


そうか、確かに私の走る目標はハードル高めでした。
まず「朝」がハードルが高い、
「外」も高い。
そもそも「走る」も高かったのかも?
ひいい、ちょっと考え直してみます。


まだまだ花粉が舞う季節ですが、
今週もすてきな1週間をお過ごしください。

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「札幌の女子高生2人組によるテクノバンド
LAUSBUB(ラウスバブ)が発表した曲が世界から注目を集めている」
という記事を目にしました。


よく読んでみると、
彼女たちが昨年の年末に
「SoundCloud」というドイツの音楽プラットフォームに公開した楽曲が、
今年に入ってSNSを通じて世界中に拡がったということ。
公開後、瞬く間にチャートを駆け上がり
あの世界的人気の韓国男性音楽グループBTSを抑えて
週間チャート1位になったのだそうです。


すごい。単純にすごいです、1位。
でも私がさらに、へえーと思ったのは、
彼女たちがドイツの音楽プラットフォームを選んで曲を公開したことです。


調べてみると、SoundCloudは、ベルリン発祥の音声ファイル共有サービスで、
今年1月の発表では世界190カ国で3,000万人のクリエイターが参加し、
2億5,000万以上の楽曲が聞かれている世界最大規模の音楽プラットフォームなんですね。
彼女たちがここを選んだのは、まさに、
「世界の人に聞いてもらいたいと思ったから」。
インタビューで理由をそう語っていてすごい時代だなあと思いました。


昔は、たとえば音楽であれば、世の中に出ていくためには、
ライブハウスで演奏できるくらいになって、
ファンを増やして、話題を作って、
それなりの人に見つけてもらって・・・と、
ハードルがたくさんあったと思います。
でも、今はダイレクトに世界の人に自分の曲を聞いてもらえる!
今できた曲を数分後に世界に流せる。
何を今さら。いつの時代の人?って言われそうですが、
「札幌の女子高生テクノバンド、
ドイツの音楽プラットフォームで週間チャート1位に」
なんて聞くと、やはりそこの違いを
感じずにはいられません。


このニュースを聞いて、もう一つ思ったことがあります。
それは、デジタルネイティブ世代は、
「よし、できた。出してみよう」に慣れてきているんだろうなあ、ということ。

本来、日本人は他の国の人たちよりも
完璧主義なんじゃないかと思います。
それが日本製品の質の高さにつながっている。
細かなところまでこだわり抜いて、最高レベルまでクオリティを高めるのが得意です。


でも、今の時代、グローバルで勝負しようと思ったら、
そのスピードじゃだめなんでしょうね。
じっくりじっくりこだわっている間に、ニーズがなくなってしまうくらいの速度で

世の中が変わっています。


インドがIT大国になったのは、
6割主義だからだと、どこかで読みました。
6割できたらリリース。
あとはクレームや意見を受け付けながら、修正を加えていく。

このスピード感だから、
世界中からお金が集まるのだそうです。


デジタルネイティブの若い世代も、このスピードに慣れています。
なので「よし、できた。出そう」ができる。
女子高生テクノバンド
LAUSBUB(ラウスバブ)も、
そんなスピード感で、年末というタイミングを見計らって
リリースしたんじゃないかなと想像します。


彼女たちの曲を実際聞きました。
こういうものを高校生が
打ち込みで作るんだなあと感心するレベル。
いや、高校生だからできるんですね、きっと。
作りたいから作るという
ピュアなモチベーションなんだろうなあ。
中学生のときにYMOに影響を受けた私としては、ちょっと衝撃でした。


そう考えると、
日本人の完璧主義には、
いろんな「~すべき」が入ってるのかも。
音楽にしても、
「打ち込みするなら、まず楽器に慣れるべき」
とか
「それを聞くなら、先にこっちを聞くべき」
とか。
しっかり土台を築いていくためには、
それでいいのかもしれませんが、
グローバルでの競争を考えると、やはり
そういうことから自由になることが必要なのかもしれません。


あっという間に3月。
今週もすてきな1週間をお過ごしください。

今年の前半、世界中の多くの都市で
社会活動を制限する措置がとられていた頃、
テレビやネットで
中国やインドの空が見違えるように
澄んでいく様子や、ヴェネチアの運河に
透明度が戻る様子を目にしました。


こんなに短期間でここまで変わるのかと驚き、
環境汚染を広げているのはやはり人間なんだ、
ということを改めて認識しました。


つい最近、「学生が就職企業に何を求めたか」
についての記事を読みました。
大手就職情報会社が
日本の2021年卒業予定の学生を対象に行った調査です。


調査によると、学生が就職企業に求めたことの
1位は「社会貢献度が高い」(30%)でした。
2位の「将来性がある」(29%)、
3位の「職場の雰囲気が良い」(27%)、
4位の「給与・待遇が良い」(26%)
などを上回る結果です。


ちなみに、企業の社会貢献度を
何で判断しているか、の問いに、
53%が「企業理念」と回答。
次いで「ビジネスモデル」(44%)、
そして、「福利厚生など従業員に対する姿勢」(40%)だそう。


社会貢献度が1位なんだ! 
そして、理念やビジネスモデルで
しっかり社会貢献度を見ていたとは!
バブル直後に就職した私の世代とは、価値観が違うなあ、と思いました。


そういえば、我が家の高校生男子が
学校で、国連の「SDGs」についての授業が
あったと先日言っていました。
Z世代と呼ばれる彼らも、ミレニアル世代も、
小さな頃から「リサイクル」や「地球温暖化」といった
キーワードを耳にして育っていますし、
環境保護や社会貢献は、私たちが想像するよりも、
もっと身近なトピックスなんだろうと思いました。


また、彼らがデジタルネイティブであることも、
このあたりの価値観を高めている原因のようです。
ネットで情報を簡単にサーチできること、
見つけた情報をSNSでいち早くシェアできることが
大きいですね。


さらに最近は、スマホを使って気軽に社会貢献できる
デジタルチャリティーの注目度も高いよう。
たとえば、指定されたハッシュタグと食べ物の写真を
SNSにアップすると、途上国の子どもたちに
給食が送られるなどの仕組みです。
企業がどんなタイミングで、どのような取り組みをするか、
若い世代はじっくり見ていて、しっかりシェアしている。
企業は気が抜けませんね・・・。


さて、私も、若い世代を眺めている場合ではありません。
短期間で中国やインドの空に青さが戻り、
ヴェネチアの水が澄んだことを知った今、
「変われば、変えられる」と改めて思っています。
年末、そんなことを考えながら、
来年の行動を立てたいなと思いました。

ベランダで日よけのために育てていた
フウセンカズラが9月に入ってからぐんぐん伸び、
もうツルが絡まる場所がありません。
それでもどんどん伸びるので、
上のほうで行き場を失い、
ツルがお互いに絡み合ってモサモサになっています。


フウセンカズラは、花が咲いた後に
緑の小さな風船をつけますが、
モサモサで、大混戦状態にもかかわらず、
上のほうに風船を多くつけていることに気づきます。
なるべく遠くに種を落とすためなのかもしれません。


遠くに種を落とすと言えば、
ネットで映像を見た
アルソミトラ・マクロカルパという植物の
種の飛ばし方がステキでした。
蔦性の植物で、森の高い木に絡みつき、どんどん上へと伸びて、
高い場所で大きな実をつけます。
実が熟すと、実の下の方に穴が空いて、
中から透明の羽を持ったような種が
ハラリ、ハラリと空中へ放出されます。
種は、グライダーのようにゆっくりと
空を舞い、遠くへ遠くへと飛んで行きます。


遠くへ種を飛ばすために、綿毛を持ったり、
人に運んでもらおうと、服にひっかかりやすいように
棘を持ったりする植物は知っていますが、
グライダーのように飛んでいく植物を見たのは初めてでした。
賢いですよね、植物は。


さて、植物がなるべく遠くに種を
運ぼうとするのはもちろん子孫を増やすためですが、
アルソミトラ・マクロカルパの映像を見ながら思ったのは、
人間もいつまでも成長するためには、
遠くに行って、遠くの景色を見たり、
いつもとは違うことをして、
好奇心を維持しなくてはならないなあ、ということ。


『「好きなこと」で、脳はよみがえる』の
著者、瀧 靖之氏によると、
「知的好奇心」を持つ人の脳は
老化しにくいのだそうです。


「知的好奇心」とは、知りたい、学びたい、
達成したいといった気持ちのこと。
こうした気持ちを持っていると、
脳内にドーバミンが分泌され、
「前頭前野」が刺激されるといいます。
前頭前野は、思考を深めたり、
コミュニケーションをとるなど、
人間らしくイキイキと生きるための能力
「高次認知機能」を担当する場所です。


仕事や勉強、趣味にイキイキ、ワクワク
取り組んでいる人ほど若々しいのは、
実際に脳が若いからなんですね。


実は、前頭前野は、子どもの頃に発達するのではなく、
10代から20代にかけてできあがっていくのだそうです。
ちなみに、子どもの脳は、
後ろ(後頭葉)から前(前頭葉)に向かって発達するのだそう。
小学生の子どもは、なかなかしっかり
コミュニケーションがとれないけれど、
中・高校生になると、だんだんと話が通じるようになるのは
そのためなんですね。納得。


瀧氏によると、大人になって年を重ねると、
脳は、子どもとは逆ルートで萎縮していくそうで、
まず、思考を司る前頭前野に影響が出るのだそうです。
高齢になると、だんだん話が通じなくなるのは、
このためか・・。これまた納得。


そう考えると、ワクワクする、楽しい、
もっと知りたいと「知的好奇心」を持つことは、
本当に大切だと実感します。


とはいえ、いきなり新しい勉強って
いってもハードルが高いし、
新しい仲間を作るのも面倒、と思う方もいるかもしれません。


その場合は、いつものルーティンの順番を
変えてみるのはどうでしょう。
いつもの道ではない道を通ったり、
いつも買い物をしている店ではない店に立ち寄ってみたりすると、
意外な発見があるかもしれません。
また、しばらく会っていない友人に
声をかけるのもいいかもしれませんね。
そこから新しい人間関係が生まれる可能性もあります。


もう10月(ひいいー)。
涼しくなったので、
知的好奇心をもたらすアクティビティーに
とりかかりやすい季節です。
アルソミトラ・マクロカルパの種のように、
ふわーっと飛んで
新しい世界に触れたいものです。

ある夜、猫の鳴き声で目が覚めました。
夜中に暇を持て余した飼い猫に起こされるのは、
日常茶飯事なのですが、鳴き方がいつもと違います。
起き上がって声の主を探すと、
冷蔵庫の上で助けを求めていました。


鳴いていたのは2匹の飼い猫のうちの1匹です。
この猫は、猫なのに、身のこなしが軽くありません。
高いところに登るのもそれほど得意ではなく、
もう1匹の猫が、自分の3倍以上の高さの場所へ
音もなく移動するのを下からじっと見ていたりします。


でも、見ているだけではないのです。チャレンジャーなのです。
先日、憧れていた冷蔵庫の登頂に
成功したところを目撃しました。
キッチンカウンターの端っこから、
じっと冷蔵庫の上のスペースをしばらく見つめて、
距離を測り、華麗にジャンプ。
半分ずり落ちましたが、腕力で上がって行きました。


ところが、下山のことは考えていなかったようです。
幅15cmほどしかないキッチンカウンターの
端っこに下りることができず、
この時は、私が段ボールの箱を持ち上げて、
エレベーターのようにして下ろしました。


で、2度目の夜。
一度チャレンジしていますから、
登頂には自信があったのでしょう。
しかし、またもや下りられない。
エレベーター用の段ボール箱がなかったので、
椅子に乗って、だっこで下ろしました。
猫としてそれでいいのか?と思いましたが、わりと表情は誇らしげ。
困った猫です。


さて、何の話かというと、挑戦の話です。


パーソルラーニングが2017年に発行した人材開発白書によると、
25~34歳の企業人の約半数は、
「今の限界を超えてもっと自分を大きくしたい」という
成長志向と自信を持つ一方で、
職場の調和を乱すことなく、
着実な成果を見込めることを
手堅く実行しようとする傾向があるそうです。


半数以上の人は、現状に満足することなく
さらなる成長を目指す意欲を持っているのに、
「場の雰囲気を乱すような発言や行動はしたくない」
「他者から批判されたり、反発されたりしないように
ふるまいたい」という思いから、
場の雰囲気を読むこと、
その場に適したふるまい方をすること、
周囲との衝突を避けて調和をとることに
敏感になってしまうといいます。


同様に、何かに挑戦するときも
周囲からも賛同されること、
確実性が高く労力に見合う見返りが見込めることなど、
着実な成果を見込めることを
手堅く実施しようとする傾向があるといいます。


変化に柔軟でなくてはならない今の時代、
周囲の評価を気にしすぎることなく、
行動を起こすにはどうしたらよいのか。


白書では、ビジョンを持つことだとしています。
「仕事を通して実現したいこと
(ビジョン)を持つこと」
「ビジョンを実現するために実践すること」、
さらに「経験から得た学びをふり返ること」が、
行動を起こす上で役立つとまとめています。


また、ビジョンを持って挑戦する人を
応援する文化が職場にあることも重要です。
シリコンバレーでイノベーションが
持続的に生まれるのは、
失敗しても挑戦し続ける人に寛容な
文化的な特徴があるからだと言われています。

失敗を責めたり、批判したりすることなく、
協力し合って、次の挑戦に向かっていく
そんな雰囲気を大切にしたいものです。

「人よりほんの少し努力することが
辛くなくて、ほんの少し簡単にできること。
それが君の得意なことだよ。
見つかったら、それにしがみつけ。
そうすれば必ず道は開くよ」


NHKの朝ドラ『エール』で
主人公・古山裕一が通う小学校の教師が
裕一にそう言っていました。


運動がまったくだめで、緊張すると吃音が出てしまうため、
先生に怒られ、仲間からもいじめられている裕一。
得意なことをたずねられても
「ない」と答える彼に、先生がそう声をかけたのです。


先生の一言で、裕一は未来に光を見出していきます。
そして、後に、
高校野球のテーマ「栄冠は君に輝く」や、
「オリンピック・マーチ」など、
心に響く数々の名曲を生み出すのです。


ああ、いい話。
そして、主人公の裕一はラッキーですね。
作曲家になったのは、
もちろん本人の努力があったからですが、
子どもの頃に自分の得意なことが見つけられ、
背中を押してもらえたのですから。


さて、私も得意なことを考えてみました。
うーむ。もしだれかから「得意なことは?」と聞かれたら、
「ないかなあ」と答えるかもしれないと思いました。
好きなことはどっさりあるけど、
得意なことかって言われると、
どれもそこまでではないと思ってしまう。
それは、得意なことというものを、
人よりも数倍上手なこと、と捉えているからかもしれません。


でも、『エール』の先生が言うように、
「人よりほんの少し努力することが
辛くなくて、ほんの少し簡単にできること」
と捉えると、
私の場合、書くことはそれに当てはまるかもしれないと思います
(正確に言うと、簡単にはできていないんですが)。


得意なことが「ある」と捉えるのと、
「ない」と捉えるのとでは、
毎日のエネルギーが違ってきます。
多少へこたれることがあっても、
「得意なことがある」と思えば、
乗り越えていけるのかもしれません。


ここで思い出したのは、片付けコンサルタントのこんまりさん。
今や世界のこんまりです。


こんまりさんは子どもの頃から
片付けが大好きで、自分のものはもちろん、
家族のものも、どう片付けるとよりきれいで、
取り出しやすいのかを日々考え、
仕切りなどを使って、収納をテストしていたりしたのだそうです。
それが最高に楽しかったとインタビューで語っていました。


これは完全に「得意なこと」です。
片付けが得意なところで・・・と、
普通なら思ってしまいそうなところ、
こんまりさんは本当にその道に進んでいきました。
『エール』の先生風に言うと、
「得意なことにしがみついて、道を開いた」ことになります。


「人よりほんの少し努力することが
辛くなくて、ほんの少し簡単にできること」
皆さんの得意なことは何ですか?

歌手のマドンナが髪の毛をピンクに染めたことで、
彼女のインスタに批判が殺到している、
というニュースを読みました。


批判の内容は、
「いい年齢して」ということらしいです。
マドンナでもそんなこと言われちゃうんですね。
ミック・ジャガーも「いい年齢なんだから」って
言われたりするのかなあ。
スターは大変だな、と思いました。


私は、年をとっても自由にやっている人を見ると、
とても清々しい気持ちになります。
もちろん世間に迷惑をかけているのは困りますが、
いつまでも、キラキラ活動的な人はステキ。
「ああ、こんなふうにパワフルでありたいな」と元気をもらいます。


週末観た映画
『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』
のヴィヴィアン・ウエストウッドもその一人です。
そろそろ80歳になる彼女は、
現役のファッションデザイナーで、環境アクティビスト。
やりたいことに向かって突き進み、妥協しません。


映画の中で、彼女は
行動のモチベーションは「未来への危機感」だと語っています。
ヴィヴィアン・ウエストウッドは、
実は、パンクファッションの生みの親です。
70年代、当時のパートナーがロンドンで
経営していたブティックから
パンクムーブメントを作り出しました。
「このまま古い価値観で支配されてはいけない」
という思いからでした。


そんな彼女です。
いつの時代も批判とともに生きてきました。
のちに自らのブランドを立ち上げたときも、
伝統的なタータンチェックを
アバンギャルドなファッションと合わせたことで、
とくに高齢者から猛批判を浴びました。


映画には、当時のテレビ番組に彼女が
ゲストで出演している様子が収められているのですが、
司会者も会場の観客もまあ見事に彼女を嘲笑っています。
さらに、司会者は
「あなたはこれをまじめにかっこいいと思って
デザインしているのですか?」と聞く始末。
大声で抗議してもよさそうな雰囲気ですが、
ヴィヴィアンは、冷静に
「ええ、かっこいいと思っています」と答えていました。
むむー、大物。


いつの時代でも、新しい風を起こす人は批判されるものです。
新しいことをする人、夢に向かっていく人を
引き止める人たちを心理学では、
「ドリームキラー」というそうです。


認知科学者の苫米地英人氏によると、
ドリームキラーには、
善意のドリームキラーと悪意のドリームキラー
2種類が存在するそうです。


善意=無意識的なドリームキラーは、
身近にいる、変化を敏感に感じる人、
たとえば、家族、先生、上司、同僚などに多いそうです。
失敗してほしくないという心配から
挑戦に対し、「やめておきなさい」と言うのだそうです。


一方、悪意=意識的なドリームキラーは、
将来の夢を語られると、この人は私よりも
幸せになるかのしれないと感じ、
妬みや嫉みを抱くのだそうです。
TVで成功している人を見ると
SNSで悪口を言ったりする人は、このタイプだそうです。


そして、どちらのタイプのドリームキラーにも
共通していることは、
自分のコンフォートゾーンが崩れるという
危機感を持っているということです。


人間は、恐怖を感じる空間に身を置くと
不安な気持ちになり、
すぐにでもその場から離れるという行動を取る一方で、
心地よいと感じる空間に身を置くと安心し、
常にそれを維持しようとします。
この、苦痛や不満を感じない空間や領域を
コンフォートゾーンというそうです。


身近にいる善意のドリームキラーの場合は、
たとえば、あなたが新しいことに挑戦すると、
「失敗してしまうかもしれない」
「私が知っているあの子では
なくなってしまうかもしれない」
という恐怖を感じてしまい、
「やめたほうがいい」と言ってしまう。
そうすることで、コンフォートゾーンに
変化が起こるのを防いでいるのだそうです。


そして、悪意のドリームキラーもまた
コンフォートゾーンの乱れを防いでいます。
あなたとの関係は、今の状態が快適だと感じているので、
あなたが成功したり、有名になったりして、
コンフォートゾーンが変化するのが嫌なのです。


なるほどなあと思いました。


さて、では、こうしたドリームキラーにどう対処するか、
というと、


一つは、自分のコンフォートゾーンを広げることだそうです。
え?  そんなに簡単にできるの?
と思いますが、
やりたいことに集中して、
常にワクワクできる状態を作れば、
確かに周りのことはそれほど気にならなくなるかもしれません。


二つ目は、自己評価を高めること。
自分の能力を信じて、できると思って進むことだそうです。


最後は、ドリームキラーには夢を語らないこと、だそう。
うむ・・・。これはそうですね。
細かく語れば語るほど、邪魔されると思うと、
語らないほうがいいですね。


これら3つの対処法を見て気づきました。
すべて自分サイドでできることなんです。
相手を説得したり、相手をどうにかする、
ということではありません。
そうかあ。
相手を変えることはできませんものね。
「ああ、心配してくれているんだな」
「私、有名になってきたのかな」
くらいに思っておけばいいのかもしれません。


ちなみに、マドンナは、
「おだまり!」的なリアクションを返していましたが、
それはそれでマドンナらしくて、
よいと思いました。


緊急事態宣言が解除になりました。
とはいえ、まだまだ気をつけていきたいですね。
今週もすてきな1週間を。

先週、家の近くの桜並木が満開になり、
風が吹くたびに、たくさんの花びらが空に舞っていました。


外を歩く人は少ないのに、桜は思い切り咲いて、
はい、終わり!というふうに散っていく。
ためらいがないというのか、潔いというのか。
なんだか、いつもの桜よりも、かっこよく見えました。


そう思うのは、たぶん、今の社会が
混乱しているからだろうと思います。
見えない敵がどこにいるのか、
いつ姿を消すのか、まったくわからないまま、
ひたすら戦っている私たちは
常に緊張を強いられています。
いつの間にか、大変なエネルギーを消費しているようにも思います。


こんなときは、おそらく従来と同じシステムで
考えていてはいけないのだろうと思います。
まったく新しい発想が必要です。
でも、、、
こんなストレスがかかっている時に、
新しいことはなかなか思いつきにくい。


それに、もし仮に何か思いついたとしても、
「失敗したらどうしよう」
「批判されたらどうしよう」
と、躊躇してしまうかも。
そうなると、思考がネガティブになっていき、
「うーん、だったら今までのままでいいか」
「たぶん、だれかがやってくれる」
と、あきらめてしまったり。
再度「いや、待てよ」と思ったり。
なかなかスパッと実行できなそうです。


「人のひらめきに個人差は大してありません」
というのは、脳科学者の中野信子氏。
「思いついたことを進めていくことこそ
重要なのですが、それを実行していくトレーニングを
私たちはあまり受けていないので、
他人から笑われたり、批判されることを恐れて
自分でアイデアを潰してしまうことが多い」
と話します。


では、どうやったら実行できるのか、というと、
「こんなこと思いついたけど、すごいと思わない?」と
すぐに口に出すことだ、と中野氏は言います。


周りのだれかが「それ、私もそう思ったよ」と
思うかもしれませんが、気にしない。
「これ、すごいでしょ?」と言った人の勝ち。
「すごいでしょ?」と言って回って、
動き回って「こういうふうにしようよ」と働きかけていくと、
いつの間にか実行に移っていくものなのだそうです。


そうですね。
躊躇せず、思いついたことを言うことが大事。
こんな時に? ではなく、こんな時こそ。


そんなふうに考えると、
半分散ってしまっても堂々としている桜が、
ますますかっこよく見えてきます。


4月になりました。
まだまだ落ち着く気配がありませんが、
みなさま、どうぞご自愛ください。

世界価値観調査によると、
日本の20代の「クリエイティブ・冒険志向」は
59カ国中、最下位なのだそうです。


しかし一方で、アドビが行った別の調査では、
世界5カ国計5000人が選んだ「最もクリエイティブな国」は日本でした。


クリエイティブだと認められているのに、
「いや、そんなことありません」
という状況。どういうことなんでしょう。


私の勝手な推測ですが、
もしかしたら、一つ目の調査は、日本人の特徴である「謙遜」が
強く回答に出ていて、
「当てはまる、と言い切るほどでもないし、
多少当てはまる、でもないから、
当てはまらないにしておくか」と
控えめに答えているのかもしれませんし、
2つ目の調査は、
漫画やアニメなど、一部の日本発の作品が
世界的に見るととても独創的で、
ものすごくクリエイティブだと評価されているので、
日本=クリエイティブに
つながっているのかもしれません。
ただ、その一部の作品も
日本から生まれているわけなので、
やはり日本にクリエイティブを生む素はあるのでしょうね。


それにしても、
この2つの調査を見て私が感じるのは、
「もったいない」という気持ち。


本当はすごい力を持っているのに、
謙遜して使わないままでいるのか、
それともすごい力を持っていることに気づいていないのか、
今はまだ力はないけど、
これからつけられる可能性があると思っていないのか。
いずれにしても、もったいない。


これはもしかしたら、
日本の社会が失敗に厳しいということとも
関係しているのかもしれません。


最近、「失敗したら終わり」感が
社会に広がっているなあと感じます。


うちの長男も中学時代、
どうでもいい小さなことでも(そう表現するのもなんですが)、
あまりにトライしなかったので、
「とりあえずやってみればいいじゃん」と話したら、
「失敗したらどうする?」と言うので、
「いいんじゃない?それでも。たいしたことないから」と伝えると、
「だめだよ。先生から、失敗したら終わり、って、いつも言われている」
と返してきました。

確かに、失敗したら終わりのことはあります。
特に中・高生が陥りがちなSNSトラブル。
軽い気持ちで書いた文章を読み返すこともせずに投稿して、
取り返しがつかない事態を招く、ということは少なくありません。
でも、なんでもかんでも、
失敗したら終わりじゃない。
失敗は絶対にできない!と思っている若者が多いとしたら、恐ろしい!


そう思って、ちょっと調べてみたら、
「新入社員の8割が失敗することに不安を感じている」
という調査結果を発見。
個々の回答を見ると、
「失敗は恥ずかしいから」
「失敗すると気分が落ち込むから」
「失敗を背負いきれないから」
などの声があります。


むむむ。
クリエイティブは、挑戦しないと生まれないし、
まったく失敗のない挑戦なんてないので、
これでは新しいものは生まれないと思ってしまいます。
社会が大きく変わらないといけないのかもしれません。


一方で、挑戦に向かって、自分でもできることがあります。
それは、劇作家の鴻上尚史氏が言っている方法で、
「自分は、たまたまタイムマシンに乗って
10年後から戻ってきた」という設定を作ること。


たとえば本当は50歳なんだけど、
たまたま40歳に戻ってこられた、と思い込む。
そんなふうに思えば、
挑戦したいことがあってなかなかできない人も、
何をしたいかわからないけど何か変えたい、と
思っている人も、今すぐに動くことができるはず、と、
鴻上氏は言っています。


確かに。
10年後、「あのとき始めておけばよかった」
と感じるかもしれないことを始められる。
「ラッキー!」とさえ思えてきますね。


皆さんはいかがでしょう。
10年後から戻ってきました。
さあ何を始めますか?

「大人は大変そう」(89.3%)
「大人は疲れている」(93.6%)
「大人は楽しくなさそう」(68.5%)
「大人は暗い」(61.8%)
「大人は尊敬できない」(53.6%)


ソニー生命が今年、
全国の中高生を対象に行った調査結果です。
とほほ、、、


彼らの目に映っているこうした大人の姿が
影響しているのでしょうか、
将来についての回答はこうです。


「自分の将来、10年後は明るい」(45%)
「日本の将来、10年後は明るい」(26.4%)
「世界の将来、10年後は明るい」(29.4%)


こうなりますね、、、 もう、大人として申し訳ない気持ちです。
でも、もしかして、これ、
日本や世界の将来は明るくなくても、
自分の将来は明るいと思っている、ともとれる?


続いて、カッコいいと思う大人と、
将来なりたい職業についてを見てみました。


「好きなことに打ち込んでいる大人は
カッコいい」(56.3%)


将来なりたいのは、
「ITエンジニア・プログラマー」(男子1位)
「会社経営者・起業家」(男子2位)
「YouTuber」(男子3位)


「へえー」と思いました。
2位の会社経営者・起業家は、
昨年のTOP10圏外から急上昇のようです。


とは言え、です。
全体的な調査の数字を見ると、
やはり、思っていた以上に、
多くの大人は若者に夢を与えられていないです。


彼らにとっての大人とは、YouTuberではなく、
普段目にしている大人。
そんな大多数の大人が、とにかく疲れている。
もちろん、楽しそうに見えない。
もしかしたら毎日、子どもたちの前で「疲れた」と
つぶやいてしまっているのかもしれませんし。
だから、好きなことに打ち込んでいる
一部の大人はカッコいいと思うのは当然。
大人だってそう思います。
若い世代にとっては、なおさらですね。


こうなってくると、
「やはり大人が夢や目標を持たないと」
という気持ちになります。なんとか、
「楽しそうな姿を見せなければ」と。


でも、夢や目標は、なかなか簡単に持てるものではないですね。
そして、この設定が進まないと、
一歩を踏み出せず、結局、取り組めない、
という結果になってしまいます。


シンガーソングライターの米津玄師氏は、
「好きなことに打ち込む中で、目標が見えて来る」と
インタビューで語っています。


次々にヒットソングを生み出し、
今や小学生から大人まで、幅広いファンを持つ米津氏。
もともとは、ボカロ(ボーカロイド)用に
楽曲をメイキングし、活動していましたが、
ある時から、自分の力を試したいと思うようになり、
メジャーデビューを決めたのだそうです。


「好きなことに没頭する中で、人との係わり方を学んだし、
次にやりたいことも見つかった。
夢はそんなふうに見つかるものだと思う」


このインタビューを見たとき、
ああ、そんな感じでいいんだな、と思いました。
大人になると、どうしても先に夢や目標を
設定しなくてはならないと
思ってしまいがち。でも、やりながらでいいんですね。


さらに、「好きなことを見つけなきゃ」と
焦る必要もなくて、
何となく目の前にあるものに手をつけてみて、
好きがどうかは、後から考えればいい。
とにかく何でもやってみることが大切だと思いました。
そう考えると、何かを始めるための
ハードルが低くなりますね。


若者にとって、魅力的な大人であるために、
皆さんは何から始めますか?

 

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