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よしできた! リリース!

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「札幌の女子高生2人組によるテクノバンド
LAUSBUB(ラウスバブ)が発表した曲が世界から注目を集めている」
という記事を目にしました。


よく読んでみると、
彼女たちが昨年の年末に
「SoundCloud」というドイツの音楽プラットフォームに公開した楽曲が、
今年に入ってSNSを通じて世界中に拡がったということ。
公開後、瞬く間にチャートを駆け上がり
あの世界的人気の韓国男性音楽グループBTSを抑えて
週間チャート1位になったのだそうです。


すごい。単純にすごいです、1位。
でも私がさらに、へえーと思ったのは、
彼女たちがドイツの音楽プラットフォームを選んで曲を公開したことです。


調べてみると、SoundCloudは、ベルリン発祥の音声ファイル共有サービスで、
今年1月の発表では世界190カ国で3,000万人のクリエイターが参加し、
2億5,000万以上の楽曲が聞かれている世界最大規模の音楽プラットフォームなんですね。
彼女たちがここを選んだのは、まさに、
「世界の人に聞いてもらいたいと思ったから」。
インタビューで理由をそう語っていてすごい時代だなあと思いました。


昔は、たとえば音楽であれば、世の中に出ていくためには、
ライブハウスで演奏できるくらいになって、
ファンを増やして、話題を作って、
それなりの人に見つけてもらって・・・と、
ハードルがたくさんあったと思います。
でも、今はダイレクトに世界の人に自分の曲を聞いてもらえる!
今できた曲を数分後に世界に流せる。
何を今さら。いつの時代の人?って言われそうですが、
「札幌の女子高生テクノバンド、
ドイツの音楽プラットフォームで週間チャート1位に」
なんて聞くと、やはりそこの違いを
感じずにはいられません。


このニュースを聞いて、もう一つ思ったことがあります。
それは、デジタルネイティブ世代は、
「よし、できた。出してみよう」に慣れてきているんだろうなあ、ということ。

本来、日本人は他の国の人たちよりも
完璧主義なんじゃないかと思います。
それが日本製品の質の高さにつながっている。
細かなところまでこだわり抜いて、最高レベルまでクオリティを高めるのが得意です。


でも、今の時代、グローバルで勝負しようと思ったら、
そのスピードじゃだめなんでしょうね。
じっくりじっくりこだわっている間に、ニーズがなくなってしまうくらいの速度で

世の中が変わっています。


インドがIT大国になったのは、
6割主義だからだと、どこかで読みました。
6割できたらリリース。
あとはクレームや意見を受け付けながら、修正を加えていく。

このスピード感だから、
世界中からお金が集まるのだそうです。


デジタルネイティブの若い世代も、このスピードに慣れています。
なので「よし、できた。出そう」ができる。
女子高生テクノバンド
LAUSBUB(ラウスバブ)も、
そんなスピード感で、年末というタイミングを見計らって
リリースしたんじゃないかなと想像します。


彼女たちの曲を実際聞きました。
こういうものを高校生が
打ち込みで作るんだなあと感心するレベル。
いや、高校生だからできるんですね、きっと。
作りたいから作るという
ピュアなモチベーションなんだろうなあ。
中学生のときにYMOに影響を受けた私としては、ちょっと衝撃でした。


そう考えると、
日本人の完璧主義には、
いろんな「~すべき」が入ってるのかも。
音楽にしても、
「打ち込みするなら、まず楽器に慣れるべき」
とか
「それを聞くなら、先にこっちを聞くべき」
とか。
しっかり土台を築いていくためには、
それでいいのかもしれませんが、
グローバルでの競争を考えると、やはり
そういうことから自由になることが必要なのかもしれません。


あっという間に3月。
今週もすてきな1週間をお過ごしください。

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