社長がガンコで無関心だったとしても
こんにちは。オノです。
今月は、ブランディングでは社長の意志が重要と書いてきました。
では、社長がガンコでブランディングに無関心だったら、社員がいくらブランディングの必要性を感じていても手の施しようはないのでしょうか。
特に、広報担当でもなければ、社長室のスタッフでもなく、WEBサイトの担当という立場だけで、会社全体のブランディングについて、かくあるべきと語るのは環境的に難しいかもしれません。
確かに社長にその気がなかったり、カタカナ用語がきらいな場合、「当社のブランディングを考えると…」と言った時点で、耳にフタをされてしまうってこともあるでしょう。
でも、だからと言って、何もできないということはないはずです。自社の商品/サービスの差別化を図りたくない、お客様から支持・共感を得たくない、そんな経営者はいないはずですから。
たとえば、10月9日に書いたように想いをキャッチフレーズにする場合も、コーポレートスローガンとしてサイトに掲げることは難しくても、サイトのキャッチとして掲げることはできるのではないでしょうか。計画的に行われたブランディングというわけではなかったのに、結果的にあなたが掲げた言葉に共感してくれる上司、同僚、後輩たちがもし現れたなら、それは自然発生的なブランディング活動としてワタシは意義があると思います。
当社の場合なら、サイト制作担当者が考えた「まずは根っこから」(本質から考えよう!)がそれに当てはまります。(近々リニューアルを予定していますが)。
ブランディングという概念はそれを持ち出すことが重要なのではありません。まずはできることからやってみる、を大切にしたいものですね。
【今日の問いかけ】
社長がわかってくれないと諦めていませんか?