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温泉山荘「だいこんの花」に感動

先週は、遅い夏休みで1週間休暇をいただき、その間に、宮城県白石の温泉に行ってきました。あまりに感動したので、今日は温泉から考えるブランディングです。

行ったのは、「温泉山荘だいこんの花」。ワタシは知りませんでしたが、けっこう人気の宿らしいので、ご存知の方も多いかもしれません。
最近流行の離れになっている宿なのですが、この宿の特徴はそれだけではありません。1万坪の敷地は自然の宝庫。自家製栽培で野菜まで育てていて、取れ立ての野菜を出してくれます。聞けば、農作業専門スタッフがいるのではなく、フロントのスタッフも含めて、みんなで野菜を育てているのだとか。ワタシ、単細胞ですからねー、それだけで、じーん。

宿には、全部で5つのお風呂があるのですが、内4つは貸し切り露天でした。よくばって全部入りましたが、いずれも赴きがあってSo Goodです。
しかも、露天風呂に書かれていたメッセージ、気が利いています。
''だいこんの花は自然がいっぱい。葉っぱや虫も一緒に入れてやってください。もしお嫌いでしたら、網ですくって逃がしてあげてください。''
正確ではありませんがが、こんな内容です。

ところが、たとえば、もしこれが
''申し訳ありませんが、お風呂に虫や葉が浮いていた場合は、網ですくって捨ててください''と書いてあったら…。
印象はまったく違います。後者はただの事務的メッセージ。前者は、「自然との共生」を語るメッセージです。

言葉。特に運営方針を語る言葉はこんなにも大切なものなんですね。

【今日の問いかけ】
大切にしたい思いの表現、言葉を選び切っていますか?

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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