そんなに長いと覚えられん!
こんにちは。グラスルーツのオノです。
前回、「想い」でだって差別化できる、大切にしていることを言葉にして、社内に浸透させましょうという内容で書きました。
ちょっと補足になりますが、本来はその「想い」は通常「理念」とか、「信条」とか、「社是」といった言葉で整理されていたりします。
でも、社員がそれを覚えていない会社もあります。あるいは暗記させられていても、心の中で膨らまなかったりします。理由は、まず単純に長いからです。続いて、教科書っぽすぎるからです。
「◯◯や◯◯を通じて、人々の◯◯と◯◯に貢献します」
実際にはもっと長いケースが多いと思います。
でも、物事の本質って、意外にシンプルなものなのではないでしょうか。そのシンプルな何かを言葉にしてこそ、覚えるのではない形で浸透し、その言葉が心の中にイメージの広がりを持たせるのだと思います。言うが安く行うは難し、ですね。
グラスルーツの企業理念は「リレーションをプロデュース」です。
これをもう少し説明的に言うと、「グラスルーツは、企業と人、人と人の間により良い関係を生み出すモノやコトのプロデュースを通じて、社会に貢献します」ということになります。
もちろん、この言葉自体が他社との差やベネフィットを訴求しているとは思いませんが、差別化以前に姿勢を社内共有することは大切だと思っています。
あなたの会社が大切にしていることの本質を、できるだけ短い言葉でシンプルに表現する。想いを浸透させるためには必要な条件だと思います。
【今日の問いかけ】
あなたの会社の企業理念を言えますか?