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ダイバーシティの本質とは?

「ダイバーシティだなあ」


新エピソードの映画公開を前に、
改めてエピソード1から6までを観直していて、
そう思いました。
もちろん『スターウォーズ』の話。


銀河系の星々が舞台であるスターウォーズには、
私たちのような人間の形をした生き物も含め、
多種多様な宇宙人が登場します。


たとえば、
銀河系の自由と正義の守護者である「ジェダイ」の集団は、
様々な星の出身者で成り立っているので、
その姿も言語もいろいろ。


スターウォーズファンでなくとも、
一度は名前を聞いたことがあるかもしれない、
ルーク・スカイウォーカーや
オビ・ワン・ケノービは人間の形ですが、
ヨーダは小さな緑色のおじいさんだし、
他に頭が長かったり、
角があったりする種族もいます。


さて、「ダイバーシティ」。
ダイバーシティの意味を調べると、
「多様性」、
「幅広く性質の異なるものが存在すること」
などとあります。
私が、スターウォーズがダイバーシティだと感じたのは、
まさにこの点でした。


イー・ウーマンの代表取締役であり、
コメンテーターとしても活躍する佐々木かおりさんは、
こう説明しています。


「ダイバーシティの本質は、性別でも年齢でもなく、
『視点のダイバーシティ』である」


「たとえば、柄のついている白いマグカップを見る時、
 Aという視点から見ると、
 柄も持ち手も見えなく、ただの白いカップにしか見えないが、
 Bという視点から見ると、
 持ち手が見え、白いマグカップに見える。
 さらに、Cという視点から見ると、赤い馬の柄が見えて、
 これは赤い馬の絵が書いているカップだということになる」


組織で考えると、
「白いカップ」とだけ認識している組織よりも、
「赤い馬の絵が描いている、持ち手のついた白いマグカップ」
と認識している組織のほうが、
多様な消費者や株主に受け入れられる、
と佐々木さんは言います。


話をスターウォーズに戻します。
ジェダイ達は多種多様な個の集団です。
全員がフォースの扱い方と
ライトセーバーの使い方を学んでいる騎士団です。
それだけでも強そうですが、
さらなる強みは「視点」の違いが生む、
複数の「気づき」だったんですね。


どう敵と戦うかは、敵をどのように捉えているかが重要。
いくつもの角度から敵を捉えられれば、
より有効な作戦を考えることができる。
なるほどなあと勝手に納得しました。


さあ、そう考えると、
スターウォーズの公開がさらに楽しみになってきましたよ!
エピソード7、公開日に観られるか、翌日か。
スケジュール調整しないと。
では、お決まりの台詞でお別れです。


「フォースと共にあらんことを!」

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