ディレクターの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーです

ブログ

ディレクターの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーアベログ

相手はどう思っている?

1位「良好な人間関係」
2位「楽しさ」


株式会社マイナビが、
2015年4月入社の新入社員を対象に行った意識調査の結果です。
「社会人として仕事をする上で重要だと思うこと」の回答トップ2が、
上記の2つでした。


「社会人生活への期待」は4年連続減少。
「かなり期待:27.2%」と
「どちらかといえば期待:41.9%」を合わせて69.1%となり、
この数値は5年前の調査開始以来、過去最低となりました。


一方で、
「プライベート優先の生活を送りたい」が初めて「仕事優先」を逆転。
半数を超えた53.3%がプライベートを優先したいと回答し、
この数値は過去最高だそうです。


「自分はどんな毎日を過ごしたいか」がはっきりしているんだなと感じます。
私が新入社員だった頃は、
「個人的にどういう毎日を送りたいか」よりも、
「この会社でどうしていきたいか」
ということへの思いの方が強かったような気がします。


今はSNSの影響なのか、
自分のことを発信する機会が多く、発信することへの欲求も高い。
仲間とのやりとりの中で、
自分はこういう暮らしがしたい、が明確になっていくのでしょうか。
時代の変化を感じます。


さて、『採用担当者のホンネ調査』という別の調査があります。
これは、転職エージェントのワークポートが
同社取引先の採用担当者を対象に行ったもの。


「面接を受けに来た人が準備不足だと感じる時はどんな時か?」
との問いに対し、一番多かった回答は、
「企業理解ができていない」40%
続いて
「質問がない・質問の内容が浅い」10%
「忘れ物」10%


この調査を見て思ったことは、
「相手はどう感じるか」「相手にとってどういう場なのか」など、
「相手の立場に立つ」ことへの配慮が十分でないのかなということでした。
もしかしたら「自分はどうしたいか」への思いが強すぎるために、
起こってしまうのかもしれません。


「意思がはっきりしている」。
「自分はこうしたい、が明確だ」。
大いに良いことだと思います。
でも同時に、
「相手はどう感じるだろうか」を考えるバランス力が必要なのだと感じます。


夏休み中の我が子を見ながら、腕組みをしてしまいました。

これまでの記事

視点発見の旅
メルマガ【開-CAY】お申し込み

ご一緒に「視点発見の旅」へ!
メルマガは「開-CAY」で届きます

詳細を見る >>

「個人情報の取り扱いについて」

このページのトップへ