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どんな会社で働きたいか?

「自分の価値観に合った会社で働きたい」47%
「自分の仕事が好きな理由は、同僚やクライアントとの関係が良いから」43%
「自分の仕事が好きな理由は、上司との関係が良いから」13%
「仕事で一番不満に感じることは、成長する機会の欠如」55%
「自分の仕事が好きな理由は、給料が高いから」6%
「もっと仕事に満足するためには、公正な給料が必要」10%


これは、世界40カ国に拠点を持つ、アメリカのエグゼクティブ・サーチ会社
コーン・フェリー社が、世界中の350人の総合職を対象に行った調査結果です。


この「金銭的な条件よりも、自分のやりたいことをよい雰囲気の中でできるか」を
重視する傾向を受けて、同社のコンサルタントはこう言っています。


「たとえばインセンティブですが、目標達成に対するご褒美として、
金銭的な報奨を第一に考えることは、必ずしも正解ではないかもしれません。
なぜなら、それがよい社員に長く働いてもらうことにはつながらないからです」


そこで、同社は、経営者やリーダーに
以下の4つのポイントに注目してもらいたいとしています。


(1)「社員が誇りに思える雇用主であるかどうか」
雇用主は「どのような点でこの会社は特別なのか」、
「この会社で働く価値は何なのか」という
会社のミッションを1文か2文で社員に対して
簡潔に説明できなくてはならない。
さらに重要なことは、雇用主の行動や決断がミッションにのっとっていること。


(2)「進歩、向上への明確な道が示されているか」
年に数回個人面談を行って、
社員が将来何を望んでいるかを知らなくてはならない。
それに伴って、トレーニングプログラムを作ったり、
社外のトレーニングに通わせたり、メンターを作ったり、
何が提供できるかを考える。


(3)「同僚との関係がうまくいっているか」
新しいスタッフを入れる時も、新しくチームを組む時も、
それでうまくいくかどうかを考える。
また、例えば、心地よい休憩場所を作ったり、イベントを企画したり、
楽しく仕事をするための工夫をする。


(4)「上司と良好な関係が築けているか」
正直に話し合える関係を作れていなければならない。
部下を観察し、普段から良いコミュニケーションをとる。


いかがでしょう。


「えーっ! 手取り足取りじゃないか!」
「学校じゃないんだから! 子どもじゃあるまいし!」


なんていう声も聞こえてきそうですが、この記事を読んで改めて感じたのは、
人材育成は子育てそのものだなあということです。
日頃からしっかりコミュニケーションを取り、困っている時は手を差し伸べ、
楽しい時には一緒に喜び、さりげなく成長を助ける。
家の方針を子どもにしっかり説明できて、
その方針にのっとって、叱ったり、褒めたりができる。
ここが揺らぐと、子どもはすぐに迷うし、親を疑いますから。。。。。


職場でも、家庭でも、人が育つ時に必要なことは一緒だなあとつくづく思いました。

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