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インナーコミュニケーションを考えるための課題図書選定中!

無事、リーダーシッププログラムの合宿から帰ってきました。今後2度と経験することはないだろうと思うような、一言では語ることにできない大きなインパクトを得ました。自分の軸が一回り太くなったような感覚と、私自身のユニークさへの実感(私だけではありませんが)、それが6日の研修を経て今私の中にある感覚です。

さて、張り切っていきたいところですが、今日はゴールデンウィークの谷間です。通常モードでありつつも、少しリラックスしてしまいますよね。

オススメ映画など、軽い話題を、と思ったのですが、ネタ切れです。そこで、今日は当社スタッフのオススメ本を紹介します。と言っても、このブログのために選んだわけではなく、当社では現在、みんなで読む課題図書を選定中です。インナーコミュニケーションのプロフェッショナルにとって役立ちそうな本を、5つの視点(企画、伝える、書く、聞く、組織)から募りました。中には小説仕立てのものもあります。ワタシが選んだ本も含まれていますが、スタッフが選んだ本も入っています。

で、ワタシが選んだ本の中でも一番のお勧めは「自分の小さな『箱』から脱出する方法」(著:アービンジャー インスティチュート)です。以前、このブログでも紹介しました。この本がおもしろかった理由は、ワタシの人生観の中に「いつまでも成長できる人でありたい」というのがあるからです。「成長が止まる」というのは恐怖でさえある。一方で、ワタシも含めて人は自分が傷つくことを恐れています。傷つくことから出来る限り遠くにいたい。でも、自分が傷つくことを恐れていると、成長はできないんですよね。そんなことを教えてくれる本です。だから、組織内コミュニケーションがどうあるべきかなどと言う前に、自分の成長にとって役立つ本だと言うことができます。で、それがなぜ「インナーコミュニケーション」を考える上で役立つのか、なのですが、それはそういった人の気持ちを知っておかないと的確な発信ができないし、箱から出た人が多い組織を作り上げるべきだと思うからです。ちなみに、この度ワタシが参加した研修「コーアクティブ・リーダーシップ・プログラム」の課題図書にも挙げられていました。ある意味、そのぐらい有名な本です。

「ゴールデンウィーク中にぜひ!」とは言いません。いつか、ふと思い立ったら読んでみてください。

また、その他にも学び多き本はたくさんありますね。ワタシの興味を引いたのは、「伝え方が9割」「あなたの話はなぜ『通じない』のか」「パワー・クェスチョン」「キラー・クェスチョン」「トヨタの育て方」といった辺り。こちらも、ご興味に合致し、なおかつお時間があったなら、ぜひ読んでみてください。

 

※印はストーリー仕立ての作品。

テーマ 書籍名 著者
「企画」
強くなる
考具 ―考えるための道具、持っていますか? 加藤 昌治
佐藤可士和の超整理術 佐藤 可士和
マーケティング企画術 山本 直人
「R25」のつくりかた 藤井 大輔
企画力 嶋 浩一郎
小さな会社のブランド戦略 村尾 隆介
企画力 人間と組織を動かす力 田坂 広志
「伝える」
強くなる
伝え方が9割 佐々木 圭一
コミュニケーション力 斎藤 孝
伝える本 -受け手を動かす言葉の技術- 山本 高史
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン カーマイン・ガロ
一瞬で大切なことを伝える技術 三谷 宏治
「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔 森 達也
あなたの話はなぜ「通じない」のか 山田 ズーニー
「書く」
強くなる
文章力の基本 阿部 紘久
「頭がいい」とは文脈力である 斎藤 孝
きっちり! 恥ずかしくない! 文章が書ける 前田 安正
下町ロケット 池井戸 潤
のめりこませる技術 ─誰が物語を操るのか フランク・ローズ
「超」文章法 野口 悠紀
ボッコちゃん(※) 星 伸一
「聞く」
強くなる
相手が思わず本音をしゃべり出す「3つの質問」 渡瀬 謙
パワー・クエスチョン アンドリュー・ソーベル、ジェロルド・パナス 
キラー・クエスチョン フィル・ マッキニー
聞く力 心をひらく35のヒント 阿川 佐和子
インタビュー術! 永江 朗
人を動かす質問力 谷原 誠
一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 Daigo
「組織」
強くなる
行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論 舞田 竜宣
杉山 尚子
自分の小さな「箱」から脱出する方法(※) アービンジャー インスティチュート
組織力を高める 最強の組織 古田 典司
ザ・ファシリテーター(※) 森 時彦
トヨタの育て方 OJTソリューションズ
なぜ会社は変われないのか(※) 柴田 昌治
モチベーションカンパニー
―組織と個人の再生をめざす
モチベーションエンジニアリングのすべて
小笹芳央
もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら(※)
岩崎 夏海
ザ・チェンジ!
人と職場がガラリと変わる12週間プログラム(※)
門田由貴子
戦略参謀―――経営プロフェッショナルの教科書 稲田 将人


では、どうぞ良い1週間を!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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