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仮説検証や効果検証をしたいという企画者の本能

今日は、午前中から夜まで、来客の多い一日でした。最初は、マーケティング調査会社の方との面談、続いて3人の方との採用面接でした。採用面接の感想などはまた別の機会に書くことにし、今回はマーケティング調査会社の方との面談を通じて感じたことなどを書きたいと思います。

これはワタシが日頃から心がけていることなのですが、協業できそうな会社の方とは、極力お会いするようにしています。いつなんどき、どんなご相談がクライアントからくるかわからないので、どんなご相談が来ても困らないよう備えるためには、ネットワークを広げておくことが必要だと感じているからです。

グラスルーツはマーケティング志向の企画制作会社ではありますが、マーケティングリサーチの会社ではありません。けれども、リサーチというのは、極々身近なテーマです。たとえば…。
企画者としては、企画したものが本当に有効であったのかどうか、事後検証したいという、いわば「本能」のようなものを持っています。もちろん、心臓には悪いんですよ! でも、検証して思った通りの成果が上がっていないなら、たとえプライドがズタズタになろうとも潔く受け止め、ではどうしたらいいのか再度練り直す、そんな本質志向と柔軟性が絶対に必要だと思います。
あるいは、企画に対して事前の検証の必要性を感じ、「ある仮説によれば、こういう企画が考えられますが、まずはその仮説が正しいかどうかを検証しませんか?」と提案したいケースも多々あります。
事前検証にしても、事後検証にしても、独りよがりの企画であったなら、それは決して良い企画ではない、という信条にもとづくものです。

あらゆる企画には仮説があり、仮説が少しでもハズれたなら、企画の根幹は揺るぎます。しかし、仮説の一部はハズれていたとしても、ちょっとした修正で回復できる企画があるのも事実です。本当は、それらの検証と改善提案も含めて、最初に予算を取っていただけるのがベストなのですが、そうした予算はなかなか取っていただけないのが現実でもあります。
それでも、やっぱりどんなご要望にも応えられるように備える。それが誠意であり、付加価値の追求ということなのだろうと思います。一見すると当社と似たようなサービスを提供している企業は多々あります。そんな中で、それでも「グラスルーツに頼みたい」と思っていただけるようなサービスとは何か? それを一言で言えば、付加価値ということになるのですが、それが何であるのかは奥深いテーマです。まだまだ悩みます。

今回のマーケティング調査会社の方との面談は、もともとは飛び込みで営業のお電話をいただいたのがきっかけでしたが、やっぱりお会いして良かったと思いました。グラスルーツでは、今現在もマーケティング調査会社とのおつきあいはありますが、ひとくちにマーケティング調査会社と言っても、得意不得意の分野は各社各様です。今日お会いした会社が提供する地図情報との掛け合わせによるデータ分析というのは、エリアマーケティングを必要とする当社のお客様にとっては、とても意義のあるサービスではないかと思います。

グラスルーツは小さな会社ですので、全部を自社で賄うことには無理があります。しかし、どんなご相談が来ても困らないように、ネットワークを張り巡らし、付加価値の高いサービスを目指したい。そんな信念を再確認した出会いでした。
 

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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