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「ワクワク」が大切な理由

ベランダで日よけのために育てていた
フウセンカズラが9月に入ってからぐんぐん伸び、
もうツルが絡まる場所がありません。
それでもどんどん伸びるので、
上のほうで行き場を失い、
ツルがお互いに絡み合ってモサモサになっています。


フウセンカズラは、花が咲いた後に
緑の小さな風船をつけますが、
モサモサで、大混戦状態にもかかわらず、
上のほうに風船を多くつけていることに気づきます。
なるべく遠くに種を落とすためなのかもしれません。


遠くに種を落とすと言えば、
ネットで映像を見た
アルソミトラ・マクロカルパという植物の
種の飛ばし方がステキでした。
蔦性の植物で、森の高い木に絡みつき、どんどん上へと伸びて、
高い場所で大きな実をつけます。
実が熟すと、実の下の方に穴が空いて、
中から透明の羽を持ったような種が
ハラリ、ハラリと空中へ放出されます。
種は、グライダーのようにゆっくりと
空を舞い、遠くへ遠くへと飛んで行きます。


遠くへ種を飛ばすために、綿毛を持ったり、
人に運んでもらおうと、服にひっかかりやすいように
棘を持ったりする植物は知っていますが、
グライダーのように飛んでいく植物を見たのは初めてでした。
賢いですよね、植物は。


さて、植物がなるべく遠くに種を
運ぼうとするのはもちろん子孫を増やすためですが、
アルソミトラ・マクロカルパの映像を見ながら思ったのは、
人間もいつまでも成長するためには、
遠くに行って、遠くの景色を見たり、
いつもとは違うことをして、
好奇心を維持しなくてはならないなあ、ということ。


『「好きなこと」で、脳はよみがえる』の
著者、瀧 靖之氏によると、
「知的好奇心」を持つ人の脳は
老化しにくいのだそうです。


「知的好奇心」とは、知りたい、学びたい、
達成したいといった気持ちのこと。
こうした気持ちを持っていると、
脳内にドーバミンが分泌され、
「前頭前野」が刺激されるといいます。
前頭前野は、思考を深めたり、
コミュニケーションをとるなど、
人間らしくイキイキと生きるための能力
「高次認知機能」を担当する場所です。


仕事や勉強、趣味にイキイキ、ワクワク
取り組んでいる人ほど若々しいのは、
実際に脳が若いからなんですね。


実は、前頭前野は、子どもの頃に発達するのではなく、
10代から20代にかけてできあがっていくのだそうです。
ちなみに、子どもの脳は、
後ろ(後頭葉)から前(前頭葉)に向かって発達するのだそう。
小学生の子どもは、なかなかしっかり
コミュニケーションがとれないけれど、
中・高校生になると、だんだんと話が通じるようになるのは
そのためなんですね。納得。


瀧氏によると、大人になって年を重ねると、
脳は、子どもとは逆ルートで萎縮していくそうで、
まず、思考を司る前頭前野に影響が出るのだそうです。
高齢になると、だんだん話が通じなくなるのは、
このためか・・。これまた納得。


そう考えると、ワクワクする、楽しい、
もっと知りたいと「知的好奇心」を持つことは、
本当に大切だと実感します。


とはいえ、いきなり新しい勉強って
いってもハードルが高いし、
新しい仲間を作るのも面倒、と思う方もいるかもしれません。


その場合は、いつものルーティンの順番を
変えてみるのはどうでしょう。
いつもの道ではない道を通ったり、
いつも買い物をしている店ではない店に立ち寄ってみたりすると、
意外な発見があるかもしれません。
また、しばらく会っていない友人に
声をかけるのもいいかもしれませんね。
そこから新しい人間関係が生まれる可能性もあります。


もう10月(ひいいー)。
涼しくなったので、
知的好奇心をもたらすアクティビティーに
とりかかりやすい季節です。
アルソミトラ・マクロカルパの種のように、
ふわーっと飛んで
新しい世界に触れたいものです。

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