ディレクターの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーです

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バランスと演出

学園祭シーズンです。


先週、高校で軽音部に入った
息子のライブを聴きに行ってきました。


本番の数日前、
ライブでは3つのバンドに出ると息子がボソッとつぶやきました。
「3つのバンドって何曲やるの?」と聞くと、
「7曲くらい? 知らね」との返事。


おいおい、知らんのかいな。
当日、一緒に行くのを楽しみにした次男も、
「お兄ちゃん、弾けるの?」と心配する始末。


まあ、反抗期という
長いトンネルに入っているので仕方ないか。
家にいるときはほとんど自室から出て来ず、
4月に買わされた、なかなかの値段の
ベースを弾いているんだか、いないんだか。


そんなわけで、
当日はおそるおそる聴きに行きました。


会場を見渡すと、
次に演奏するバンドがステージの近くに座っていました。
息子の姿もありました。
が、手にしていたのはドラムスティック。
ドラム?


なんと息子は最初の曲はドラムを叩き、
2曲目以降、ベースを演奏していました。
しかも、予想よりもいい。
これにはびっくり。
知らないところで、いろいろできるようになっていくんだなあ、
と思いました。


おそるおそる聴く必要がなくなったので、
その後、私たちはすっかりリラックス。
2つの会場で行われていたライブを
行ったり来たりしながら、結局、
朝から夕方まで音楽を堪能しました。
そして、楽しみながらも、あることに気づきました。


やっぱり、バンドも全体のバランスと、
強弱を含む演出が大事だな、と。


高校生の軽音部なので、レベルはバラバラでしたが、
うまい子たちが集まったバンドはすごい迫力。
何が違うかというと、ボーカルも含めた、
それぞれの楽器のインパクトです。
メリハリがあると言ったらいいのでしょうか。


たぶん、各楽器の演奏がうまかったことに
加え、アンプの調整など、
バンド全体の音のバランスコントロールもよかったのだと思います。
さらに、曲ごとの、楽器の際立たせ方も
上手だったように思いました。
何より、ステージ慣れしているようで、みんな堂々としている。
だから全体の印象がはっきりしていて、
強いパワーが届くように感じました。


保護者に配慮したのか、あるバンドは、
90年代初頭のアメリカのロックばかりを
演奏していましたが、
(次のフレーズのギター! 次、次)と
こちらが期待を膨らませたところで、
期待通りの音を、期待通りの強さでくれるので、
何度も叫びたくなりました(叫びませんでしたが 笑)。
聴かせどころがわかっているんだなあ。


ところで、先ほど、バンドも全体のバランスと、
強弱を含む演出が大事だな、と書いたのは、
この感じ、職場やスポーツのチームワークと
似ていると思ったからです。


ボーカルのような主役だけではなく、
それぞれの役割が際立つこと、
それもベストのタイミングで際立つこと。
そこも含め、全体のバランスコントロールが
うまくいくと、たとえばプロジェクトが
成功したり、試合に勝利したり、
するんだろうなと思いました。


なんてことをたまに思いながら、
息子たちの演奏を聴いていたので、
今思うと、音に合わない頷きを
していたかもしれません。
独特の間合いだな、と思われたかな。

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