ディレクターの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーです

ブログ:2013年10月

スタッフの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーアベログ

「縄跳びの縄を床に打ちつける」。「紙鉄砲を鳴らす」。
この二つの動作には、ある運動(動作)を上手にするための、
大切なコツが含まれています。
紙鉄砲ってご存知でしょうか。新聞紙を大きな三角形に折ったもので、
三角形の端っこを持って、上から振り下ろすと、バンッという音が鳴るのです。
さて、何の運動のためにこれらをするのか、おわかりですか?
正解は、ボールを投げるため、です。


上記の二つの動作に共通するのは「腕を伸ばして振り下ろすこと」です。
この動作がないと、縄は床にうまく打ち付けられないし、紙鉄砲は鳴らない。
逆に言うと、縄が床にびしっと当たるようになり、
紙鉄砲が気持ちのいい音を立てるようになると、
自然と腕が伸びている。これが、ボールをうまく投げるコツなのです。
『かけっこが速くなる!逆上がりができる!』という本で、このことを知った時、
私は「なるほど!」と感心し、すぐに紙鉄砲を作って、鳴らしてみました。
こんなタイトルの本ですから、もちろん子どもたちのために買ったのですが、
いろいろな運動のコツが楽しく、わかりやすく書かれているので、
私も試したくなったのです。


私は、兄妹は弟、いとこはほとんど男、
近所のお友達もほとんど男という環境で育ちました。
遊びと言えば、野球。野球で必要な動きは、投げる、打つ、受ける、です。
私は受けることと打つことは好きだったのですが、投げるのはどうも苦手でした。
うまく投げられる時と、そうでない時の差が激しい。
うまく投げられない時は、体に力が入っていることがわかってはいたのですが、
どこをどうやったら改善されるのかわからないまま大人になってしまいました。
だから、「紙鉄砲を鳴らす」こととボールを投げることは一緒だと知って、
びっくり。
でも、もっとびっくりしたのは、私は子どもの頃すでに「腕を伸ばすこと」が
コツだということを知っていたかもしれない、と思ったこと。
そういえば、父に言われたような気が...。
つまり、腕を伸ばせばボールが上手く投げられると知っていたのに、
どういうことか理解できなかったということなんです。
それが、「紙鉄砲を鳴らす」と言われると、「オッケー、わかった!」と思えた。


『かけっこが速くなる!逆上がりができる!』には、
「どんな子でも必ずできる。運動音痴なんていない」と書かれています。
教えるコツは、一つの動きを10通りの言い方で説明すること、なんだそうです。
なぜなら、どんな動きを頭で理解することがまず必要で、
理解の仕方は人それぞれだから。
その通りだなあ、と思いました。
たぶん、運動神経が抜群の人たちは、だれにもヒントをもらわなくても、
うまい人を見ただけでコツがわかり、それをすぐにマネできるのかもしれません。
でも、そうでない私のような人は、ヒントをもらってもピンと来ないこともある。
ところが、別のヒントをもらうと、すんなり入ることがあるということなんです。
だから、一つのヒントでできなくても、それが苦手ということではないんですね。
これ、運動に限らないですよね。


あ、そこで気づいたことがあります。
何をする時も、うまくいかないと「あきらめるな!頑張れ」と言ったり、
言われたりしますよね。
これ、今までは精神論だと思っていたのですが、
この本を読んで、違うなと思ったんです。
あきらめるなってことは、別のヒントを見つけてみようってことなんです。
そう考えると、前向きな気持ちになりますよね。


ところで、私、ボールが上手く投げられるようになったと思いますか?
なんと、地域のスポーツフェスティバルで、
少年野球のコーチに「お、うまい!」と言われたんですっ!
あー、嬉しかった!!!

雑誌などの星占いのページ、ご覧になりますか?


私は、占いは気になるものの、残念ながら星占いにはあまり目を通していません。
目を通したくても、通せない、と言ったほうがいいかもしれません。
というのも、私の星座(山羊座)の基本的な特徴と言われているものが、
私の性格に合致していないのです。
だから占いも私にとっては当たっていないことが多いんです。


星座が持つ性格とは、その星座の名前からイメージされるものだそうで、
山羊座は「もの静かでまじめでコツコツと努力する、
用心深い人」と言われています。


しかし、私は子どもの頃からコツコツ努力したいのに、
途中でいろんなものに心を奪われ、
なかなかコツコツできない。全然用心深くない。だからすぐに失敗する。
そんなわけで、星占いは気にしなくなってしまいました。


ところが、先日、国立科学博物館の「宇宙の質問箱」 というサイトを見ていて、
驚きの事実を知ってしまいました。


それは、「現在の太陽の位地と星座の正確な位地を見ると、
星占いが示す星座が一つ前にずれる」というものです。
つまり、私は山羊座ではなく射手座だったのです。


何それ!と思いますよね。
占星術では、太陽の位置する星座が基本的な性格や運勢を決めているのですが、
占星術が考えられた2千年前と現在では、
太陽が位置する星座が異なっているらしいのです。
これは、地球の首振り運動によるとのこと。
コマの勢いがなくなってくると、コマが傾いてぐらぐら動きますよね。
地球は、実際はああいうふうに回っているのだそうで、
傾きながら一回転するのに2千年以上かかるのだそうです。


生まれて初めて射手座の占いに目を通してみると、
射手座は「楽観的で束縛を嫌う。適職は、ライターや編集者」と
書いてあるではないですか!
これだ、これ。と、思いながら、よくよく見ると、「努力家」とも書いてあります。
でも、すでに「当たってる」という思いで見ると、「努力家」と書いてあっても、
そうそう私は努力家の一面もある、なんて思ってしまうから不思議です。
もしかしたら、誰でも、多かれ少なかれ、星座が示す性格は
すべて持ち合わせているのかもしれません。


自分でどこを意識するかで、目立つ特徴が変わってくる。
そんなことなのかもしれません。

「いつか君の出番が来る」
うちの小野は、中学時代、先生にこう言われたのだそうです。
私、そんな心に残るような言葉をかけられたことがありません。
忘れているだけじゃないの? と、小野は言いますが、
いやいや、心に響いたなら、そう簡単に忘れるわけはない。
いいなあ。羨ましい。


DeNAの中畑監督が来季も続投することになりましたね。
クライマックスシリーズ出場を逃した責任をとって、
一度は辞めると言った中畑さんが続投を決めたきっかけは、一通の手紙でした。


辞意を表明した後、高校生くらいの男の子から、
便せん8枚にも及ぶ長い手紙が届いたのだそうです。
手紙のほとんどが中畑監督のことを褒めちぎる内容だったらしいのですが、
最後に「責任の取り方って、やめればいいんですか?」と、書かれていたそうです。


「読みながら涙が出た」と、中畑さんはインタビューで言っていました。
この手紙以外にも、慰留を求める声はたくさんあったようですが、
心を動かしたのは、やはりこの手紙の力だったようです。
言葉が一人の人間の人生を変えるって、すごいですよね。


言葉といえば、震災直後、立教新座高校の渡辺校長が、
卒業式ができなかった3年生に送った言葉を読まれた方も多いと思います。
一部紹介します。


いかなる困難に出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。
いかに悲しみの涙の淵に沈もうとも、それを直視することの他に我々にすべはない。
海を見つめ、大海に出よ。嵐にたけり狂っていても海に出よ。
真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。貧しさを恐れるな。
男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。未来に向かえ。
別れのカウントダウンが始まった。
忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。


もっと読みたい方はこちらへ
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/


ネットでこのメッセージを目にした時、とても感動しました。
この年の卒業生は、このメッセージを忘れないでしょう。
もちろん、日常生活の中で毎日思い出すことはないでしょうけれど...。
でも、これから困難に直面した時、必ず思い出すだろうと思います。
そして、大人になるまで、何度も思い出すでしょう。
そう思うと、言葉の力って本当に大きい。
ああ、キーボードを打つ手が震えてくるなあ。

親類から、新鮮な魚介類や果物をどっさり送っていただくことがあります。
季節のものをおいしい状態で、しかもたくさんいただけて、とても嬉しいことです。
でも、正直、困ってしまうこともあります。
受け取る準備ができていないことがあるからです。

事前に「○日に送るから」という連絡をいただける場合は、
冷蔵庫を開けて、おなかをすかせて待っていられるのですが、
突然送られてきた場合、特にそれが生ものの場合は大変です。


例えば、平日、これから出かけようという時、
玄関に出たら、宅配便のずっしり重い箱を渡され、「クール便です」と言われる。
えー、今出るところだったのに!と思いつつ、キッチンに戻って箱を開ける。
中には、鮮魚がどっさり。


ぎゃー、これどうするの!と思いつつ、とりあえず冷凍しようと冷凍庫を開ける。
冷凍庫はパンパンで隙間なし。
放っておいて後で処理するわけにも行かず、仕方なく用事をキャンセルして、
送られてきた鮮魚の小分けと冷凍庫の整理に取りかかる......。


事前に連絡をいただいていれば、「本当においしそう!ありがたい!」なのに、
突然だと「もうっ!困るなあ!」になってしまうわけです。


「贅沢言うな!」
という声が聞こえてきそうです。
そうですよね、贅沢な悩みです。
親類たちは、「おいしいわよ。あなたのところはたくさん食べるから、
どっさり送ったからね」とニコニコ笑っているかと思うと、
「ありがとうございました」としか言えず。


こういうこと、私たち自身もやってしまっていないでしょうか。
「わ、これおいしいから、あの人に送ってあげよう」とか、
「これ、かわいい!送ってあげよう」とか。
相手がどんな状況で、どんな気持ちで受け取るか、常に考えているでしょうか。


これ、贈り物だけでなく、手紙やメール、職場でいうと社内報などの送り方、
渡し方にも必要な配慮だと思います。
「忙しい時に、こんなん読んでられるか」
というタイミングで渡ってしまっていたとしたら、
せっかくのいい内容も、台無しになってしまうことだってあるかもしれません。


で、ここまで読んでくださった皆様、
このメルマガ、一日のうちのどの時間に読まれていますか?
この曜日の、この時間帯のほうがありがたい、
というようなご意見がありましたら、
どんどんフィードバックくださいませ。


わざとらしくオチをつけるな、と言われそうですが、
最初にお知らせしたセミナーの内容も、
相手の「気持ちをくみ取る」がテーマです。
お時間が許し、ご興味がおありでしたら、ぜひご参加ください。
きっと「情報発信の達人」になれますよ。
論理的に受け手の感情に働きかける方法がわかりますので。
セミナー参加者の声はこちらでご覧いただけます。
http://www.grassroots.co.jp/seminar/
では、今日も良い一日をお送りください。

『銀河へキックオフ』というアニメがあります。
タイトルがプロ野球なのに、またサッカー? はい、そうです。
テレビ放送は終わってしまったのですが、
最近DVDを観始めて、家族ではまっているのです。


主人公は、プレーは下手だけど、サッカーが大好きな6年生の少年。
彼の所属チームは、選手が次々と辞めたことから解散してしまいます。
もうサッカーができないと焦った主人公は、
苦労の末、メンバーと監督を探してきて、
なんとかチームを再結成させます。


ところがこのチーム、仲が良くない。
優れた技術を持つ選手が数人いるのに、
チームワークが悪くてプレーがバラバラ。格下の相手に勝てません。
でも、主人公の情熱、監督の情熱が全員に伝わり、
いつしか「銀河一になる」という一つの目標に向かって、進み始めるのです。
あー、いい話ですね。涙が出てきます(実際、毎回泣いている)。


ここで、タイトルのプロ野球の話。
ヤクルトのバレンティン選手、打ちますねー。
調べてみると、ヤクルトの外国人選手はほかのチームに比べて、
断然活躍しているのです。
巨人と阪神の2チームと、安打と本塁打、打点、打率の数字を比べてみました。
過去20年間のデータをネットから拝借。


●ヤクルト(一軍在籍23人/主要選手:ペタジーニ、ラミレス、バレンティン...)
安打:4726 本塁打:1024本 打点:3060 打率:2割8分1厘
●巨人(一軍在籍25人/主要選手:ローズ、イ・スンヨプ、ペタジーニ、ラミレス...)
安打:3013 本塁打:617本 打点:1802 打率:2割7分3厘
●阪神(一軍在籍33人/主要選手:アリアス、シーツ、ブラゼル、マートン...)
安打:3469 本塁打:517本 打点:1901 打率:2割6分6厘


確かに活躍してますよね。
ここで、ヤクルトの外国人選手はなぜ活躍できるか、という話です。


どうやら外国人選手に対する態度が、ヤクルトは違うらしいのです。
「もちろん、いい選手をスカウトしてくるというのもあるけど、
ヤクルトは外国人選手に対して親身になって接する伝統がある」と、
ヤクルトのヒッティングコーディネーターが言っています。
実は、外国人選手は働いて当たり前、という感覚のチームが多い中、
ヤクルトはしっかりとケアをしているのだそうです。
「大切なことは、一緒に汗を流すことなんじゃないかな。
生活も文化も違う国から日本にやってきて、
唯一の共通点は野球だけなんだから」と。


バレンティン選手が王さんの本塁打記録を破った時、
外国人選手に記録を破られることにいい顔をしない人が少なくありませんでした。
実際、今までに記録にせまった外国人選手たちは、最後に敬遠されたりして、
まともにチャレンジさせてもらえませんでした。
確かに王さんは偉大ですが、何だかなーと思います。


最近、グローバルやダイバーシティという言葉をあちこちで耳にします。
でも、先にご紹介した『銀河へキックオフ』、そしてヤクルトのように、
同じ目標を共有する近くの人をまず受け入れなくては、
グローバルもダイバーシティもないのではないかなあ、と思ってしまいました。

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