ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

ブログ:2026年2月

社長の脳みそ整理mono-log モノログ

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最近、我ながら科学や技術に興味があるな、と思います。

また、スピリチュアルや超常現象など反科学的な事柄にも惹かれたりします。
SF映画が好きなのも、そういうことと関係しているのかもしれません。
なぜ科学や技術の話が好きなのかというと、
1つには誰もが思うように夢があるからですが、
もう1つは歴史の一コマを垣間見ているような感覚を持つからだと思います。
なので、輪廻というものがあるのなら、
次に生まれてくるときは、エンジニアになりたいかも笑

高市政権に変わり、技術分野への積極投資が進むことで、経済も活発化しそうです。
探査船「ちきゅう」が海底からレアアース泥の回収に成功した、とか
トヨタがモナコで水素エンジン車のデモドライブをした、とか
三菱重工が二酸化炭素と水と電気から液体燃料の合成に成功した...などという話題は、
聞けば聞くほどわくわくします。


ひと昔前は夢物語だった人型ロボットも日に日に進化をしていますね。
先日から中華圏では春節を迎えていますが、もうご覧になりましたか?
中国の人気テレビ番組で人型ロボットの演舞が披露されていたのですが、
剣や棒、ヌンチャクを自在に操り、バク転ができるほどの運動能力です。
テスラの人型ロボット「Optimus」も来年には販売が開始されると言われているので、
ますますこの分野での米中の競争が激化しそうです。
いったい未来はどうなっていくのでしょうか?


中国のロボット軍団の演舞を見ながら、思い出したのは
映画「スターウォーズ」のロボット軍団「バトルドロイド」です。
と、同時にロボットではないのですが、
なぜか人工的に作られた兵士たち「クローン・トルーパー」のことも
思い出してしまいました。


「スターウォーズ」にはいくつかのテーマがありますが、
そのひとつは闇と光です。
光から闇に堕ちた代表がダースベーダーでした。
「バトルドロイド」も「クローン・トルーパー」も
科学技術の進展により生まれてきた兵士たちです。


ウクライナ戦争では新たな兵器にドローンが加わり、
戦争のイメージも様相が変わってきました。
(それでも多くの兵士が亡くなっていることもまた事実ですが)

人と人が殺し合うよりも、
ロボット同士を戦わせる方がマシという考え方もあるのかもしれませんが、
邪悪な心で使えば、他国の主権や人権を侵害することに繋がっていきます。


AIも同様ですね。
自己チューな企業や国がAIを活用すれば、人間社会に対する最大の脅威になり得ます。
そういうこともあってか、現在、安全性や規制について、
世の中では二つの考え方がぶつかり合っているようです。

一つは、AIは全人類ためのものとして非営利であるべきだし、
開発もオープンであるべきだ、
しかも脅威になりうるのだから、政府の規制が必要だという考え方。
もう一つは、莫大な開発コストがかかるのだから、
営利を追求するのも、ソースを公開しないのも当然だという考え方です。

前者の代表はイーロン・マスク。
後者の代表はOpenAI社のCEOサム・アルトマンです。
イーロン・マスクはもともとOpenAI社の創業に携わっていましたが、
上記のようなポリシーの違いから同社の経営を離れ、
独自にGrokを開発したと言われています。
ここでは、どちらを支持すると語るつもりはありませんが、
私たちが今、便利に使っているAIが双刃の剣であることは忘れない方が良さそうです。


私たちの心には、光もあれば闇もあります。
夢を与えてくれるはずの科学に、支配欲などの人間の心の闇が結びつくと、
未来は悲惨なものになってしまいます。
特に科学や技術、政治に携わる人には闇落ちしてほしくありませんが、
一方で、社会は集団の意識がつくっているとも言われています。
私たちは日常の中でダースベーダーにならないように心がけたいものですね。


インフルエンザが流行っています。
花粉の気配もありますね。
体調に気をつけてお過ごしください。

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当社では、企業の社内広報担当者向けに各種セミナーを提供しています。
特徴の1つは、社内広報を人のマインドの解決課題だと捉えて、
認知心理学的な要素を取り入れている点です。

たとえば、人はなぜコンテンツを見たくなるのでしょうか。
興味を惹きつける要素にはさまざまなタイプのものがありますが、
今日ご紹介したいのは、「感情報酬」という概念です。

新しい情報を見つけた瞬間、脳の中では小さな化学反応が起きています。
その中心にいるのが、ドーパミン。
これは「快感」や「期待感」を司る神経伝達物質です。

たとえば、SNSのタイムラインをスクロールしているとき。
「お、これは知らない」「なんだろう?」と思うことがありますよね?
好奇心が働いた瞬間に脳が喜び、ドーパミンが分泌されて、
脳は「報酬」を受け取ったように感じます。

あなたがもし、広報部門でコンテンツ制作に携わっているのであれば、
脳と神経伝達物質の働きを知ることで、
読者のどんな「期待のスイッチ」を押すのか、ヒントになるかもしれません。


ところで、SNSで自分の好奇心に従って、あちこちクリックするうちに、
タイムラインに似たようなネタばかり流れてくるようになった...
というご経験もあるのではないでしょうか?

私の例でいえば、最近は選挙が近いこともあって、
さまざまな候補者からの発信を見るうちに、
私のタイムラインはあっというまに政治のつぶやきが多くなってしまいました。

与党・野党、候補者・有権者に関わらず、さまざまな声が流れてきます。
すると自分の信条に合っている声を目にした時は、
そうだ、そうだと思い、心地いい。
一応、私の場合はどんな対立構造になっているか興味があるので、
自分の信条と違う声も読んでいるため、比較的内容に幅がありますが、
もし「心地良い」を基準に読む読まないを判断していたなら、
一気に「エコーチェンバー」の中に置かれることになります。

「エコーチェンバー」というのは、
自分と似た意見の人ばかりが集まって、違う考えが見えにくくなる現象のことです。

これもまた、脳にとっては心地よい状態なのです。
同じ考えに触れると、セロトニンやオキシトシンといった安定をもたらす物質が働き、
安心感や一体感を感じるそうです。
つまり、意見の一致は脳に安心をもたらします。

でも、その「安心」が続くと、
私たちはいつの間にか「違う意見」に触れるのが少し怖くなってしまう。
心地よさと引き換えに、視野が狭まっていく...。
そんなことが起きそうです。

しかも、脳は基本的に「自分が信じたい情報」を好む傾向があるといいます。
ドーパミンがくれる「ワクワク」やセロトニンがくれる「安心」を欲するあまり、
私たちはつい「自分の考えを裏付ける情報」ばかり選んでしまうようです。


コンテンツの作り手としても、個人としても、
この「心地よさ」とどう付き合うかはとても大切なテーマかもしれません。
ときには、あえて意外性のある視点を選ぶ。
ほんの少しだけ脳のクセを意識して、自分の脳の期待を裏切ってみる。
そうすることで、情報との付き合い方が広くなる気がします。
「心地よい刺激」と「少しの違和感」の双方にアンテナを立てていたいものですね。

今週末は、選挙です。
有権者の1票が私たちの未来につながっていると信じ、私は選挙に行きます!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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