ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

ブログ:2026年1月

社長の脳みそ整理mono-log モノログ

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衆議院が解散され、選挙戦が活発になっています。
選挙で重要とされているのは、マニフェストです。
日本の大きな方向転換が示された上での今回の選挙ですから、
有権者としてマニフェストをよく理解して選挙に臨みたいものです
そうだ! 選挙に行こう! ← JR東海風の美しいビジュアルで笑


さて、マニフェストは平たく言えば「約束」です。
ビジネスでも約束が大事なのは言うまでもありません。
社内での約束、社外との約束がいろいろある中で、
皆さんはどんな約束がもっとも基本的かつ重要度が高いと思いますか?

やると言ったらやる...というような有言実行を求める意見はもちろんあると思います。
しかし、大昔からそれ以上に大切にされてきたのは、
・決まった期日に、決まった金額を支払う
・約束した日までに、約束通りのものを納める
の2点ではないでしょうか。
この約束を守らない相手とは、2度と取引しない、
それが当然のこととして、日本の社会では暗黙の了解になっています。


「信用とは、約束を守る習慣である。」と言ったのは、ドラッカーですが、
「信用」の捉え方は国や地域によって異なります。

日本では、どちらかというと、最初は性善説で信用し、
一度壊れた信用は簡単に修復できないという暗黙の了解があります
しかも、相手を信用するのは必ずしも「契約書があるから」が前提ではありません。
そこが、良くも悪くも日本社会の特徴です。
「あの人は裏切らない(誠実)」と「あの人ならやってくれる(能力)」
の掛け合わせで信用をとらえていて、
信用できる人が大勢いる会社が、
信用できる企業になっているとも考えられます。
私たちは、あまり自覚していませんが、世界でも類のない高信頼社会に暮らしているわけです。


「約束」や「信用」に対し、なぜ、このような文化的価値観が生まれてきたのでしょうか。
一説には、時間に対する価値観は、稲作文化に由来するという見方があるようです。
田植えや水の管理は、村全体でタイミングを合わせる必要があった、という見方です。
周囲に歩調を合わせなければ、当然、後ろ指を刺されますよね。
空気を読むことにも通じる恥の文化と関係があるのかもしれません
でも、同じ稲作文化である中国も日本と同じような価値観であるかというと、
そこは異なっているのではないでしょうか。


私は、日本人の「信用」に対する価値観は
「お天道様が見ている」という文化的価値観と繋がっているように思います。
このワードは、年初のメルマガ「おみくじ、引きましたか?」でも書きましたが、
日本人のアイデンティティの根っこにあるものの一つではないかと考えています。
これは、誰に見られていなくても、自分の良心に従って正しく振る舞うという
「自律的な道徳観」です。
なんと素晴らしいじゃありませんか!


「お天道様が見ている」の起源がどこにあるかというと、
『古事記』や『日本書紀』に登場する天照大神(あまてらすおおみかみ)にある、
というのが有力な説です。
日本では、古くから太陽を神と捉え、太陽=天照大神だと言われています。
「すべてを照らす存在」イコール「人の行いを見通す神」とされてきました。

2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の中で、
疫病が起きると祈祷で解決しようとするシーンがありましたが、
平安時代の祈祷での中心神格は天照大神だったそうです。
だとすると、当時の人々にとって、日食はさぞや怖かったに違いありません。


しかし、私たちの日常生活に目を向けると...?
現代では、日常の中で天照大神を意識したり、崇めたりすることもなければ、
「お天道様」という言葉を口にする機会は滅多にありません。
若い人たちの間では、この言葉は最早死語かもしれない。
それでも、その精神は社会的な良心として、形を変えて生き残っています。
ゴミのポイ捨ては少なく、財布やケータイを無くしても戻る確率が高いのは、
日本社会の特徴です。


あ、今、思い出しました。
「Don't Be Evil(邪悪になるな)」はGoogleの有名な価値観です。
この思想は、まさに「デジタル時代のお天道様」かもしれませんね。
AIの時代になり、多様性との共生が叫ばれる中で、
個人にとっても、企業にとっても、
「信用」はますます重要になっていくような気がするのですが、
皆さんはどう思いますか?

1月最終週です。寒さに負けずに元気に参りましょう!

強運_s.jpg

今年、会社としては2通目、私の回としては初のメルマガになります。
改めまして今年もよろしくお願いします。

さて、新年といえば、初詣。
おみくじを引かれた方も多いのではないでしょうか。
私は、30代のある年に3回連続「凶」を引き当てて以来、
おみくじは引かないことにしています。
おみくじには一定の割合で凶が入っているのですから、
新年早々お金を払って嫌な気分になることもないなと思ったからです。
(でも、凶×3というのはすごい確率だろうから、これはこれで吉だと思ったものです笑)

みなさんは、運や運気を信じますか?
私は、おみくじは信じませんが、運については、ある程度信じます。
でも、私が思う運とは、変えられない運命のようなこととは違います。


そういえば、高市首相が松下政経塾に入るにあたり、
1000名前後の受験者の中から最後の10名に残り、
晴れて合格したエピソードにも運が絡んでいたらしいですね。

最終選考に残ったことを知った高市さんのお父様は、
松下幸之助さんの大ファンで、
とにかく運の良さそうな顔をしとれと高市さんに声をかけたのだとか。
ですが、自分は緊張はしないだろうと思って臨んだ松下幸之助さんとの最終面接で、
高市さんが体験したのは、これまで味わったことのない極度の緊張だったと言います。
あまりの緊張に言葉が出なかったのだとか。
そして、これはもう落ちたと思いながら、部屋を出た時に待っていたのは
ポラロイドカメラでの写真撮影でした。
高市さんは子どもの頃から、お母様に「早苗ちゃん、写真を撮るときは笑顔でね」
と言われて育ったこともあり、反射的にニコっと笑ったのだそうです。
後日、「あの写真で、運が良さそうな顔だし、愛嬌もありそうだ、
との判断になり合格にした」と松下さんから聞いたと言います。
ご両親からの運と笑顔に関する教えが、
高市さんを前に進めたと言えるのかもしれません。


松下幸之助さんが運と愛嬌を重んじたのには、こんな理由がありました。
まず、「自分は運が良い」と信じている人は、
困難に直面しても他人のせいにせず、前向きに好機を待つことができること。
また、リーダーが完璧すぎると周囲は助けてくれないが、
愛嬌があれば「この人を支えてあげよう」と周囲の協力が集まる。

つまり、その人の発言内容も重要ですが、
醸し出しているオーラというのが、結構大事ということなのかもしれません。


運とはそもそも何なのでしょう。

一般的には、人知を超えて幸不幸を左右する力、
というような受け止めが多いのではないでしょうか。
ですが、幸不幸を左右する力は本当にコントロールできないのでしょうか?

運を偶然の出来事と捉えるとコントロールできないと思ってしまいますが、
良い出来事は、良いマインドセットや良い行いが引き起こすものであり、
引き起こされた結果を運と捉えるなら、運を引き寄せることはできるような気がします。

「気がする」と「科学」は違いますが、
まずは「気がする」の話をさせてください。

私は、なんとなくですが、後ろめたいことや心が闇に落ちている人に、
幸運は訪れないような気がします。
日本には「お天道様が見ている」という言葉があります。
誰も見ていなくても、正しく生きようとしている人を天は必ず見守ってくれている、
そんな古めかしい考え方を無意識のうちにしているのかもしれません。


運は「科学」的に研究されています。
リチャード・ワイズマン博士は、著書『運のいい人の法則(The Luck Factor)』の中で
運を「超常現象」ではなく「心理学的なスキル」として定義しています。

読んだ訳ではないのですが、
博士提唱の運の良い人が共通して行なっている行動の4つの法則を簡単に紹介します。

【第1の法則】チャンスを最大限に広げる
リラックスして広い視野でものを見たり、新しい経験を好み、多くの人とオープンに関わる

【第2の法則】直感を信じる
判断するときに自分の直感を信じているし、直感を高めることを無意識に行なっている

【第3の法則】幸運を期待する
「自分は運が良いからきっと良いことが起きる」と信じて、挑戦を恐れないため、
試行の多さで成功を引き寄せている

【第4の法則】不運を幸運に変える
悪いことが起きたときに、「なんてついてない」と思わず、
「こうならないだけ良かった」と良い方に解釈し、執着しない


ふむふむ、これ、当てはまるぞ、なんて思って読んでいただけたら幸いです。
良いことをイメージすれば、良いことが起き、
悪いことをイメージしたら、悪いことが起きる。
そう思って暮らしてきましたが、
ワイズマン博士の説を読むと、まんざら間違いでもなさそうですね。

2026年、良いことをイメージして暮らしていきましょう!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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