コーチングで使われる4タイプ。あなたは何タイプ?
こんにちは。
暑い日が続いていますね。あまりに暑いので、今日は骨休めに、たまたま読んでいるメルマガに載っていた納涼?受け売りネタを(ぜんぜん涼しくないけど)。血液型や星座の延長線で語ると怒られるのでしょうが、まぁ、そんなノリで。コーチングで使われる4タイプの話題です。私は、セルフコーチングの本を読んだことはありますが、マンツーマンのコーチングを受けたことはありません。
コーチングでは、対人関係の特徴でその人のタイプを4つに分けることで相手を把握し、コーチするようです。
・コントローラー
・プロモーター
・アナライザー
・サポーター
それぞれのタイプの特徴は、下のサイトをご覧ください。
コーチ21
RS125
DiSC理論などとも似ていますね。
こちらのサイトに簡単な診断テストがあり、ワタシもチャレンジしてみました。
http://www.jah.ne.jp/~pegira/cgi-bin/coach/coach.html
ワタシの診断結果は若干「プロモーター」の点数が高かったのですが。。。
結構、多重人格なのでしょうか。-2から2の間に集まっているので、あまり当てにならないような気もします。別の日に試すと、結果が変わりそうです(下)。
コントローラーの点数:1
プロモーターの点数:2
サポーターの点数:-2
アナライザーの点数:-2
プロモーターはアイデアや主体性に特徴があって、楽天的なわりに孤独に弱く、計画性はイマイチで、ほめられ好き。。。なのだそうです。社長の人は、コントローラーかプロモーターが多いと聞きますので、多少当たっているのでしょうか。
でも、以前、別のテストでジェネラリストとスペシャリストの区分があって、結果「ジェネラリスト」だったのに、うちのスタッフは誰も頷いてくれないということがありました。ですので、半信半疑で受け止めています。でも、ネットを見ると、「当たっている」という声は多いみたいですよ、このテスト。
ワタシは、アナライザーっぽい印象も持たれがちで、実際、論理的な思考も持ってはいるのですが、実は直感的だという自覚もあるので、妥当な線ですかね。
ネットで他の人のブログを読んでいると、2つの要素を持っている人というのも少なからずいるようです。
ところで、一番知りたいのは、どのくらいの人は点数が開き、どのくらいの人は開かないのか?ということ。自分の点数に開きがなかったので、ちょっとひるんでおります。
本来は、自分のタイプを知った上で、その短所をどうやって埋めていくかとか、人のタイプに合わせてどんなコミュニケーションをとるとうまく機能するかを考えるのに使うのが正しい使い方。でも、理屈はわかっても実践は大変ですね。お遊び半分でお試しあれ。
セミナー「だからビジョンは伝わらない」を終えて
こんにちは。オノです。
クライアントであるアサヒビールの泉谷社長が1週間に1度イントラブログを更新すると社内に宣言し、ずっと更新なさっているので、ワタシも刺激を受けて週一更新に励んできたのですが、ここに来て少し、息切れし始めています。先週が火曜日になり、今週は水曜日になりました。
本当に週一更新というのは大変なことです。ネタ切れもあれば、ネタがあっても書く時間がないという問題もあります。それなのに、ずっと有言実行を続けていらっしゃる泉谷社長はスゴいですよ、ほんと。しかも、上場企業の社長の多忙さは私の比ではないはずです。
さて、今日、これを書きながらも、まだまとまったネタらしきものが頭の中にありません。ですので、とりとめもなくこの1週間について書こうかなー。
先週水曜日にセミナーを開きました。題して「だからビジョンは伝わらない。売上30億円からの社内戦略」です。前回は上場企業向けに開催しましたが、今回「売上30億円」で区切ったのは、上場企業にはビジョン伝達のミッションを負った部門があるのに対し、このぐらいの規模ですと、極端に言えば、経営企画部も社内広報の担当者もいないケースが珍しくないからです。当社は、お客様の規模に関係なく、社長の参謀、もしくは社長の参謀の参謀でありたいと思っているのですが、実際のところどちらによりニーズがあるのか、知りたいという思いもありました。印象的だったのは、アンケートで、「トップメッセージ診断」というサービスに「興味がある」と答えてくださった企業が多かったこと。ご期待に応えていきたいと思いました。
また、新たな出会いというのはいいですね。事前の予告もせずに、その場で「飲みに行きますので、ご都合がよければ参加してください」と言ってご参加くださった皆さん、貴重なひとときをありがとうございました。
セミナーの中で、前回のブログで紹介したソフトバンクのビジョンの例を挙げたのですが、今日、ユニクロが東レとの恊働事業を継続化すると発表したようですね。
両社に共通するのは、サービスや製品を自前で開発せず、他社とコラボしようとしている点です。孫さんは「ソフトバンクは何も開発していないじゃないかと言われるけれど、人の力を借りるのも、一つのお家芸だ」と語っていました。孫さんは、得意な製品群を自前で作り上げても、その製品群が何百年も企業を成長させることはありえないという考えのようです。ユニクロの柳井さんの考えはわかりません。でも、何でも自前という考えよりも、協業するというやり方の方が今の時代に合っているというのは、私も同意見です。
コラボといえば、セミナーの中で「ビジョンのマンガ化」を提案させてもらいました。マンガの良さは、ストーリー化によって難しいことをわかりやすく伝達できる上、印象にも残りやすい点、さらに感情移入できる点などがあります。
当社のビジョンや経営意思をコンテンツ化するノウハウと、作画や劇画表現のノウハウのある企業とのコラボで、こうしたサービスを提供していきたいと考えています。問題はどんな企業と組むかなのですが、素晴らしいパートナーが見つかりました。トレンド・プロさんです。春に行った中期経営計画浸透セミナーでのアンケートでも感じましたが、ニッチマーケットとはいえニーズはあるのではないかと考えています。
あー、今週1週間の様々な出来事を書こうと思いましたが(たとえば、3連休に観たタケシの映画「アウトレイジ」についてなども)、結局、セミナーつながりの話題になってしまいました。悪しからず。
そんなわけで、当初は「この1週間」というような何でもアリのタイトルを考えていましたが、「セミナー『だからビジョンは伝わらない』を終えて」とすることにします。
ではまた
ソフトバンクの新30年ビジョン
こんにちは。小野です。
今日は、時間がないので短いです。記事が長すぎて読むのが大変だという声もあるので、ちょうどいいかもしれません(笑)
昨日、「カンブリア宮殿」にソフトバンクの孫さんが出ていましたね。ワタシはまだ見ていませんが、録画しました。
その前日、明日のセミナーの準備で企業のビジョンの事例を探していたら、今年の6月25日に株主総会で発表された「ソフトバンク新30年ビジョン」の映像を見つけました。これがなかなか見応えのある内容だったので、ご紹介します。約2時間です。
何がスゴイかといえば、300年先を予測してから、30年先を語っていたことです。ちなみにコンピュータのチップが人間の脳を超えるのは、2018年ぐらいだと言われているそうですね。あとわずか8年。それがどんどん進化していけば、様々な脳型コンピュータ(知性と感情を持ったロボット)ができるだろう、人間はロボットに感情を与えるべきかどうかの選択を迫られる、と孫さんは語っていました。
孫さんのスピーチ自体は淡々とした語り方なのですが、構成としてもビジョンを語るときの黄金律に叶っており、いろいろな意味で参考になるかと思います。2時間見るのは映画なみなので、厳しいかもしれませんが、退屈しない内容です。(ワタシが孫さんファンだからかもしれませんが。)ビジョンの策定や発表に関わっている方にとって、参考になるかと思います。ではまた
http://www.softbank.co.jp/vision/
楽天とユニクロの英語公用語化。グローバル時代の人材像は?
こんにちは。オノです。
平日はあまりテレビを見る時間がないのですが、毎週日曜日の晩はNHK大河ドラマ「龍馬伝」と、海外ドラマの「グリー」「ゴースト」を楽しみに観ています。中でも「龍馬伝」はグローバル化が進む今の時代と重なるので、そんな視点からも興味深いです。グローバル化といえば、最近、楽天やファーストリテイリングが2012年中に社内の公用語を英語にする発表しましたね。今日は、グローバル化について、最近感じることなどを書きたいと思います。
Yahho!ニュース「楽天 英語を12年中に社内公用語化」
毎日jp「ユニクロ:新世界戦略 英語公用化…12年3月から」
楽天が英語を公用語にしたことについては、ツイッターなどでもいくつかの感想を目にしました。ネガティブな意見としては「英語を話せる人=グローバルな人というような文脈で英語を公用語にすることには違和感を感じる」など。反対に肯定的な意見では、「英語をしゃべれるようになりたいと思っている人は多いし、会社から要求された方が真剣に取り組めるから良い」という声も聞きました。
2社に限らず、今、日本の大手企業の多くはグローバルという方向へと向かっています。国際的なコミュニケーション力が必要になれば、英語が重要なのは当然ですが、社員の人たちの間で英語力というイメージが先行してしまい、自分の仕事と自社のグローバル化がどうつながるのか、そのイメージが持てていないケースもあるようです。
グローバル化が進めば、「英語力」もさることながら「異質性・多様性に対してオープンである」「他人の目を気にせずに意見を述べる」といったことが仕事の上で重要になっていくと思いますが、往々にして日本では他人の顔色で自分のスタンスを決めるという行動パターンが珍しくありません。
今回の楽天やファーストリテイリングの報道では、もう少しこれからの時代に必要な人材像について伝えてくれればよかったのですが、報道内容はいずれも「公用語」に焦点が当たっていたようです。(発表内容がどうだったのかはわかりません)
最近、米国ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の講義「正義(Justice)」が話題になったり、国際教養大学に企業が注目しているなどの動きから、今後「グローバルとは?」「地球人とは?」といったことが深く意識されていくのかもしれません。サンデル教授のあの議論についていけるチカラ。あれこそがグローバルな人材に必要なチカラだろうな、と思って見入ってしまいました。