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相手のことを思ってみる

とうとう観てしまいました。

ゴールデンウィーク中に。1日中。全話。

そうです。『鬼滅の刃』です。


『鬼滅の刃』を知ったのは昨年です。
次男がクリスマス前にマンガ『鬼滅の刃』全巻を
リクエストしてきたのです。
初めてタイトルを聞いたので、
「何のヤリバ? 何?」などと聞き返して、
「知らないの?」と呆れられましたが、
調べてみると、その時点ですでに相当な人気で、
マンガは売り切れていて、簡単に手に入らないと知りました。


リクエストされた時、どんな内容なのか聞いたところ、
次男の説明は、
「妹を鬼にされちゃった人が鬼と戦う話」でした。
私は、「あー、またそういう系か」と、
勝手な想像をして、どちらかというと、いい印象を持ちませんでした。


結局、マンガも入手できなかったので、
私の『鬼滅の刃』情報が
アップデートされることはありませんでした。
(後から聞いたら、子どもたちは、
それぞれアニメを全部観たようでしたが)


で、このゴールデンウィーク。
家族がAmazonプライムで再度観ていた
『鬼滅の刃』の第一話をたまたまキッチンから
チラチラ観ていたのですが、
いつの間にかテレビの前に移動し、そのまま深夜まで全話観てしまいました。
遅ればせながら、『鬼滅の刃』、おもしろかったです。


私が感じた、この作品の魅力は、
なんといっても、主人公・炭治郎の思いやりの深さです。
これが、このコロナ禍、
とくに響いたのかもしれません。


炭治郎は妹を鬼にした
鬼たちと戦うために修行を重ね、どんどん強くなっていくのですが、
敵である鬼に対しても思いやりの心を持っています。
壮絶な戦いの末、鬼を倒した後でも、
その鬼がまだきれいな心を持った
人間だった頃に想いを馳せ、認め、悲しみを感じるのです。


今、世界中でたくさんの人が「我慢」をしています。
我慢が多くなると、
どうしてもネガティブになり、批判的になりがちです。


あ、批判すべきではないと
言いたいのではありません。
私は、意見したり、同意しないことに
同意しないとはっきり言うことは、いいことだと思っています。
批判も悪いことだとは思いません。


でも、相手のことを全く考えずにがんがん攻撃してしまうと、
解決できるものも、できなくなってしまうと思います。


たとえば、意見を言うとき、
こういう状況で、~さんもこう思っているのかもしれない、など、
相手の立場にちょっとだけ立って、考えてみるだけで、
伝え方も変わるかもしれない。
「相手のことを思う」ことが
物事を前に進めるためには必要なのだと思いました。


そんなことに気づかせてくれた『鬼滅の刃』。
10月には映画も公開予定だそうです。
観に行きたいなあ。


まだまだ落ち着きませんが、
みなさま引き続きご自愛ください。

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