ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

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社長の脳みそ整理mono-log モノログ

『社内広報&インターナルコミュニケーション』カテゴリの記事

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こんにちは。
あっという間に4月。新年度の第1回です。
けれど、「だから新年度ネタで…」というわけではなく、今日は、つい先日、お客様からのご要望で行ったブランディング勉強会を通じて感じたことを書きます。

いただいたご要望というのは、社内報でブランド特集を組むに当たり、ブランディングに関するレクチャーを行ってほしいというものでした。

こんなとき何をお話するかは正直いろいろ迷います。というのは、ブランディングというのは、1冊の本になるくらい、重い内容だからです。書店にいけば、すでにいろいろな専門家がいろいろな切り口で語っていることがわかります。特に今回のケースでは、ご担当者はブランディングに関するセミナーなどにも参加して勉強されているというお話だっただけに、よけいに何をお伝えすればいいのか、ちょっと迷いました。

しかし、結論から言うと、常日頃感じていることを、話の幹にさせていただきました。どういうことかといえば、「簡単に言うとどういうこと?」という問いかけに対して、一刀両断に応える、そう割り切ったのです。なぜ、そう割り切ったかといえば、ブランディングの解説では、いろんな言葉が反乱していますが、「簡単に言うとどういうこと?」というのが、イマイチわからないからです。ブランドプロミスとか、ブランドコアとか、クレドとか、提供価値とか…。情報は豊富にあるのに、簡単に言うとどういうこと?の問いに応えてくれるものがない。その分、抽象的な、あるいは概念的な印象になっており、初心者(つまりは、すべての一般社員)にとって、とってもわかりにくいことになっていると感じます。

とはいえ、ワタシ自身、そういった様々な専門家の知見から自分なりのブランド論を築いてきたので、先人の知恵を尊敬こそすれ、否定するつもりはむろんありません。それに、ワタシごときが、先人の長年の知見を「それは丸めていうとこういうことです」と一刀両断に語ってしまっていいものか、、、という躊躇は常にあります。それでも、そういう割り切り方をしなければ、レクチャーをお引き受けする意味がないと思い、敢えてシンプルに語ることがワタシの使命だと受け止めて、「丸めて」お話させていただきました。

勉強会のタイトルは、「なるべくカタカナ用語を使わないブランド勉強会」としました。ブランディングという概念自体がアメリカから入ってきたものなので、カタカナ中心になるのは致し方ないのですが、それでも敢えて「カタカナ用語を使わない」を掲げて、「一言で言うと…」にチャレンジしてみたのです。

ワタシは、ブランディングをわからなくさせている主な要因は、多くの場合「ブランディングとはこういうもの」という本質を語る際に、発信者(ブランドを確立したい人)のための「戦略」としてブランディングが語られたり、発信者の「心構え」としてブランディングが語られているからなのではないかと思っています。もちろん、それは必要なことではあるのですが、ブランドを確立したい人がブランディングについて最初に知りたいのは、ブランディングが「できている状態」と「できていない状態」のその境目に何があるか、なのではないでしょうか。

そこで、ワタシは今回の勉強会では「ブランドが成立しているとはどういうことか?」というテーマで話をさせていただきました。ワタシの見解では、「ブランドが成立している状態」とは「〜と言えば、○○○」と多くの人が思っている状態ということになります。そして、「〜といえば」の「〜」の部分にブランド側の思惑通りの言葉が入っていること、つまりは思われたい像と思われている像を一致させること、それがブランディングの本質だと思うのです。一致した形で、「〜と言えば、○○○」と思ってもらえていれば、それはとてもいい形でブランドになっていると言えます。
また、ブランド力が高くなればなるほど、「〜と言えば、○○○」の「〜と言えば」の幅が広がっていきます。事業の本筋のところでの「〜と言えば」もあれば、「環境といえば」「ユニークな雇用形態といえば」「デザイン性が高いといえば」など、「強み連想」される領域は増えるようになります。
つまり、、、理想のブランディングとは、「〜と言えば、○○○」という連想の方程式を可能な限り増やすことと言ってもいいかもしれません。

ブランドというのは、奥が深いので、ワタシのこの丸め方に異論を唱える方がいても当然です。でも、ブランドプロミスやら、ブランドコアやら、提供価値やらと言われるよりも、潔く削ぎ落として、シンプルにこう言われる方がわかりやすいはず。そう信じて、このブログを発信します。

ブランド論以前に、それが何であれ、難しいことや複雑なことを「わかりやすくシンプルに」。そのために当社は存在しているんだなと、つくづく思います。

新年度が近いためか、最近、「社長就任 メッセージ」という検索ワードから当サイトのこのブログを訪れる方たちが多いようです。検索結果に表示されているのは、下記のページ「社長就任時や新年度、社長メッセージでやってはいけない5つのこと」です。
https://www.grassroots.co.jp/blog/monolog/2012/04/120423.html

そこで、今日は、社長就任時のメッセージ発信において、社員の皆さんに対し、何をどう伝えるのが良いのか、社員は何を知りたいのかについて、考えたいと思います。ここでは「メッセージ」という言葉を用いていますが、これはスピーチでも原稿でも同じです。

メッセージとは何か

では、そもそも「メッセージ」とは何か。これを押さえずして、話が前に進まないので、この後を読んでいただくための共通言語、共通理解として、ここでは「メッセージとは、その人がその場で一番伝えたい思い」とさせていただきます。スピーチでも原稿でも、何かを発信する際に一番大切なのが、この「メッセージ」です。

一番伝えたい思いという以上、「メッセージ」はシンプルでなければなりません。人が記憶できるのは、極々短い言葉で言い表された概念です。誰しも、一度にたくさんのことを記憶として保持できません。皆さんも、たとえばセミナーに出て、それがどんなに有益であったとしても、覚えていられるのはせいぜい2割ではないでしょうか。だからまず、その前提に立つ必要があります。

したがって、相手に何を記憶してほしいのかという観点から、極めて短い言葉で整理することから始める必要があります。できればワンセンテンス、ワンフレーズ、ワンキーワードにまで落とし込めるとベストです。それを整理しないまま、あれも伝えよう、これも伝えようとすると、失敗します。どう失敗なのかといえば、何も心に残らない内容になります。

まずは「一番伝えたい思い」をシンプルに言語化する。これが鉄則です。

何をメッセージにすべきか

さて、ではどんなことを「メッセージ」にすべきなのでしょうか。これは必ずしも一概には言えませんが、新社長に対して多くの社員が知りたいのは、「会社をどっちの方向にもっていきたいのか」です。でも、そう捉えるとたくさんの切り口が出てきてしまい、選択しにくくなります。

「会社をどっちの方向にもっていきたいのか」という社員の疑問や興味は、こんなふうに言い換えることもできます。それは、「この人はいったい何を成し遂げたいのか」です。社員は、売上などの業績だとか、課題の克服などの話の前に、もっと骨太の話、どんな世界を築きたいのかを聞きたいのです。「子どもたちから、お父さんの会社、お母さんの会社はすごいねと言われる会社にしたい」でも良いし、「社員満足度ナンバーワンの企業にしたい」でも良いし、「当社がいないと困るという人で世の中をいっぱいにする」でも良いのです。こんな会社にしたい、こんな世の中にしたいという骨太の話をメッセージにする、それを社員は望んでいます。

どのような順で語るのか、気をつけるべき点とは?

その成し遂げたい思いを伝える流れと、そのチェックポイントを7つ挙げてみました。これは、私が考えたというよりも、スピーチ研究をされている方たちの知見を私なりに整理したものです。

流れを大きく言えば、次のようになります。

成し遂げたい思いが誕生するまで
  ↓
それが成し遂げられた後、どうなるか
  ↓
それを成し遂げるまでの道のり

7つのチェックポイント

■成し遂げたい思いが誕生するまで
①「なぜ」「なにを」がわかりやすいか
 (何を成し遂げたいのか、なぜ成し遂げたいのか)
②「思い」がしっかり語られているか
 (自分の人生経験と関連づけて語られていることが大切)
③過去または現在の困難と困難を乗り越えて来た事実
 (できるという信念の源として、自社や自身の困難克服の歴史、体験を語る)

■それが成し遂げられた後
④成し遂げたときの情景が「そうなればいいなぁ」とイメージできるか
 (シーン自体やシーンが浮かぶような比喩)
⑤現場で何が変わるか、イメージできるように語られているか
 (自分たちには何が求められるかという社員の不安に応える)

■それを成し遂げるまでの道のり
⑥困難があるという自覚が織り込まれているか
(単なる夢物語に聞こえないために、覚悟を語る)
⑦強い信念が感じられるか
(何としてもそちらに向かうという強い決意の表明)

最後に、あなたがもし社長のスタッフとしてメッセージ原稿の素案を作る立場にあるのなら、次の3点に配慮することをお勧めします。
・「成し遂げたいこと」というのは実は「ビジョン」と言っても過言ではありません。しかし、ビジョンという言葉を使うと、社長は身構えてしまいます。言葉のイメージに惑わされないようにするためにも、「成し遂げたいこと」「志」というような言葉で会話する方が良いと思います。
・もっともらしくまとめることだけは避ける。それふうにまとめられたものは、社員の皆さんは簡単に察知します。ハートや温度が感じられることが重要です。
・各事業部が柱に掲げていることを、社長の言葉にまとめるというパターンも見受けられますが、これも避けたいものです。

社長就任挨拶は、いってみればデビュー戦です。ここでインパクトのあるデビューを飾れないと、挽回に時間がかかります。「メッセージ」をシンプルに絞り込んで、社員の皆さんが希望を抱けるような発信にしていただきたいと思います。

週末、ベン・スティラー 監督作品、映画「LIFE!」を観ました。映画.comの評価では、星3.8。レビューを読むと、賛否両論です。

内容は、伝統的フォトグラフ雑誌「LIFE」が休刊する時期に、ネガフィルム管理部門という、どちらかといえば縁の下の力持ち的な地味な部門に務める主人公(42歳)が、リストラされながらも、人生を変えていくというようなストーリーです。会社から休刊が告げられた最後の号で、表紙の写真のネガが紛失する…という事態に陥った主人公が写真を撮ったカメラマンを捜すための旅に出る、そんなロードムービー的な色彩のある映画でした。旅する先は、グリーンランド、アイスランド、ヒマラヤなど。しかも、そんなことするわけない!というような突拍子もないことをしながら、映画は半ばコメディタッチに進んでいきました。(けど、主人公が若かりし頃にやっていたスケートボードで壮大な自然の中を進む姿は、本当に壮快でした!)

賛否両論のネットレビューで、評価する人たちの多くは、「平凡で地味な主人公が変わっていく姿に、一歩足を踏み出す勇気をもらった」というようなものが主流を占めている印象でした。一方で、イマイチだと評する人たちのコメントで多いのは、「深みがない」というもの。だから、物足りないという主張です。

どちらの感想にも一理あると思いますが、私のココロに残ったのは、もう少し別のことでした。仕事柄かもしれません。

ネタバレにならないように注意して書きますね。
主人公とカメラマンは、会ったことがない関係です。でも、信頼の絆、無言の絆で結ばれていました。カメラマンは主人公のような裏方の仕事をする人たちがいるから、自分の仕事が成り立っているということをわかっていて、休刊を機に、感謝のメッセージを伝えようとする。(ある意味、それが仇となるのですが…)

でも、映画の中では、主人公は自信のない冴えない感じのオジサンとして描かれていて、本人も、本当はこだわりを持って仕事をしてきたのに、自分の人生なんて大したことはない…と、そんなふうに思い込んでいます。16年も、しかもLIFEが好きで誇りを持って仕事をしてきたのに、本人にその自覚がないんですね。人は、目立たない仕事をし、際立った評価がないと、いつしか「大したことのない自分」という像に甘んじてしまうものなのかもしれません。

現実世界では、仕事の8割9割は目立たない仕事だし、仕事なんだからやるのが当たり前で、いつもいつも誉められるなんてことはありません。だから、自分で自分を誉めてあげないといけないのに、主人公は(その方が普通かもしれませんが)自分を誉めずに気づくと入社から16年が経っていたわけです。

で、カメラマンを捜す旅に出た主人公は、最後には自信を取り戻し、堂々とした人物に変わっています。最後に小気味のいい台詞がありました。それは、リストラ後の新体制におけるリーダー(イヤな感じのやつ!)に向けられた発言でした。「あんたはLIFEのスローガンを言えるか?」と挑発的に聞いたのです。お約束的な展開ではありますけど、悪役リーダーは言えないんですね〜(ま、コメディタッチの映画なので、ボスが答えたスローガンはマクドナルドのものだったりするわけです)。

LIFEのスローガンは、
「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」
でした。それが好きで、主人公は入社していました。
そして、それを思い出して、放浪するカメラマンを探す旅に出かけるのですね。スローガンが好きで入社する。これってスゴくないですか? ワタシはスゴイと思います。しかも、最後にそこに戻ってくる。なぜなら、それが主人公にとっての原点だったからです。それも、スゴイと思います。

人の心を揺さぶる「スローガン」という言葉がある。
それは真実だと思います。
であるからこそ、「スローガン」に関わる責任も重いですね。
その一端を担う仕事をしているんだなと、身を引き締めました。

さて、この映画からワタシが得た教訓は、
・人から誉められるのを待つのではなく、もっと自分で自分を誉めよう!
・きっと誰かが見ている(お天道様かもしれないが…)
・改めて、、、言葉をあなどるな
の3点です。

「LIFE」の休刊の道のりには、経営者として別の学びもあります。「変われないと、淘汰される」と。歴史の貴重な記録を残し、数々の著名カメラマンを輩出した「LIFE」。今は、Googleのイメージ検索で「LIFE」の写真アーカイブが検索可能になっています。

タイトル通り、明日は、宣伝会議さん主催の「インナー広報セミナー」に登壇します。実は、9月にも講演依頼をいただき、ほぼ同様の内容でセミナーを行いました。それが、オッホン、好評だったために、さらに1時間プラスして枠を設けてくださったので、全体で5時間になりました。その意味では前回よりも、多少内容が広がっています。

参加者が増えても増えなくても、当社の実利にはあまり関係ありません。それでも「同志を増やしたい」という思いがあるので、多くの方に聴いていただきたいですね。

と、まあ、そんな思いについて、今回は書かせていただきます。

日本の多くの企業では、人事異動があります。ですから、社内広報担当として、専門知識を身につけるというよりも、「社内事情に明るくなること」を期待され、それを生かして次の部門で力を発揮してほしい…、そんな位置づけで赴任される人が多いというのが、ワタシの印象です。それ自体を否定するつもりはありません。

でも、それだと社内広報担当者になっても、どんなことに、どんな意識で取り組んだらいいのか、わかりませんよね。ワタシは社内広報スタッフは重要な経営スタッフだと思っているので、たとえ人事異動を前提とした数年間の業務であろうとも、もう少しまっとうに取り組んでほしいですし、それができれば、日本企業はもっと成長できると考えています。

というのは、つまるところ社内広報の仕事は、社員感情を変える仕事、ネガティブ感情をポジティブ感情に変える仕事だとワタシは思っており、企業の成長にとって、いかにネガティブ感情を減らし、ポジティブ感情を増やすか、これこそ至上命題ではないかと考えているからです。

それなのに、社内広報について、学ぶ機会はとても少ないです。当社セミナー参加者からも、「社内広報を勉強する機会がなさすぎる」「社内報セミナーなどはあるが、撮影の仕方などの前にもっと本質的なことを知りたい」等の声があります。

今、ワタシがここで言えることは、そうした声に応えるために、少しでも有益なコンテンツを提供したいと思うこと。目下、計画中の無料メール講座を、一刻も早く立ち上げなければと思いを新たにしています。

無料メール講座に全部は反映できませんが、明日の講座で話す内容のエッセンスが含まれるのは間違いありません。明日の講座の概要をお伝えします。自分で言うのもなんですが、かなり濃厚です。座学とワークという構成ですが、座学の中にもミニワークがたくさん入るイメージで構成してます。


社員感情に刺さる!戦略的企画術
「面白かったよ!」「役に立ったよ!」と言われる社内報をつくる


Part1 社内広報の仕事を再点検しよう
・社内広報の役割
・解決すべき問題はどこに?
・ありたい姿を明らかに

Part2 「感情」からアプローチする問題解決とは?
・社員が行動するってどういうこと?
・感情を考えた社内広報、考えない社内広報
・「感情」を知ろう
・社内広報でできること、できないこと
・欲求にリンクさせるとポジティブ感情が生まれる

Part3 ワーク〜感情マッピング〜
・ワークの前提条件
・社員の気持ちを書き出そう
・何のために分類するのか
・分類の仕方を考える
・社員の気持ちを大きく分類する
・社員の気持ちをさらに分類する

Part4 コンテンツ企画の立て方&ワーク
・読んでもらえる企画のコツ〜ターゲットとメリット
・記憶に残る企画のコツ〜メッセージ、読後感
・事例紹介
・企画のブレない軸をつくろう〜マインドセット


PART4の事例紹介では、ご許可をいただきましたので、アサヒビール様、アサヒ飲料様の事例を紹介させていただきます。

組織の問題の多くは感情から生まれてきます。心理に強くなる、これは社内広報担当に限らず、どの部門のリーダーにも必要な事柄です。

今回のセミナーは社内広報担当向けですが、5月頃でしょうか、リーダー向けのインナーコミュニケーションセミナーを当社で開催する予定です。その他、社内報の制作実務セミナーもこの春から開催します。併せてご期待ください!

また、サイトリニューアルに併せて、何とか春にはメール講座を開設したいと思っています。あー、やること満載〜

2月の最終週です。元気に笑顔で行きましょう!

いよいよソチオリンピックも後半に入ってきました。ワタシは、ついつい深夜まで、日本選手の活躍を見てしまいます。羽生選手の金メダル、葛西選手の銀メダル。いずれも快挙でしたね。本当に素晴らしい。今週は、19日と20日の深夜に女子フィギュアスケートがあります。浅田選手は、6種類の3回転ジャンプを8回行うという女子の中では「神の領域」とも言えるような構成でチャレンジするという話もあるようです。ぜひベストを尽くしてほしいものです。

さて、先週、日経の一面「春秋」を読んでいたら、カザフスタンのナザルバエフ大統領が国名の変更を、ニュージーランドのキー首相が国旗変更を提案していると書かれていました。国名の変更はもちろん、国旗の変更も、実施すれば歴史に残る出来事になるでしょうね。それを言い出すとは、両国の首脳とも勇気があるなと思います。

それにしても、おもしろいのはその変更理由に共通点がある、ということ。

カザフスタンのナザルバエフ大統領は、「スタン」で終わる国がいくつもある中で、「スタン」のついた現在の国名では特徴が感じられずに、魅力が伝わらないと考えているようです。確かに、中央アジアには、「スタン」のつく国がたくさんあります。調べてみたら、「〜スタン」というのは「(〜民族)の土地」を意味するペルシア語で、旧ソ連時代にカザフスタンも含め「スタン」がつかなかった国々が、ソ連崩壊後に名称を変更したようです。

ソ連時代    ソ連崩壊後
カザフ共和国 → カザフスタン共和国
タジク共和国 → タジキスタン共和国
ウズベク共和国 → ウズベキスタン共和国
キルギス共和国 → キルギスタン共和国 → キルギス共和国
トルクメン共和国 → トルクメニスタン

確かに、これだけあるとイメージがだぶりますね。「モンゴルは末尾に『スタン』とついていないから外国人に魅力的なのだ」と大統領は提案理由について説明した(らしい)と書かれていました。そして、候補名は「カザフエリ」。カザフ語でカザフ人の土地の意味だそうで、カザフスタンと意味自体はまったく同じ。でも、その音からして、何だか個性豊かな魅力的な国に感じるから不思議です。

一方のニュージーランド。国旗のデザインがオーストラリアと識別しにくいことを変更の理由に挙げているようです。実際に見比べてみると間違い探しをさせられているような気分になります。イギリスに占領されていた時代には、両国は1つの連邦と見なされていましたが、イギリスから独立するときに別々の国になりました。しかし、国旗は占領当時のままとしたために、イギリスの影響を受けた国旗がそのまま残ったようです。(ニュージーランドの国旗を見る)(オーストラリアの国旗を見る

これを企業に置き換えると、国名変更は社名変更、国旗変更はシンボルマーク変更でしょうか。

いずれも自分たちらしさや自国認識/自社認識に深く関わると同時に、外に向かって魅力を伝え、他と区別して覚えてもらう上で重要な要素ですね。改めて「アイデンティティ」の重要性を痛感しました。

ソチオリンピックが開幕しました。すがすがしい演技で私たちを魅了した上村愛子選手。心から「ありがとう」と「おつかれさまでした」を申し上げたいですね。

さて、オリンピックで、安倍総理が開会式に出席し、欧米の各国首脳は欠席しました。メッセージの中身は違うものの、それぞれにメッセージだなと思いましたので、今日は「メッセージ」について考えます。

「メッセージ」。
話す言葉、文字で発する言葉、行動。すべてメッセージになりえますね。ここでいうメッセージとは、自分が相手に一番伝えたいことです。でも、私たちは「今、自分のしている一つひとつのことがメッセージである」ということを忘れがちです。ワタシ自身も例外ではなく、時々、話した直後に社員からこんなことを言われます。

「今、その話を持ち出した、その意図は何ですか?」
「そうだった、そうだった。それはね…」

恐ろしいですね。普段は、話が蛇行しがちな実家の母に対して「いったい何がいいたいのか、早く結論を言ってよ」などとエラそうに言っていますが、何のことはない、ワタシも似たようなことをしてしまっています。

この例のように、社員が尋ねてくれた場合は、まだ修復できますが、そうでなかったら…。相手は、その背景にある意図がつかめず、「この人、何を言いたかったのだろう?」という疑問で終わってしまうんですね。


話し言葉もそうですが、書き言葉ではさらにメッセージが重要になります。反応に合わせて、補足することができないからです。

書き言葉でメッセージがわかりにくくなる場合の一番多いパターンは「情報は盛りだくさん。でも一番、言いたいことは何?」というようなケースです。パワポのプレゼン資料などでも、しばしば見かけます。主な原因としては、次の3つのようなことがあるのではないでしょうか。

【1】そもそもメッセージが必要であると自覚していない。
【2】アレもコレも伝えたいという思いが強すぎて、詰め込み過ぎてしまう。
【3】文章力や構成力がないため、文字を埋めることで精一杯になっている。

 

メッセージがわかりにくいコンテンツは、相手から見て「読んでもわからない」だけではなく、そもそも「読みたくならない」場合が多いです。なぜなら、私たちは毎日多くの情報(活字)にさらされています。新聞やニュースサイト、メール、会議の資料や社内文書、Facebook、等々…。わかりにくいものに対し、付き合っている余力がありません。

コンテンツが読まれるための法則。そのひとつが、「メッセージが分かりやすいこと」。もし、読まれていないと思われるなら、メッセージがわかりやすいかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

さて、かくいうワタシも先日、当社の社内方針説明会で「灯台下暗し」的な失敗をしました。お恥ずかしい限りですが、参考にしていただきたいので、木曜日のメルマガで失敗談を披露します。

では、良い1週間を!

グラスルーツでは、今、当社のこのサイトのリニューアルプロジェクトが進行中です。現在のサイトができたのは2006年。そこから7年の間に、時代も変われば、当社も変わる。本当は、もっと小まめにチェンジしてくれば良かったのでしょうけれど、そこは「紺屋の白袴」。なかなか自社のことには手が回らずに来てしまいました。というわけで、今回のリニューアルでは、当社の向かっている方向に合わせて、諸々見直しを行う予定です。

さて、そんな中、目下宿題になっているのが、当社でまとめ、当社が広めたいと思っているプラニングメソッドのネーミングについてです。セミナーにご参加いただいている方は多分ご理解いただけると思うのですが、物事を伝えようとしたときに、ただ闇雲に伝えるのではなく、きちんと設計するためには、それなりのアプローチ方法が必要です。

その要は、「受け手の感情」にいかに働きかけるか…です。そう聞くと、「そりゃ、そうだ」と思いますよね。でも、実際のビジネスの現場では、感情よりもロジックが重んじられ、感情は二の次、三の次になっているとワタシは感じます。
いや、実際は、「感情」対「ロジック」という構図ではありません。でも、組織の問題の大半は感情から起きているのに、コミュニケーションにおいて相手の「感情」は案外脇に置かれているというのは本当なのではないでしょうか。

たとえば、「これは経営の意思として、社内に発信しなければいかん」となったとして、「現在の社員の意識は○○だから、こう発信した方が…」という流れで、発信すべきストーリーが考えられることは実は少なく、経営の意思を意思として直球で伝える方が、圧倒的に多いと思います。外部向け発信も同様です。「これをわかってくれ、わかってくれ」という伝え方が主流です。それを間違っているとは言いません。
でも、伝え方ひとつで「伝わる」ものも「伝わらない」に変わります。その「伝え方」を支えるのが、相手の感情に添うということ、感情の分析力です。

私たちは、私たちのその考え方、その方法に名前をつけたいと思っています。目下、プロジェクトチームで検討中です。

そして、この方法自体にご興味がある方は、ぜひ今月のセミナーにご参加ください。「社内広報」の企画という体でお伝えしますが、そうでなくても、コンテンツの企画に携わっている方であれば、本質はご理解いただけると思います。

◆社員の6つの心理から考える「社内広報」セミナー◆
「面白かったよ!」「役に立ったよ!」と言われる社内報をつくる
社員感情に刺さる!戦略的企画術
11月21日(木)・12月12日(木)13:30 - 18:00
https://www.grassroots.co.jp/seminar/

さて、どんな名前がつくのでしょうか。ご期待ください。

131118_calpis.jpgあるお客様からコーポレートスローガンの仕事を頼まれ、提出が近づいてきました。多分、今頃も、言葉と格闘している当社スタッフがいます。がんばれ〜!

そこで、今日はコーポレートスローガンについて、考えたいと思います。
ワタシは重要なポイントは2つだと思っています。
・何に焦点を当てて伝えるか
・どこまで、その企業らしい言葉のトーンで表現できるか

 


何に焦点を当てて伝えるか

コーポレートスローガンというのは、引き算の美学の上に成り立っていると言っても過言ではありません。というのは、企業が目指すことは、実はいろいろな切り口で語ることができます。こういう使命を果たす、こういう姿勢や行動を大切にしたい、こういう価値を提供したい、といずれも目指すことの表現になりえます。そんな中、いったい何を切り捨てて、何に焦点を当てるのか。その判断は最終的にはお客様がすることなのですが、その拠り所が何かといえば、やっぱり「なぜスローガンを決めるのか」だと思います。

顧客にこれを知ってほしいという場合もあれば、社員に会社がこう変わるということを知ってほしいという場合もあります。

でも、コーポレートコミュニケーションといえども、コミュニケーションですから、アレもコレもわかってほしいと思ってしまうのが人の常です。アレとコレを束ねる概念はソレになり、しかし、ソレは当然アレとコレの上位概念になるため、漠としがちです。だから、ここでアレにするのか、コレにするのか、それらを束ねるソレにするのかを潔く決めなければなりません。背景がどうあるのかにもよりますが、ワタシはなるべく切り捨てて、伝えるべきことを絞り込んだ方がいいと思います。しかし、この作業は、とっても勇気を必要とする作業です。でも、そこが肝なんです。勇気を持って絞れるかどうか。難儀ですよね。でも、そこの勇気が必要ですね。

どこまで、その企業らしい言葉のトーンで表現できるか

まずは、個人的に名スローガンだなと思うものをピックアップしてみました。
まずは記憶に残って、企業連想度の強い最初のグループ。

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カラダにピース、カルピス
あしたのもと、味の素
ココロも満タンに、コスモ石油
あなたと、コンビに、ファミリーマート
セブンイレブン、いい気分
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ゴロ合わせといえばそれまでですが、でも、しゃれた感じでその企業の想起に役立っている、そんなコーポレートスローガンですよね。もう脱帽ものです。
けれども、味の素は2009年に創業100周年を機としてスローガンを変更しました。「おいしさ、そして、いのちへ。」です。「あしたのもと、味の素」があまりに素晴らしすぎて、印象が薄くなってしまったのが残念です。
そういう意味では、シャープも2010年にスローガンを一新しました。「目の付けどころがシャープでしょ。」から「目指している、未来がちがう。」へ。テレビコマーシャルで刷り込まれたからでしょうか。やっぱり以前の方が良かったな。変えた理由は何だったのだろう?
コンビニはCMの放映が多いからでしょうか。でも、ローソンは? 思い出せなかったので調べてみたら「マチの“ほっ”とステーション-ローソン」のようです。と、わかっても、やっぱり、記憶にない。

次は、メッセージ自体がシンプルで魅力があると感じるグループです。
こう言われちゃうと、「うん」「そうだ!」とうなずいてしまいます。
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一瞬も 一生も 美しく (資生堂)
すべてはお客さまの「うまい!」のために(アサヒビール)
NO MUSIC, NO LIFE.(タワーレコード)
JUST DO IT.(ナイキ)
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ちなみに日経BPコンサルティングの「企業メッセージ調査2012」における「企業名想起率上位ランキング」ベスト5は下記の通りです。
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/report/cm/2012/pdf/digest.pdf
ロッテ…………………お口の恋人
ファミリーマート……あなたと、コンビに、ファミリーマート
コスモ石油……………ココロも満タンに
ニトリ…………………「お、ねだん以上。」ニトリ
カルピス………………カラダにピース CALPIS

「何に焦点を当てて伝えるか」も、「どこまで、その企業らしい言葉のトーンで表現できるか」も、両方とも、言うはたやすく、行うのは簡単ではありません。

先日、ウチのスタッフがカルピスの方に取材したらしいのですが、写真を撮るときは「ピースする」というのが浸透しているらしく、スゴいなと思いました。そうなってこそ、スローガンを立てた意味がありますね。またまた脱帽です。

では、良い1週間を!

こんにちは。

目下、悩んでいます。。。

前回のブログでも書いたように、当社では年内をメドにサイトをリニューアルするべく動いています。その中で、私の問題意識としてはあるのが、このブログです。コンセプトが曖昧というか、ビジネスブログとしては話題の範囲が広すぎるのだろうな、と思っています。現状を一言で言うと、私が日常的に大切にしていること&仕事柄アンテナにひっかかったことで、なおかつ共感してくれる人がいたらうれしいなと思うこと…そんなことを書いています。つまり、半分はワタシ自身の「脳みそ整理」のために書いているようなものであって、これが誰かの役に立っているとは思えません。

でも、どうせ書くなら、自分の強みを生かして、もう少しどこかの誰かのお役に立つようなことを書きたいな…と思っているのですが。

一方で、専門分野に近いところになればなるほど、「誰に向けて」も絞ることになりますし、お気楽モードでは書けなくなりますから、取り組もうと決意するには、それなりの覚悟が必要です。実はその覚悟もまだできていません(笑)(いや、泣?) 

「誰に向けて」で言えば…
ワタシが今、一番伝えたい相手は、企業規模の大小に関わらず、経営者です。その理由は、後に書きますね。で、ひとくちに経営者といっても、もう少し具体的なイメージがあります。
第一は、社内向けのメッセージ発信を強化することに「積極派」の経営者。ワタシも経験したことがありますが、メッセージ発信が重要だと思っているのに、なぜか思うようにいかない。もし、そう感じているのであれば、ぜひ、応援したいです。応援したい理由は、経営者がメッセージ発信に積極的な企業は、大抵風通しが良く、求心力も強く、働く人が生き生きしていることが多いと思うからです。
第二は、社内向けのメッセージ発信を強化することに今は「消極派」の経営者。この層に向けてメッセージを発信しても、当社のビジネスはまったく潤わないでしょう。でも、この層がもし変わったら、社会はすごく変わります。だから、偶然でもブログでミートできて、「変えたくないと思っていたが、変えたくなった」という経営者の方がいたら、ぜひお会いしたいですね。

で、なぜ「経営者」なのかというと。。。実は、いろいろと考えてきました。実務担当者の方を軽視するわけではなく、むしろ、実務担当者が一生懸命取り組もうとしているのに、経営者がその重要性をわかっていないことが多いのかもしれない…と思うようになったからです。
元々、ワタシは、働く人が働く目的をしっかりわかり、自分と会社が人の役に立っているという実感が持てて、モチベーションの高い状況を作れたら、日本はもっともっと成長できると思っています。そんな状況をつくれるように貢献したいと思ってきました。でも、それ自体「言うは易く、行うは難し」。で、やっぱり最終的には、経営者の影響が大きいな…と、思うようになりました。

一方で、実務担当者にお伝えしたいこともたくさんあります。具体的には「アプローチ方法について」です。なぜかといえば、「どうやって伝えるか」について、誰も細かく教えてくれないことはありませんか。その場合、見よう見まねでやるしかない。それが多くの方たちの状況なのではないでしょうか。ですから、羅針盤として、このブログや当社セミナーが機能するといいなと思っています。がんばらないと!

長くなってきました。また書きます。
ブログのあり方について、まだまだ惑いの多いオノより。
 

「オノさん、【ベタ】じゃないですよ。
【ベッタベタ】のセミナー告知をブログでしてください」
当社セミナー事業のオオヨシ隊長からそんな依頼を受けました。
「情報発信の達人」になるための、こちらのセミナーについてです。
https://www.grassroots.co.jp/seminar/

【ベッタベタ】ですか。。。
あなたの人生を変える情報発信のノウハウ、大公開!とか?
そんなふうには書けないなぁ。。。
慣れていませんが、チャレンジしてみます!

さて、【ベッタベタ】の常識から言えば、
早々にセミナーの開催日や概要を書くのだと思いますが…。
それよりも、セミナーに興味がある/ないに関わらず、
今回のテーマである「情報発信の達人」になるそのコツを、
これを読んでくださっている皆さんにお伝えしたいと思います。

「情報発信」というと、すぐ思い浮かべるのはfacebookでしょうか。
でも、ここで言う「情報発信」はSNSを使った情報発信などではなく、
ビジネスでよく使われるプレゼン資料や、
社内報などのコンテンツを通じた情報発信についてです。

伝えているのに、伝わらない。
そんな悔しい経験は、誰しもあるのではないでしょうか。

でも、もし伝わらないその原因がわかったなら、どうでしょう?
対策を打てますよね。
原因は、記事の後半に書きましたので、参考にしてください。


このセミナーの内容を一言でいえば、人の感情や基本的な6つの欲求を踏まえて、
「【伝える】から【伝わる】へ」コミュニケーションを見直そうというもの。
社内広報担当など、社内への情報発信に携わっている皆さん向けに作られています。

「組織は『感情』で動く」〜社内広報の問題解決力は感情分析で決まる!
https://www.grassroots.co.jp/seminar/
開催日は10月17日(木)です。

このセミナーに参加すると、、、

「情報発信の達人になれます!」
 達人は、論理的に受け手の感情に働きかけています。

「今までのコンテンツでは振り向かれなかった理由がわかります!」
 はい、その通り。理由がわかれば、改善できますよね。

「思いっきりモチベーションが上がります!」
 あきらめていた問題を、解決しようという気持ちになれます。


いかがですか?
セミナー参加者の声はこちらでご覧いただけます。
https://www.grassroots.co.jp/seminar/
「有意義だった」「実務に役立つ」など
9月の宣伝会議セミナーでは8割の方から良い評価をいただいたことから、
来年2月に再演が決まりました。


さて、本題。なぜ「情報発信の達人」になれるかというと…。
うまくいかない情報発信というのは、
大抵、発信者の思いと受信者の思いがかみあっていません。

どういうことかといえば、
発信する側は、発信したいことを自分の思いだけで発信していて、
受け手の気持ちに添って発信することをしていない、ということです。
かみあいさえすれば、それはうまくいきます。

たとえば、仮にあなたが原稿を書くとき、
あるいは、パワポで資料を作るとき、
これと、これと、これを言わなければ…と考えませんか?
あるいは、最初にこれを書いて、真ん中でこれを書いて、
最後にこれを書いてまとめよう…とか。
多くの人は、そんなふうに書くのが普通だと思います。

でも、実は受け手はこう思っている。
「この忙しいのに、こんなの読んでいられない」
「○○って、何のこと?」
「イヤだな、また何か変わるの?」
「私には関係ない」等々

それなのに、発信者は
「わかってよ、ね、○○はこんなに重要なのよ、
その理由が何かといえばね…」
と、その思いだけで一生懸命書いてしまいます。

逆に言えば、受け手が抱くであろう気持ちを予め想定して、
内容に反映させておけば、かみあわなかったものが、かみあうようになります。
だからこそ、受信者の気持ちを分析し想定するスキルが必要ですよね。

本質はとってもシンプルです。
そして、これは社内広報に限らず、重要なスキルだと思いませんか?
そんなことを学ぶのがこのセミナーです。
https://www.grassroots.co.jp/seminar/

料金は、4時間半で税込23,100円です。
半年以内にもう一度当社セミナーに参加される場合、2回目は無料です。


ぜひお申し込みいただき、少人数制のこのワークショップでお目にかかりましょう!
https://www.grassroots.co.jp/seminar/

すでにお申し込みいただいている皆さん、楽しみにしていてくださいね!

 

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ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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