ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

ブログ:2020年1月

社長の脳みそ整理mono-log モノログ

200127_golf.png

7、13、6、7、11、12、9、7、8 (73)
7、9、7、7、7、10、6、6、10 (69)


さて、この数字は何だと思いますか?


これは、週末土曜日の私のゴルフスコア(前半、後半)です。


9月から練習を始め、11月にコースデビュー。
12月に2回目、この週末土曜日は3回目のラウンドでした。


各ホール2桁以上叩き、ズルし放題で、何回叩いたのか、
カウントさえできなかった1回目から比べると、
我ながら大躍進です!
2回目はときどき1桁の打数で回れるなど、そこでも変化がありましたが、
それから比べても進歩しました。


今日は、その間の変化や気づき、意外にも仕事で役立ちそうなので、
シェアさせていただきます。


3回のラウンドで起きている小さな変化は何か?
それは大きく分けると4つあります。


第1に、1回目より2回目、2回目より3回目、「心の余裕」が全然違います。
1回目は、第1ショットで立てたティーを持ち帰るのを毎回忘れました。
打つ前に素振りをする余裕もなく、何打打ったのかもすぐにわからなくなりました。
心の余裕がまったくなく、一番疲れたのは体ではなく、脳みそでした。
頭がパツンパツン。。。


第2に、心の余裕ができたせいでしょうか。「恐れずに試す」ができました。
たとえば、前回までのラウンドでは2打目以降で使ったクラブは、アイアンのみ。
ウッドを使おうという気持ちはこれっぽっちも起きませんでした。
理由はまともに打てる自信がないからです。
でも、今回は最初から使っていこうと思っていました。試すためです。
バンカーや池に向かう気持ちにも変化があり、今回は入ったら入ったまで。
恐れずに「やりたいようにやってみよう」と思えました。


第3は、そうした心の余裕が生み出したプレーへの意識の変化です。
「基本に集中」できるようになりました。
私にとっての、基本はアドレス、グリップが7割、スイング3割。
あ、これはコーチからの受け売りです笑
それぞれのポイントは省きますが、言われたことをやる。
「これは違うよ」と言われたことはやらない。
とにもかくにも、自分の体を思ったように動かしたい。


第4は、これも心の余裕が生み出したものですが、
「疑問を抱き、考えながらプレーする」ようになりました。
たとえば、第1打ドライバーを打つ時、
ティーの高さはどのくらいがいいのだろうか?とか、
クラブは短めに持てというけれど、どのくらいがいいのだろうか?とか、
上手な人は何を計算し、何を考えて、プレーしているのだろうか、など。。。
疑問が生まれてくると、自分の課題やそのホールで試したいことが生じ、
小さなPDCAが回せるようになりました。


こう考えてみると、第2、第3、第4の変化は、心の余裕がもたらしたものです。
で、この気持ちに余裕を生み出したものは、何かと考えてみると、
結局「反復練習」「場数」「居直り」ではないでしょうか。
私のように「場数」と言えるものがなくても、「練習」は自負を与えます。
さらに「居直り」が一番重要かもしれません。
居直りの本質は「恐れ」の反対?
スターウォーズ的に言うと、May the Force be with you.


さて、、、、
このメルマガを書くために、「スポーツ」「上達のコツ」で検索してみました。
すると、こんな答えが。


①目標を持つこと
②課題意識を持つこと
③良いフィードバックを得ること
④内発的動機を大切にすること


なんだ、仕事と一緒じゃん...。でも、まあ、そりゃそうだろうと思います。
で、この4つをさらに上手に回すコツもあるような気がします。


まず「目標」。
今回、私の目標はすべてのホールを1桁で回ることでした。
達成できたのは、18ホールのうち13ホールです。
この目標、具体性があるほど、効果的ですね。
後半、友人がホールごとに目標をブレークしてくれました。
たとえば「パー4」のホールで、
「このホールは、4オン2パッドで行こう」とか。
そうすると、イメージが具体的になって、モチベーションの粒度が細かくなります。


「課題意識」もホールごとに細かくするほど、手応えも具体的になりますね。


「フィードバック」との付き合い方も大切ですよね。
「斜面ではボールの位置を右足寄りにした方が安定するよ」
「クラブを気持ち短く持つ方がいいよ」
「左足は、こういう感じで使うといいよ」
今回も様々な助言やフィードバックをもらいました。
それらとどう付き合うか。
私が思うのには、知識としてのインプットは「素直に」。
取り入れ方は「ゆっくりと」。
つまり遮断せずに聞き、試しながら、取り入れない選択も含めて、
自分に合う取り入れ方をするということでしょうか。
仕事もそうかもしれません。


最後に「内発的動機」について。
先日、私はアチーブメント社のセミナーに参加したのですが、
そこでも「外発的動機」より「内発的動機」の重要性が語られていました。
要するに「褒められたい」「認められたい」というような外発的動機よりも、
「ワクワクする気持ち」「喜び」などの内発的動機を大切にするという考え方です。
そこが起点になっていると、多少悪い結果が起きても、気持ちが萎えません。
ということは、自分は「何がうれしくて、ゴルフをするのか?」
という答えを持った上で、どう練習し、どうプレーするかですね。


何がうれしくて、何を得たくて、仕事をするのか?
とても大切な問いですね。
1月最終週。気持ちよく次に向かえますように!
素敵な1週間をお過ごしください。

200106_negai.jpg

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


2020年という新しい年を迎え、あなたはどんな願いを持ちましたか?
初詣での私の願いはささやかで、私と私の周りの人、縁のある人たちが
健康かつ平穏な1年を送れますようにというものでした。
ささやかと書きましたが、健康と平穏はそれだけで素晴らしいことですからね!


加えて、なぜか2019年から2020年、私にまとわりつくキーワード笑は
「命」「絆」「継」で、私の中にそんな願いもあります。
しかも、そのキーワードとつながるようなドラマや映画、歌に
なぜか最近よく出会います。
いえ、反対かな。そういう気持ちでいるから、
何かを眺めるときに、そういう目で見てしまうんでしょうね。


たとえば、、、
NHK紅白で、竹内まりやさんが歌った「いのちの歌」、聞きましたか?
与えられた命をどう使い切ろうかと思っていた私には、響きまくりました。


「いつかは誰でも この星にさよならを
 する時が来るけれど 命は継がれていく
 生まれてきたこと 育ててもらえたこと
 出会ったこと 笑ったこと
 そのすべてにありがとう
 この命にありがとう」


ってね、そんなエンディングの曲です。
竹内まりやさんは私より少しお姉さんですが、
でも、ほぼ同世代だから、きっと私にこの詞はぐっとくるんですね。
だけど、20代だろうと、30代だろうと、何十代だろうと、思いませんか?
自分の命はなぜ与えられたのか、と。不思議ですよね?
自分の命をどう使い切るか、
言い換えると、自分の時間をどう使い、
何を願い、何を託し繋いでいきたいのか、
考えさせられます。


そして、私のこの「命」への感覚は最近いろんな時に出て来て、
自分の心の動きなのに、ウザイと言えば、ウザイ(笑)
でも、きっと今、自分が大切にしたいことなのだと思います。


昨年の大河ドラマ「いだてん」を観ていてもそうでした。
視聴率は低かったようですが、
あれほど感動したドラマはありませんでした。
いろいろな人が一生懸命に自分の人生を生きて、
いろんな願いが繋がって、繋がって、繋がって、
1964年の東京オリンピックがあったんだと知りました。
そして、そこから半世紀以上の間、
また、いろんな願いが繋がって、東京2020があるわけですよね。
人の願いが繋がっていくってすごいと思いませんか?
願いのリレーって、言わば命のリレーだなと思いました。
東京2020では、純粋に応援し、楽しむのはもちろん、
過去を作って来た人たちの気持ちにも思いを馳せたいものです。


人の願いが繋がっていくといえば、
12月に公開された映画「スターウォーズ〜スカイウォーカーの夜明け」、
ご覧になりましたか?
ついに9部作が完結しました。
人によって、「スターウォーズ」はお子ちゃま的なSF映画、
そういうイメージで捉えている人もいるようですが、
私にとっては、これは「哲学」以外の何物でもなく、
と、同時に壮絶な「ファミリーストーリー」でもあります。
また「スターウォーズ」という映画は、観るたびに、
みんなで心を一つにすることの素晴らしさを思い出させてくれます。
だけど......、今回一番思ったのは、
やっぱり「命」「絆」「継」。
願いを受け継いでいく物語でした。


歴史って何だろう? 時代って何だろう?
ちょっと大げさなのですが、そんな自問も湧いてきました。
そしたら、偉大なヒーローが一人で歴史を作っているわけじゃないと気づきます。
たくさんの人がいたから現在があるし、
これから作られていく未来には、草の根の私たちも確実に関わっています。
そこに命の偉大さを感じます。
銘々が与えられた自分の命を生かして、
みんなで一緒に未来を作る。
そんなふうにできたらいいなと思った年の初めです。


今年もどうぞよろしくお願いします。
まずは今日が、そして今週が素敵な1週間でありますように!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

社長メッセージを見る >>

新しい記事

これまでの記事

視点発見の旅
メルマガ【開-CAY】お申し込み

ご一緒に「視点発見の旅」へ!
メルマガは「開-CAY」で届きます

詳細を見る >>

「個人情報の取り扱いについて」

このページのトップへ