このブログの方向性について迷い中
こんにちは。
目下、悩んでいます。。。
前回のブログでも書いたように、当社では年内をメドにサイトをリニューアルするべく動いています。その中で、私の問題意識としてはあるのが、このブログです。コンセプトが曖昧というか、ビジネスブログとしては話題の範囲が広すぎるのだろうな、と思っています。現状を一言で言うと、私が日常的に大切にしていること&仕事柄アンテナにひっかかったことで、なおかつ共感してくれる人がいたらうれしいなと思うこと…そんなことを書いています。つまり、半分はワタシ自身の「脳みそ整理」のために書いているようなものであって、これが誰かの役に立っているとは思えません。
でも、どうせ書くなら、自分の強みを生かして、もう少しどこかの誰かのお役に立つようなことを書きたいな…と思っているのですが。
一方で、専門分野に近いところになればなるほど、「誰に向けて」も絞ることになりますし、お気楽モードでは書けなくなりますから、取り組もうと決意するには、それなりの覚悟が必要です。実はその覚悟もまだできていません(笑)(いや、泣?)
「誰に向けて」で言えば…
ワタシが今、一番伝えたい相手は、企業規模の大小に関わらず、経営者です。その理由は、後に書きますね。で、ひとくちに経営者といっても、もう少し具体的なイメージがあります。
第一は、社内向けのメッセージ発信を強化することに「積極派」の経営者。ワタシも経験したことがありますが、メッセージ発信が重要だと思っているのに、なぜか思うようにいかない。もし、そう感じているのであれば、ぜひ、応援したいです。応援したい理由は、経営者がメッセージ発信に積極的な企業は、大抵風通しが良く、求心力も強く、働く人が生き生きしていることが多いと思うからです。
第二は、社内向けのメッセージ発信を強化することに今は「消極派」の経営者。この層に向けてメッセージを発信しても、当社のビジネスはまったく潤わないでしょう。でも、この層がもし変わったら、社会はすごく変わります。だから、偶然でもブログでミートできて、「変えたくないと思っていたが、変えたくなった」という経営者の方がいたら、ぜひお会いしたいですね。
で、なぜ「経営者」なのかというと。。。実は、いろいろと考えてきました。実務担当者の方を軽視するわけではなく、むしろ、実務担当者が一生懸命取り組もうとしているのに、経営者がその重要性をわかっていないことが多いのかもしれない…と思うようになったからです。
元々、ワタシは、働く人が働く目的をしっかりわかり、自分と会社が人の役に立っているという実感が持てて、モチベーションの高い状況を作れたら、日本はもっともっと成長できると思っています。そんな状況をつくれるように貢献したいと思ってきました。でも、それ自体「言うは易く、行うは難し」。で、やっぱり最終的には、経営者の影響が大きいな…と、思うようになりました。
一方で、実務担当者にお伝えしたいこともたくさんあります。具体的には「アプローチ方法について」です。なぜかといえば、「どうやって伝えるか」について、誰も細かく教えてくれないことはありませんか。その場合、見よう見まねでやるしかない。それが多くの方たちの状況なのではないでしょうか。ですから、羅針盤として、このブログや当社セミナーが機能するといいなと思っています。がんばらないと!
長くなってきました。また書きます。
ブログのあり方について、まだまだ惑いの多いオノより。
動いているぞ、グラスルーツ!
こんにちは。
例えられると記憶に残る〜SF映画「エリジウム」を観て
ニール・ブロムカンプ監督・脚本のSF映画「エリジウム」を観ました。ロボコップなのか、何なのか、どこかで観たようなストーリーでもあり、星をつけるなら3つですが、それでも印象に残ったことがあったので、記録しておこうと思います。ネタばれかもしれませんので、これからご覧になる方はご注意ください。
まず、簡単にあらすじを紹介しますと;
舞台は 2154年。地球は二つの世界に分かれていました。貧困層が暮らす荒廃した地上と富裕層が生活するスペースコロニー“エリジウム”です。マット・デイモン扮する主人公マックスは貧困層に属する労働者、片やジョディ・フォスター扮するエリジウム防衛長官は富裕層側の人間です。工場での作業中に放射線を浴びる事故に遭い、5日の命を告げられたマックスは、どんな病気も治ってしまう“エリジウム”に潜入しようと決意し…。
元々は自分の命を救いたいがあまりに潜入を企てたマックスでしたが、「やがて人々のために」という気持ちに変わっていき、そのために命を絶ちます。「人々」の中には、子ども時代を共に過ごしたフレイと白血病で余命わずかなフレイの娘も含まれています。
フレイの娘は、マックスに「ミーアキャットとカバ」の物語を聞かせていました。
そのストーリーは、ざっとこんな感じです。
「大きな動物がたくさんいるジャングルで、
ミーアキャットは、食べ物を手に入れることがなかなかできなかったの。
でも、カバがミーアキャットを背中に乗せてくれたから、
ミーアキャットは木の上にある食べ物を食べることができるようになったの」
これに対し、マックスは「カバの得はなんだ?」と聞くのですが、フレイの娘は、こう答えます。「カバには、友達ができたわ」。そして、マックスは命を絶つ寸前に「カバの気持ちがわかる」と語ります。
さて、ワタシがここで書きたいことは、「ミーアキャットとカバ」の寓話が素晴らしいということでもなければ、メタファー(比喩)として優れているということでもありません。むしろ、少々唐突な印象さえあったのに、それにも関わらずそのシーンが一番印象に残ったという点です。
改めて「たとえ話」の力を感じました。
当社のお客様にNさんという比喩の名手がいます。お会いするごとに、必ず拍手喝采したくなるような比喩が飛び出します。その瞬発力たるや半端ではありません。才能と言ってもいいくらいです。先日も人の育て方の話の中で「僕は、かけっこは得意だけれど、鉄棒は苦手という人に、鉄棒がんばれとは言わない。それなら、かけっこでがんばってもらう方が良い」と。比喩には、わかりやすくする効果だけでなく、会話を楽しくさせる効果もありますね。
ワタシにはそんな瞬発力はありませんが、もう少し意識することで、物事はもっと伝わりやすくなるのだろうなぁと思いました。才能はなくても、トレーニングで少しは上達するかしら…? 映画の感想から飛躍して、そんなことを考えさせられました。
最後に、「ミーアキャット」がどんな動物かを知りたい方は、こちらでご覧になれます。外見はかわいい動物のようですね。ナショナル・ジオグラフィックのサイトへ
情報発信の達人になるには...?
「オノさん、【ベタ】じゃないですよ。
【ベッタベタ】のセミナー告知をブログでしてください」
当社セミナー事業のオオヨシ隊長からそんな依頼を受けました。
「情報発信の達人」になるための、こちらのセミナーについてです。
https://www.grassroots.co.jp/seminar/
【ベッタベタ】ですか。。。
あなたの人生を変える情報発信のノウハウ、大公開!とか?
そんなふうには書けないなぁ。。。
慣れていませんが、チャレンジしてみます!
さて、【ベッタベタ】の常識から言えば、
早々にセミナーの開催日や概要を書くのだと思いますが…。
それよりも、セミナーに興味がある/ないに関わらず、
今回のテーマである「情報発信の達人」になるそのコツを、
これを読んでくださっている皆さんにお伝えしたいと思います。
「情報発信」というと、すぐ思い浮かべるのはfacebookでしょうか。
でも、ここで言う「情報発信」はSNSを使った情報発信などではなく、
ビジネスでよく使われるプレゼン資料や、
社内報などのコンテンツを通じた情報発信についてです。
伝えているのに、伝わらない。
そんな悔しい経験は、誰しもあるのではないでしょうか。
でも、もし伝わらないその原因がわかったなら、どうでしょう?
対策を打てますよね。
原因は、記事の後半に書きましたので、参考にしてください。
このセミナーの内容を一言でいえば、人の感情や基本的な6つの欲求を踏まえて、
「【伝える】から【伝わる】へ」コミュニケーションを見直そうというもの。
社内広報担当など、社内への情報発信に携わっている皆さん向けに作られています。
「組織は『感情』で動く」〜社内広報の問題解決力は感情分析で決まる!
https://www.grassroots.co.jp/seminar/
開催日は10月17日(木)です。
このセミナーに参加すると、、、
「情報発信の達人になれます!」
達人は、論理的に受け手の感情に働きかけています。
「今までのコンテンツでは振り向かれなかった理由がわかります!」
はい、その通り。理由がわかれば、改善できますよね。
「思いっきりモチベーションが上がります!」
あきらめていた問題を、解決しようという気持ちになれます。
いかがですか?
セミナー参加者の声はこちらでご覧いただけます。
https://www.grassroots.co.jp/seminar/
「有意義だった」「実務に役立つ」など
9月の宣伝会議セミナーでは8割の方から良い評価をいただいたことから、
来年2月に再演が決まりました。
さて、本題。なぜ「情報発信の達人」になれるかというと…。
うまくいかない情報発信というのは、
大抵、発信者の思いと受信者の思いがかみあっていません。
どういうことかといえば、
発信する側は、発信したいことを自分の思いだけで発信していて、
受け手の気持ちに添って発信することをしていない、ということです。
かみあいさえすれば、それはうまくいきます。
たとえば、仮にあなたが原稿を書くとき、
あるいは、パワポで資料を作るとき、
これと、これと、これを言わなければ…と考えませんか?
あるいは、最初にこれを書いて、真ん中でこれを書いて、
最後にこれを書いてまとめよう…とか。
多くの人は、そんなふうに書くのが普通だと思います。
でも、実は受け手はこう思っている。
「この忙しいのに、こんなの読んでいられない」
「○○って、何のこと?」
「イヤだな、また何か変わるの?」
「私には関係ない」等々
それなのに、発信者は
「わかってよ、ね、○○はこんなに重要なのよ、
その理由が何かといえばね…」
と、その思いだけで一生懸命書いてしまいます。
逆に言えば、受け手が抱くであろう気持ちを予め想定して、
内容に反映させておけば、かみあわなかったものが、かみあうようになります。
だからこそ、受信者の気持ちを分析し想定するスキルが必要ですよね。
本質はとってもシンプルです。
そして、これは社内広報に限らず、重要なスキルだと思いませんか?
そんなことを学ぶのがこのセミナーです。
https://www.grassroots.co.jp/seminar/
料金は、4時間半で税込23,100円です。
半年以内にもう一度当社セミナーに参加される場合、2回目は無料です。
ぜひお申し込みいただき、少人数制のこのワークショップでお目にかかりましょう!
https://www.grassroots.co.jp/seminar/
すでにお申し込みいただいている皆さん、楽しみにしていてくださいね!