社内報の前に社内広報
こんにちは。
先週、ある相手先から社内広報セミナーの講師のご依頼をいただきました。正式に決まりましたら、改めてこの場でもご案内したいと思います。(7/10追記:宣伝会議様の「インナー広報実践講座(9/25開催)」です)
社内広報をテーマとするセミナーは、他社さんも行っていると思っていたので、どうしてお声がけくださったのかを伺ったところ、「社内報のセミナー」はあるけれど、「社内広報のセミナー」を開催しているところはあまりないというお話でした。
なるほど。
これを聞いてワタシが思ったことは、「同志を得たり!」ということです。
「社内報の前に社内広報」という気持ちはワタシの中で常にあったからです。社内広報担当者の仕事は、社内報をつくること自体ではなく、社内の問題を広報という手段で解決すること。問題解決の視点こそ重要だとずっと思ってきました。
そして、そういう内容で開催した当社セミナーに参加した方々からは、「いかに自分の仕事が大切かわかってやる気が出た」とか、「社内報の編集の仕方とは違う次元の基本的な考え方がわかった」などといった言葉をいただいていたのですが、それがユニークであるという自覚はあまりなかったのです。ですから、「社内報のセミナー」はあるけれど、「社内広報のセミナー」を開催しているところはあまりないという言葉を聞いて、改めて当社のUSPが認識できました。
しかも、全部つながっていたのです。何がかといえば、当社の「スキルよりOS」という人材育成の考え方と、「社内報の前に社内広報」という考え方が、です。「社内報の前に社内広報」も、「スキルよりOS」という考え方とほぼ同じです。社内報の編集を学ぶのはスキル。社内広報の考え方を学ぶのはOSです。
人間のこだわりというのは、案外ぶれないものなんですね。我ながら、アッパレだと自画自賛しておきましょう! というわけで、気持ちのよい1週間の始まりです。今週は、とある企業の技術ブランディングの仕事の山場でもあるし、がんばります!
皆さんもどうぞ良い1週間を!
スキルよりもOS〜私の中のサボタージュ
4月30日のブログで『「スターウォーズ」に学ぶ人の成長〜自分を知るということ』と題して、当社の人材育成ではスキルよりもOSのバージョンアップを大切にしているということについて、書きました。エラそうに書きましたが、私自身、まだまだ自己発見のさなかにあり、自分のOSのバージョンアップ中です。
自分ってなんだろうという会話が社内で多いためか、私自身も部下から教えられることが多々あります。先週は、コーチングを勉強しているNさんから「サボタージュ」という概念を教わりました。どうやら「サボタージュ」とは、自己制限的な自分の声ということのようです。「変化するよりも、今のままの方がいい」という悪魔のささやきだとも言えます。ワタシにとっての悪魔のささやきは何だろうと考えたときに、一つ思い当たることがありました。それは…
話は飛びますが、ここ最近、実はワタシ、次のことに取り組むことを誓い、一部始めています。
・早寝早起き
・セミナー
・メルマガ
いずれも、ワタシの中では「継続」が要なのです。
ようやく実行に移すことを決断しましたが、その間に、実は自分に対していろいろな言い訳をして、長い間、決断を先延ばししてきました。
なぜでしょう? それは、「継続すると決めたことは、確実に実行したい」という志向が強いあまりに、確実に継続できなさそうなことはなかなか決断しないという別の傾向があるためなのです。これは、ワタシにとって「サボタージュ」です。これについては薄々自覚していたので、この言葉を知る以前(極々最近ですが)、重い腰を上げて「やる」と決断していましたが、その決断を阻む自分の心理に結構手こずったと感じます。ぶっちゃけますと、だからこそ最近のブログで「セミナー&メルマガ、有言実行」という記事や「習慣を変えてみる」という記事を書いたのです。
そんなワタシですが、「いやがる自分」を自覚できると、赤子を見るような愛しい気持ちが湧いてきます。対処法も、なんとなくわかってきます。たとえば「継続すると決めたことは、確実に実行したい」と考える自分に、「30点でもいいじゃない、0点より前に進んだよ」と言い聞かせるというようなことです。0か100か以外にも道があることに、意識的に自分の目を向けさせる試みというのでしょうか。
当社社内では、4月の面談を受けて、「OSのバージョンアップ」という視点で各自からレポートが上がってきています。レポートの課題は個々に違いますが、大筋で言えば、「自分と向き合え」「自分が入っている箱を探せ」「箱の本質を知れ」です。レポートを読みながら、箱から出られたときの自分を想像してワクワクしてほしいなと思います。
自分に課題があるというのは、とっても素敵な良いこと。課題が見いだせなくなったら、成長は止まってしまいますからね。だから、課題を目の当たりにして、苦しくなる必要はまったくないと思います。ワタシもまだ修行中の身。自覚しているサボタージュとうまく付き合えるように、試行錯誤をしながら、自分にダメ出しとOK出しをしていきたいと思います。年齢に関係なく何歳になっても自分をバージョンアップできる人生、それがワタシの理想です。
さて、今週もがんばっていきましょうね!
習慣を変えてみる
おはようございます。
なんとなくですが、人生を変えようと思ったなら、習慣を変えるのが近道だなと思う今日この頃。よく言われるところの、「重要だけれど、緊急ではないこと」に取り組む、つまり種まきの時間をつくるには、悪い習慣を減らして、良い習慣を増やすしかないのでは?…と思いました。
そこで、まず夜更かしの習慣を変えようと意気込んで、今日は初日。世間的に言えば、それほどの早起きではないにせよ、少々良い気分でデスクに向かっています。
さあ、良い1週間になりますように!
セミナー&メルマガ、有言実行
連休はいかがでしたか? ワタシは、2泊3日で蓼科に行ったり、高校時代の仲間と合宿と称して1泊で飲んだり、いただいた株主優待券を利用して、東野圭吾原作の映画「プラチナデータ」を観たり、友だちに勧められた中山可穂の小説「サイゴン・タンゴ・カフェ」を読んだり、友だちに教えてもらったレシピにチャレンジしたり、前回書いたようにスターウォーズの1から6を連続して観たり…等々。今回のゴールデンウィークは、レスト&インプット中心の休暇でかなり充電することができました。
だから、いつもならば、その中から一つトピックを選んで紹介するというのが常套手段なのですが、今日は敢えてそれをしないことにします。その代わりと言ってはなんですが、7月末までに実行したいことを書いておこうと思います。自分への約束として。
なぜって、休暇が終わるときは現実に引き戻されるとき。ワタシも普通の人間なので、明日もまた映画を観たり、小説を読みふけったりできたらどんなにいいだろう…と、現実から逃避したい気持ちになります。でも、明日はグラブをつけて、リングに上がる日。そのために、自分がやろうとしていることのイメージを再度心に刻んで、リングに上がったら、イメージ通りに試合を運べるようにしなければ、と思ったりしたので、有言実行するために、それを記そうと思いました。実行したいのは、次の2点。
(1)7月からコンスタントにセミナーを開催する。
(2)来月からコンスタントにメルマガを配信する。
実にささやかな内容。。。
セミナーは、やろう、やろうと思いながら、しばらくサボっていたことの一つ。まだ、詳細は決めていませんが、社内広報をテーマにワークショップ的な要素を取り入れて開催したいと思っています。
メルマガも、長いこと休刊状態でした。メルマガ登録をしてくださっていた皆様、本当に申し訳ありませんでした。
(1)も(2)も、ある種ストイックにコツコツと続けることが必要なので、だからこそ「継続的な実行を決意すること」に躊躇がありました。でも、「やりたい」は願望でしかないけれど、「やります」と言ってしまうと、計画せざるをえません。それをレバレッジにして、実行に移すというやり方は、ちょっと野蛮な感じがしますが、やりたいと思いながらやらずにいる自分を腹立たしく思うよりも、マシかなと思います。
時間の使い方を変えないと、実現できませんね〜 がんばります!