[2010.10.29]
セミナーの定員枠について
小野です。こんにちは。
こちらでご案内しているセミナーの定員枠について、お問い合わせがあるのでお答えします。
会場自体はノーマルなアレンジで8名入ります。
ですから、定員は5名としていますが、当日お仕事の都合でお越しになれない場合も想定すると、
定員を超えてもお受けしております。
ただし、今回敢て少人数制で開催する理由は、近い距離感(参加者からすると緊張しない距離感)で、インタラクティブな形でトライしたかったからです。セミナーという場で、講師と会話するのに緊張しない距離感とでもいうのでしょうか。やわらかな雰囲気でやりたいという思いがあります。それから何かを売り込まれるのではないかという心配はご無用です。
残る5回とも、あと1名様までお受けしております。
また、今回ご参加が不確定な場合も、お申し込みいただければ次回は優先的にご案内いたしますので、ぜひこの機会にご参加ください。
[2010.10.25]
電子ブックに関するご相談・ご質問があれば、お気軽に!
こんにちは。グラスルーツ小野です。
先週金曜日は名古屋に出張し、当社の元スタッフで今は独立して「Whizzoプロダクション」を立ち上げている佐藤新一さん(通称ポトフさん)と新しい案件のヒアリングに行ってきました。それで、今日は、電子ブックについて書きます。(出張目的であったヒアリングは電子書籍とはまったく関係ありませんけど)。
佐藤さんは,今、電子ブックのビジネスに力を入れていて、アプリを開発するという従来の方法ではないやり方、MTとiPadとiTunesを組み合わせながら、epub形式の書籍をPUSH型で配信していく。。。というようなことに取り組んでいます。
彼の方法だと、はっきり言って、販売を考えないのであれば、アプリを開発するよりもはるかにローコストで電子ブックを発行できます。「カトキチ」ブランドで知られるテーブルマーク様やBCN様などでも採用されています。
ところで、皆さん,「電子書籍」と「書籍の電子化」の違いを説明できますか? ワタシも、最初はわかりませんでした。以下は、8月頃、佐藤さんとのメールのやり取り。発信主は佐藤さんです。
PDFでの電子書籍はぜんぜん電子書籍じゃないです。
あれは、書籍の電子化です。ぜんぜんダメです。容量も大きくなるし。
電子書籍のメリットは、文字の大きさやフォントをユーザー側で選べて、
検索機能、メモ、ブックマーク、地図やアドレス帳など、他のアプリとの
連携などが使えなければ電子書籍にする意味はありません。
要するに機能が違うのだそうです。しくみや技術の話は、少々ややっこしいので、端折らせてください。でも、とにかく電子書籍が普及するまでにそんなに長い時間はかからない、この点を強調しておきたいと思います。そして、おそらく電子ブックのフォーマットであるepubは、音楽でいうところのMPEGと同じようなものになっていくと考えられます。
コンテンツの販売という意味では、まだアップルでの書籍販売の目処は立っていないようですが、これも時間の問題。iTunesでの音楽ダウンロード販売の際は、日本はアメリカよりも2年遅れましたが、書籍ももしかしたら各種著作権調整に手間取って、そのくらい時間差が生じる可能性はあります。
しかし、受け売りになりますが、iPadの販売台数は、Macの販売数を超えたのだとか。アマゾンやGoogleなどの動きも含めて、加速はいっきに進む可能性があり、最早準備を始めても早すぎることはないと感じます。3社の動向紹介本、ワタシは読んでいませんが、紹介しておきます。「アップル vs アマゾン vs グーグル ~電子書籍、そしてその「次」をめぐる戦い」(マイコミ新書)
余談ですが、ワタシ自身、iPadを買いたい最大の理由は、本が読めるからです。3Gモデルをもし今ネットで買えるなら、多分もう買っているのですが、残念ながらソフトバンクショップに行かなくてはならず、時間がないのでまだ買っていません。
企業の媒体の中で、一番最初に電子ブック化されそうな分野は、現在pdfで配信されている諸々のレポートやカタログ類でしょう。IRやCSRなどのレポートや製品カタログ類などです。
もっといえば、Webサイトと電子ブックが併存して行く可能性さえ否定できません。スクロールから解放され、標準でしおりがついている電子ブックは、ある部分でWEBに勝るものがあります。
Webもpdfもなくなることはないと思いますが、より多くの人に読んでもらいたいなら、読みやすいフォーマットを複数用意する方がいいに決まっています。
一つの管理画面から入力されたデータが、2つのフォーマットで書き出される日も遠くはない気がします。
当社と佐藤さんが立ち上げたWhizzoプロダクションとは、様々なコラボが可能ですが、電子ブックの分野でも今後合同でサービスを提供できたらと考えています。ネットの動向に詳しく、技術の組み合わせに関するアイデア豊富な佐藤さんと、コーポレートコミュニケーションの伝達表現に強い当社との力がクロスする分野で、ご相談やご質問がありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
と、まあ、最後は営業になりました。しょうがないですよ、しゃちょーですからねー(笑)
次回は、ご縁があって本をお送りくださった甲斐荘正晃さんの著書「女子高生ちえのMBA日記」を紹介します。ダイヤモンドから出版されている「女子高生ちえ」シリーズはもしドラの先駆けです。どうぞお楽しみに!
あ、そうそう、セミナーのお申し込みも10月27日分を除いて、まだ継続しています。いずれの回も、ご検討いただけている場合は、お早めにお申し込みください。
[2010.10.18]
社内広報、ビジョン、経営計画という3つのテーマでセミナーを開催します
小野です。こんにちは。
10月に入ったな、体育の日が過ぎたな。。。などと思っているうちに、そろそろ下旬になりますね。
10月27日(水)を皮切りに、11月までの1カ月間、3つのテーマで合計6回セミナーを開催するのですが、すっかりご案内が遅くなってしまいました。メルマガでのご案内、先週ようやく行ったところです。すみません!
3つのテーマとは:
(1)伝わるビジョンはここが違う
WhatとWhoで考えるビジョン設計と伝達のメソッド
(2)戦略のない社内報・イントラはムダ。
社内メディア戦略はこう立てる。
(3)来年の経営計画。達成の鍵は社内浸透に!
社内浸透で重要な3つのポイントとは?
詳細は、こちらをご覧下さい。
このタイトルでは以前も開催していますが、同じ中身ですとワタシ自身も飽きてしまうので、少し変則的に行う予定です。
ワークショップとまではいわないまでも、インタラクティブな要素を高めたいと思っています。そのために今回はトライアルで1回5人と少人数にしてみました。会話をするのに緊張しない人数は、5?6名ではないかと思うからです。
その代わりといっては何ですが、なるべく気軽にコンスタントに開催していきたいと思います。年内はこれが最後になりますが、年明けは「毎月この日はやっている」と思っていただけるような形にしたいところですね。
スタートは、(2)の社内広報戦略をテーマにしたもの。
社内広報に携わっている方に伺いたいのですが。。。
<b>1.広報部内で、社内報をどうするか、イントラのコンテンツをどうするかではなく、
社内広報戦略そのものをどうするかについて議論されていますか?</b>
<b>2.企業が経費を使って何かを実行するのは成果を期待するからこそだと思いますが、
社内広報担当部門の存在価値を成果として示す活動をしていますか?</b>
社内報やイントラの運用自体は業務(手段)ではあっても、ミッションそのものではないはずです。このセミナーではそういったことから、皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。
今年のセミナーで参加者からいただいた感想で一番うれしかったのは「やる気が出た」という一言でした。ワタシ自身も、その言葉にやる気が出ました! 参加企業やその感想なども上記のリンクから辿っていただけますので、ぜひご覧ください。
そんなわけで、どうぞお気軽にご参加ください。
ワタシは、どうやら写真では「バリバリの女社長」に見えたりするらしいのですが、「ハガネ系」でも「星組系」でもなく、「ヤナギ系」の女社長です(笑) 敢て刃物に例えるなら、ナイフでも剣でもノコギリでもなく、斧でしょうか。小野ですから(うふふ)。
ではまた
[2010.10.12]
自分を経営する...とは?
こんにちは。小野です。
「継続はチカラなり」という言葉がありますが、最近つくづくそう感じます。超多忙にもかかわらず毎週欠かさずブログを更新しているクライアントの社長、すでにTOEICで満点近い点数を取っているのに、ラジオ講座を聞いている友人。そういう積み重ねは、必ず差になってくるのでしょうね。
「継続はチカラなり」と同じような視点で、最近思うことがあります。結局、<b>企業力というのは、そこに所属する「個人」の「日常」のあり方の総和</b>だな、ということです。
当社では、ディレクターの人たちには、「自分を経営しよう」と言っています。いや、前から言っていたわけではないのですが、最近とみにそう思うので、そういう言葉を使っています。
世の中を見渡すと、いろいろな人がいます。人を敢てMECEで分類する、どうなるのでしょうか、ちょっと考えてみました。
縦軸:一見してムダなことはやらない人(省エネ系)。一見するとムダなようでも、やってみる人、その遊びを楽しむ人(道草系、省エネの対比で言えば蓄電系)。
横軸:やる上での言動が自分軸な人、他人軸な人。
誰でも、ムダなことはやりたくないのは当然ですが、ちょっとだけ遊びの余裕を持つことで、自分に貯金ができます。自信がなかったり、手堅く生活を送りたいという人は、自分の到達点をギリギリで描きがちですが、そうすると貯金はまったくできません。遊びを持たせて取り組んでこそ、貯金ができるのです。
そして、同じことをやるなら、私は自分軸でやりたい。もちろん、自分の評価を決めるのは自分ではありません。そういう謙虚さは必要ですが、自分の思いや価値観を源に、自分の行動を決める方が、私は幸せになれるのではないかと思います。
敢て私見を言うなら、このMECEでは、ちょっとしたムダを自分軸でやる人が伸びる、ということになります。
ところが、繰り返すようですが、世の中、いろいろな人がいます。このMECEで、自分がどこに属するのか、無自覚な人も少なくありません。そういう人のために、独断と偏見で簡単なチェックポイントを指南します。案外シンプルですね。
縦軸:省エネ系/蓄電系
1)その仕事を聞かされたとき、楽しい妄想をしたか。
2)やるべきことが発生した時点で、言われたことの1.5倍以上やりたいことがあったか。
3)上記に関するYesは、10件に1つではなく、10分の10近い確率であるか。
すべてイエスなら、多分「蓄電系」です。
横軸:自分軸系/他人軸系
1)その仕事の話をするときに、「自分はこうやりたい」「だから、あなたにはこうしてほしい」と自分主語で語れたか。(誰それはこう言っているとかという文脈で語ったり、「で?」と聞き返されたり、相手にとって何が言いたいかわからないということがなかったか。自信なさげな態度でなかったか)
2)やるはずだったことが、やれなくなったら、悔しいと思うか。(それとも、ホッとするか)
3)自信がないことでも、意見を言えているか(意見風を装っていないか)
すべてイエスなら、多分「自分軸系」です。
言うまでもなく、私が仕事をしたいのは、蓄電系×自分軸の人です。
さて、随分エラそうなことを書いてしまいました。でも、人は言うことで、言ったことに責任を持とうと思ったりするものです。その効用、我にもあれ!