ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

ブログ:2009年10月

社長の脳みそ整理mono-log モノログ

 昨日は、親会社であるアイティフォーの懇親会に呼ばれて、少しだけ飲んじゃいました。当社がアイティフォーの傘下に入ったのは、2005年の12月。それから早4年の月日が経っています。

 この4年間に、かなりいろいろな方と出会ったつもりでいましたが、こうやって懇親会に出てみると、まだまだ魅力的な人たちがいるものだと痛感します。
 たとえば、取締役常務執行役員の大枝さんとは、本日初めてお会いしましたが、ワタシより1つだけ年長で、とても若々しく(暗にワタシも若いぞ、と言ってます!)身近に感じました。アイティフォーとは、まだまだいろんな出会いがあり、いろんな可能性を秘めているのだろうというのが、今日の率直な感想です。

 さて。。。
 ワタシとアイティフォーを結びつけてくださった方が、この10月末に定年退職されます。計り知れない恩を感じますね。
 その方が週末にパーティーを開かれるというので、お邪魔する予定。横浜で、船上パーティを開かれるのだとか。定年記念というだけでなく、新たな会社の設立祝いも兼ねているようです。陰ながら、応援したいですし、また助けていただきたいと思っています。

 最後に。アイティフォーとかけて、何と解く?
 ワタシの答えは「するめ」。噛めば噛むほど、味が出ます。。。?
あるいは「お父さん」かな? そのココロは、「見守り」ですかね。。。
といっても、ただ黙って見守るのでなく、人情味に熱い会社です。

株価、もっと上がっていいです。

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追記(2021年6月25日):当社は、2021年6月22日付で(株)アイティフォー との資本関係を解消しました。

 社内の意識統一。これを考えない経営者はいないのではないでしょうか。社員を率いる立場にある社長なら、多かれ少なかれ、それは考えているかと思います。
 けれど、組織が大きくなればなるほど、そのミッションは広報部であったり、経営企画部であったり、あるいは社長室や人事部、総務部に与えられます。
 それもそのはず。経営課題というのは、社内の意識統一だけではなく、会社を買収したり、グローバル化を進めたり、研究開発や生産性についてどうするか考えたりと、多岐に渡るからです。一人の経営者が全部に関わってイニシアチブを発揮することは不可能ですから、どこかの部門にミッションとして与え、遂行してほしいと言う。まして、経営者の誰もがカリスマ社長であるわけではありませんから、伝えるのが苦手な社長、語るのが苦手な社長がいても当然です。そうなるとなおさら、意識統一が図られていなかったとしても、それはどこかの部門の誰かの仕事のせいにしてしまい、自分は評論する側に回りたくなるのが人間の心理というものです。

 しかし、経営トップの考えを社員に浸透させることは、とても大切です。それが、できているか、いないかで、会社の成長にも影響があるほど、ワタシは重要なのではないかと思っています。

 こう書くと、「経営者の考えなど、社員にはわかるはずがない…」と、そんな声が聞こえて来るような気がします。それは、ある意味、その通りですが、自分の属する会社が、何のために、どこに向かおうとしているのか、それについて、社員は社員なりに知りたいはずです。それを伝えることは経営者の責務ですし、得意不得意は別としても、努力すべきことだとワタシは思っています。

 ワタシ自身、こと自社のことになると、決して伝え上手だとは言えません。でも、幸い、うちの会社では、スタッフがそれを知ってくれています(多分…)。「オノさんは、伝え上手ではないけれど、みんなに伝えたい気持ちはある」と。なので、逐一注文が入ります。「ああいう言い方では、わかりませんよ」とか、「ここはむしろ、オノさんに方針を示してほしいです」とか。
 「面倒くさいなー」と不満を言って解決できるなら話は簡単ですが、そういう訳にいきません。

 ワタシ自身はうちのスタッフに対して伝え上手ではないとしても、そんな自分の体験から企業が社内の意識統一を図ることの重要性はますます痛感しています。
 そしてね?、前にも書きましたけど、本来は専門分野であるはずの当社でさえ外部の方に委託したように、自社のことは自社内だけではわからなくなるものなのです。だからこそ、ワタシ自身、自分の経験を活かして、人様のお役に立ちたいと思ったりするのです。

 この記事を読んでくださっているあなたは、経営者ですか? それとも、社員の立場の方でしょうか? たとえ、この記事を読んでくださっている方が経営者であってもなくても、あるいは経営者であったとして、伝えるのことが得意であったとしてもなかったとしても、企業の成長とそこに属するみんなの幸福のために、社内のコミュニケーション、もっと大切にしていきたいものですね。

 民主党になって、初の概算要求が行われましたね。90兆円かぁ…。

 マニフェストを守りたいという心意気は理解できますけどね、今年度予算を越える数字になることを国民が望んでいるかどうか、判断を間違えてほしくありません。このままマニフェストありきで、既存予算から削れるものが削れないという状況だと、国民の支持率は早々に下がるのではないでしょうか。そうなると、それが経済に与える影響も大きいので、少々心配してしまします。

 誤算はあったのでしょうね。マニフェスト実行のための予算は、既存事業費を削ることで、作れると。でも、実際にそうならなかったわけです。
 このような誤算があったとき、どう行動するかは、その後に大きく影響を与えるような気がします。国の場合はもちろん、企業も、それは同じです。

 もちろんマニフェストを軽んじてもらっては困ります。
 でも、マニフェストありきで90兆円と言われても、にっこり笑えない気がします。前年度を上回る額の国債を発行してまで、果たして国民がマニフェスト実行を望んでいるのか、と。

 マニフェストが守れないときに、「守れない」という勇気も必要だと思います。国民に頭を下げる勇気と等しいのかもしれません。
 なぜなら、マニフェストより、理念の方が、上なのですから。
 せっかく多くの国民の期待を背負ってできた政権だけに、マニフェストにこだわり過ぎて、ここで支持率の急降下というような事態は避けてほしいところです

 企業も同じような宿命を背負っていますね。何かを掲げても、別の何かが妨げになって、実行できないという事態はあります。
 そのような状況のときに、「言ってしまったのだから、今さら引き返すのはメンツが立たない」というような考え方は、マイナスになりかねません。

 企業経営で一番難しいのは、一度決定したことからの「撤退」だそうです。とかく、希望的観測にすがってしまって、撤退する勇気がなかなか持てないのだとか。

 国でも、企業でも、「撤回」は軽々しく行われるべきではありません。でも、メンツに縛られて、理念がないがしろにされるのは、それ以上に良くないことだと思います。

 ワタシは、民主党の公約に対して、すべからく「撤退表明」してほしいとは思いませんが、「延期表明」は説明によってはアリだと思います。少なくても国債発行額が増えるよりはマシだと思います。
 「公約しちゃったんだから」という縛りに、民主党ががんじがらめにならないといいな、と思うのは、ワタシだけでしょうか。
 みなさんは、マニフェストを守らないのは、許せませんか?

 こんにちは。オノです。

 昨日のニュースで、おもしろい研究結果が報道されていたので、ご紹介します。
 ちなみに私は、毎日同じ時間に家にいるとは限らないので、ニュースはDVDレコーダーで録画して観ています。録画しているのは、夜7時のNHKニュース。本当は、別の番組でもかまわないのですが、毎日録画に設定しようとすると、他の時間帯は他の番組とバッティングしてしまうのです。そんなわけで、今回ご紹介するのも、NHKの19時のニュースがソースになります。

 チンパンジーといえば、人間に近い動物の代表選手。そのチンパンジーにおもしろい習性があることがわかったそうです。自分には何のトクがなくても、仲間のために協力するのだとか。京都大学の霊長類研究所の研究成果だそうです。

 実験の模様を具体的にご紹介すると…。
 2つの部屋に2頭のチンパンジーを入れて、片方のチンパンジーAにステッキを預けます。隣に部屋には、Bという別のチンパンジーがいるのですが、Bの部屋の外、ステッキがあれば手が届く範囲にジュースが置いてあります。AとBのチンパンジーの間は、柵はあるものの、お互いの姿は見えますし、ステッキを渡すことは可能です。そんな状況を設定しての実験でした。

 いったい2人、いや、2頭の間でどのような会話がなされたのかはわかりませんが、映像を観る限り、ジュースがほしいBは柵から手を出して、隣部屋のAにステッキを貸してくれと求めているよう。すると、Aのチンパンジーのその求めに応じて、Bにステッキを渡すのです。そして、ステッキを渡されたBは、それを使ってジュースをゲット。一人で飲みます。
 協力したAには何の見返りもありませんでしたが、Aは見返りを期待していたとも思われない雰囲気を漂わせていました。

 実験は、9頭のチンパンジーを2組にセットして行われたそうですが、全体の59%は相手の求めに応じてステッキを手渡したそうです。また、母子ですと、さらにパーセンテージが上がり、85%から90%の割合で、ステッキが手渡されたと報告されていました。

 さて、私たち人間は、元々協力し合う動物ですが、近代以降は個人主義的な考え方もあって、人間が本来持っていた協力意識が薄れつつあるような。。。
 見返りを期待しないで協力するという動物の意識の源には、いったい何があるのでしょうね。ただのチンパンジーなのに、ちょっと考えさせられました。

 

 この前会った友だちが、今のデフレを嘆いて、納豆の価格を例に挙げて、こんなことを言っていました。話を要約すると…。
 「納豆3パックを80円で売っていた。納豆ほど健康に良い食品が、1パックで30円もしないで売られるとは、いかがなものか。30円以下で売っては、利益なんてほとんどないだろう。それを作っている人たちの生活はどうなるのか。1円でも安く買いたい心理は誰にでもあるが、そういう消費行動は、やがて自分に返ってくる。マスコミも、誰もが1円でも安いモノを選んでいるような報道をしているが、たとえば、いくら安くても、自分の周りで残留農薬がありそうな商品を買っている人は少ない。モノの価値をちゃんと測らない消費行動をとって、みんなが破綻する方向に向かっているような今の流れはおかしい」

 同感。それで、納豆の値段が気になって、サイトで「納豆」「最安値」で検索したら、今年の5月、吉祥寺のあるスーパーで67円で売られていて、さらにビックリ。

 ユニクロやニトリ、さらにはPBを展開する大手流通など、価格訴求戦略を取って競争に打ち勝っている企業の動きが目立ちますが、こうした経済の動きはいわば二大政党ならぬ二大企業路線を歩んでいると言っても過言ではないと思います。1業種2社。他の会社は淘汰されるか、かろうじて超大型企業のグループの傘下に入る。

 この流れ、なんか、こう、ひっかりませんか? ワタシは大いにひっかかります。誰かが勝っているときは、その影で必ず誰かが泣いているってこと、忘れちゃっているな、と。トランプでもゴルフでも麻雀でもそうですよ。ゲームならいいですけど、社会では誰かの生活がかかっている。
 確かに自由主義経済では、当然の原理なのですが、どうも共感できません。共感の問題だけでなく、それは必ず自分に返ってくるということに、みんな目を向けるべきだと思いますが、今のところそうなっていませんね。その原理を打ち砕く方法はないのでしょうか。

 ワタシの知恵では到底おぼつきませんが、当社の親会社がビデオ制作のアウトソース先の選定に際して見積もりコンペを開いた際に『「最高値」と「最安値」の企業は採用しない』というルールを設けたことがあります。
 別にこれは、価格競争の原理をなんとかしようという発想から生まれたものではないと思いますが、これは1つの知恵ですね。少なくても「良いもの」が価格だけの競争で負けないで済む。
 そんな発想を応用すると、価格競争力のない企業にもチャンスがあるし、一億総デフレ・スパイラルから脱却できます。これは法制化は不可能ですが、世論形成はできる可能性があります。

 自分だけが勝てばいいという発想は、なんかこう「サブプライムローン」での金融関係者の間に渦巻いていた「勝てば官軍」に近いものを感じます。ですが、このような議論で難しい点は、安売りには「1円でも安くするのはお客様のため」という大義名分があることです。本当は、過度な安売り競争は、巡り巡って来るので、消費者のためにならないのに。
 だからこそ、そういう経営に対して、そんなことを続けて行くと企業イメージがが下がるという世論によって、警鐘を鳴らすことはできないでしょうか。納豆の問題から、そんなことを考えました。

 IOCでの2016年の開催地選挙が終わりました。1回目を通過した東京は、2回目の投票で落選。最終的にリオデジャネイロに決まりましたね。

 東京が残った最初の投票。それほど真剣に関心を持っていたわけではなかったのに、正直、少し熱くなりました。そして、残った瞬間、やったー!と思い、興奮したのですが、その後、落ちてしまって、ガックリ。

 ワタシは、都の財政などの面からこの話題について論じられるほど、知識に裏付けられた意見は言えませんが、どちらかといえば「地元東京でのオリンピックを見たい」という単純な気持ちはありました。
 けれど、そう思っているワタシでさえ、熱狂的に「東京開催」を応援していませんでした(ごめんなさい、トーキョー!)。負けた2都市に比べて、東京は確かに都民が盛り上がっていませんでしたよね。
 東京が負けた理由は、「2度目の開催地」であることに加えて、「都民の支持率の低さ」も当然影響したのではないかと思います。支持率は56%だったそうです。支持率80%を越える国に勝てるわけがありませんよね。

 では、なぜ東京都民、日本国民の関心は薄かったのでしょうか。この問いに対する答えは、もちろん誰にもわかりません。
 今の経済状況では「オリンピックどころじゃない」という見方もあるでしょう。そのぐらい都民は都政に関心がなかったという見方もあるでしょう。あるいは「誰もそんなに単純には夢なんて見ないんだよ」という見方もあるかもしれません。理由は、もちろんほかにもあるかと思います。

 でも、仮に「誰もそんなに単純には夢なんて見ないんだよ」というネガティブな空気が都民・国民の間に強いとすると、これはオリンピックの問題だけではありませんね。国力にかかわる問題です。

  「誰もそんなに単純には夢なんて見ないんだよ」という意見の人々は、恐らく、現実からモノを考えるタイプの人たちです。それは、まったくもって、現実論として正しいですし、ある意味、反論の余地がありません。でも、現実論はチェック機能としては必要ですが、理想や夢、希望から考えるということも、苦しいときほど、必要ではないかとワタシは思ってしまいます。

 いや、この書き方、正しくありません。
  「人々」が悪いということではありません。こういった社会心理には、政治も経済も絡んでいます。でも、政治や経済に自分の心持ちを左右されたくないと思いませんか?

 夢・理想、希望というものは、時として「地に足がついていない」と思われがちですが、夢・理想、希望は人を駆り立てます。ワタシは、そのチカラを信じます。
 

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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