ディレクターの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーです

ブログ:2016年9月

スタッフの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーアベログ

「苦しいときは笑ってごらん」
これは松岡修造さんの言葉。


そうだ、そうだ、その通り。
と思う一方で、
えー、でも苦しいときに笑うのは難しいなあ。
と思ったり、
そもそも笑ったら本当に楽しくなるのかなあ。
なんて思ってしまったりもします。


先日読んだ本『脳には妙なクセがある』にこんなことが書いてありました。


「笑顔に似た表情をつくると、
ドーパミン系の神経活動が変化することが研究でわかっている。
ドーパミンは脳の報酬系、つまり快楽に関係した神経伝達物質。
このことから楽しいから笑顔をつくるというより、
笑顔をつくるから楽しくなるという逆因果が脳にあることがわかる」


おおー、なるほど!

ということは、松岡修造さんが言っている通りなんだ!
そう思って読み進めると、
「笑顔をつくると楽しくなる」がわかる、おもしろい実験も紹介されていました。


箸を2通りの方法で口にくわえ、同じマンガを読んで、
おもしろい、楽しいと思ったら、ポイントをつけていく実験です。


一つの方法は、箸を横にくわえる。
箸を横にくわえたときの表情は、表情筋の使い方が笑顔と似ているらしく、
決して笑っているわけではないのですが、強制的に笑顔に似た表情になるとのこと。


もう一方は、箸を縦にくわえる。
こうすると、沈鬱の表情になるそうです。


結果は、箸を横にくわえた方法のほうが高ポイント。
笑顔に似た表情をつくると、楽しく感じるというのは本当なんですね。


よし!
反抗期真っ最中の中学生の影響で、沈鬱の表情になりがちな我が家ですが、
がんばって笑顔つくってみます!


皆さまも笑顔の1週間をお過ごしくださいませ。

私がよくアイデアを思いつく場所は、お風呂です。
とくに、新コーナーのタイトルや新媒体の媒体名などを
よくお風呂で思いつきます。
パソコンの画面を見つめて考えることもしますが、
そうしている時には「これだ」というものはほとんど頭に浮かびません。


先日読んだ本、『脳には妙なクセがある』(池谷裕二著)にこんなことが書いてありました。
「アイデアをひらめいたり、創意工夫に満ちた着想を得るためには
『王道』があると言われています。
英国の社会学者グレアム・ウォーラスによれば、
それは4つのステップからなります。


① 課題に直面する
② 課題を放置することを決断する
③ 休止期間を置く
④ 解決策をふと思いつく


おおー、これは私がとっている行動そのままじゃないですか。
最近の例をお話しすると、


① 課題に直面する
 会社でタイトルを考えるが思いつかない。
 電車で考えるがやはり思いつかない。
 家でパソコンを開いたが、やはり思いつかない。
② 課題を放置することを決断する
 「だめだ!もう、休憩!」。
③ 休止期間を置く
 ソファでグダグダしているうちに寝てしまう。
 がばっと起きて、そのままお風呂に入る。
④ 解決策をふと思いつく
 シャンプーしている時に、ふとひらめく。


この4つのステップのうち、とくに重要なのが
③ の「休止期間を置く」だそうで、
これは「怠惰思考」と呼ばれる行為なのだそうです。
怠惰と言われると、何だか怠けているような気がしてきますが、
創造のためには熟成期間が必須なのだそうです。


会議室のテーブルを囲みながらのアイデア会議。
意見が活発に出るようならいいですが、
全員が眉間にしわを寄せて黙ってしまったら、
思いきって「課題を放置する決断をする」→「休止期間を置く」
のステップに踏み切ったほうがいいのかもしれません。

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