ディレクターの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーです

ブログ:2013年12月

スタッフの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーアベログ

突然ですが、皆さんの夢は何ですか?


「えー?! 中学生くらいまでは夢があったんだけど、今はうーん...」
という方が多いのではないでしょうか。
私もかなり答えに困ります。あまり現実的なことだと、夢とは言えないしなあ。


こんなことを考えだしたのは、うちの長男にあることを聞かれたからです。


「本当はさ、クリスマスプレゼントを運んでいるのはサンタじゃないよね?」


息子は4年生。そろそろ聞かれると思っていました。
とはいえ、答えを用意していなかった私は、
「えーと、サンタさんだよ」と、茶碗を洗いながら適当な対応をしてしまいました。
次に聞かれたら、ちゃんと答えなくちゃいけないと思うけれど、
どう答えるのがいいか悩むなあ、と思ってたら、自宅の本棚に
『サンタクロースっているんでしょうか?』という本があるのを思い出しました。


1897年の秋、ニューヨーク・サン新聞に、8歳の女の子から手紙が届きました。
内容は「サンタクロースって本当にいるんでしょうか?」というもの。
ニューヨーク・サン新聞は、この手紙の返事を社説に掲載することにしました。
その内容が、味わい深くてすばらしいと話題になり、
この社説は後に出版されて、世界中の人々に愛読されています。
日本では1977年に初版が出ているので、ご覧になった方も多いかもしれません。


さて、ニューヨーク・サン新聞の記者が書いた返事は、こんな内容でした。


「サンタの姿を見た人は確かにいないかもしれません。
でも、もしもサンタクロースが本当にいなかったら、
この世の中はどんなに暗く、さびしいことでしょう。
この世界でいちばん確かなこと、
それは子どもの目にも、大人の目にも見えないのです。
だから、この世の中に、愛や人へのおもいやりや、まごころがあるのと同じように
サンタクロースもたしかにいるのです。
そして、信頼と創造力と、詩と愛とロマンスだけが、
たとえようもなく美しいものを見せてくれるのです」


私は、サンタの説明として、これをこのまま息子に話す自信はないのですが
(納得させられないような気がして)、
「夢を見続けることのすばらしさ」や
「見えない力を信じる」ことの大切さは伝えなくちゃなあ、と思いました。
大人になると「あれ?私の夢って何だっけ?」となってしまいがちですが、
やっぱり、夢を見るって大事だなあと思います。それが職場でも、家庭でも。
だって、楽しいし、ワクワクしますもんね。


そんなわけで皆さん、すてきなクリスマスを!

「今、国語の時間は読書感想文を書いているんだけど、すごく難しいみたい」


ご近所の小学生のお母さんからそう聞きました。
はい。うちの子どもも同学年なので、同じことをやっていると思うのですが、
こういうことはすべてご近所さんが教えてくれます。


それはさておき、読書感想文。
そのお宅の子どもは、とにかく本が大好きな女の子で、
本がぎっしり入った大きなバッグを抱えて歩いている姿をよく目にします。
毎週、図書館からまとめて借りているのだそうです。
聞くと、週に10冊以上も読むと言います。
でも、感想文に関しては「どうしていいのかわからない」と言うのだそうです。


ああ、そうでした。私も本が大好きな子どもでしたが、
読書感想文を書くのが嫌いでした。そして苦手でした。
当時はよくわかりませんでしたが、
今思い返してみると嫌いだった理由がわかります。


私は、本を読んでいる時に自分の頭の中に広がる世界を、
読書感想文を書くという理由で、いじくり回すのが嫌だったのだと思うのです。
なぜなら、学校で習う読書感想文は、だいたいパターンが決まっていて、
テンプレートに当てはめないといけない。


もしかしたら、当てはめなくてもよかったのかもしれませんが、
当時は、そうしなくちゃいけないと思っていました。
私の頭の中には、すばらしい世界が広がっているのに、
それをテンプレートに当てはめると、すばらしさが薄れる。何か違う。
「もっとおもしろい世界なのに」と思うけれど、それを表現する方法がわからない。


それと、もう一つ。感想文って、だれに向けて書いているのかわからない。
だれに書いているのか。これは文章を書く上ではとても大事ですよね。
と、今は思いますが、当時はそんなことを考えている自分が
ちょっと変なような気もしていました。
結果、書けない。


起承転結。4部構成。方法がわかると書きやすいので大事なのですが、
4部構成にすることがゴールなのではない、
感想が伝わることが大切なんだ、ということを
学校は教えてくれればいいのになあ、と思います。
あと、私のように、読み手を想定したほうが書きやすい子もいるはずです。
だったら、「お母さんに向けて書いてみよう」なんて言ってくれればいいのに。


学校では○をもらえないかもしれませんが、
私は、本を読んで嬉しい気持ちになったなら、どんなふうに、どれだけ嬉しいのか、
どこで嬉しく感じたのかをたくさん書けばいいのではないかと思います。
感想文なんですから、嬉しい気持ちを読み手に伝えられればいいのではないかなあ。
もしかしたら、原稿用紙上に、たくさん「嬉しい」が書き込まれた時点で、
整理する意味で、構成という考えが入ってくるのかもしれません。


あれ? これ、企画書なんかでも同じかもしれませんね。

前から気になっていることがあるのです。

それは、スポーツの試合で海外のチームと日本のチームが戦った末に
日本が勝利した場合、海外のチームの選手や監督が日本を褒めることです。
彼らは負けたのに、です。


「残念だけど、日本はとてもよいチームだった。
今日は彼らの方がレベルが上だったよ」


先日のサッカーの国際親善試合でも、
相手チームの選手がこうコメントしていました。
一方、日本のチームが負けた場合、よく耳にするコメントはこんな感じです。


「結果が出なくて残念だ。今の自分たちのレベルでは勝つことはできない」


もし、日本の選手が、
相手チームを誉め称えるコメントを試合直後に口にしていたら、
「そんなのんきなことを言っているから、負けるんだ」
と、周囲にたたかれるのではないでしょうか。


以前、ウルグアイを相手に4失点して敗戦した試合の後、ザッケローニ監督が
「ウルグアイはよいチームだと思っていたが、今晩もとてもいいプレーをした」
「当然、対戦相手が自分たちよりもよいプレーをした時は、
それを認めることも大事だと思う」
と、話していましたが、「4失点もしたのに何なんだ」という
批判的な内容のコメントも寄せられていました。


私は、スポーツ教育やコーチングには詳しくないので、
これは私個人の感想なのですが、
最初に相手を褒めても、最初に自分たちのプレーを悔やんでも、
敗戦したチームがすることは、順番が違うだけで、
結局、同じなのではないかと思うのです。


まず相手を褒めるチームの場合
「相手が自分たちよりも優れていたところを見る」
→「自分たちのプレーを振り返る」
→「自分たちができていなかったことをクリアにする」
→「課題を明らかにする」


まず自分たちのプレーを悔やむチームの場合
「自分たちのプレーを振り返る」
→「自分たちができていなかったことをクリアにする」
→「相手が自分たちよりも優れていたところを見る」
→「課題を明らかにする」


どうでしょう。違いますかねー。


どうせ同じ振り返りをするのなら、
「俺たちはまだまだダメなんだ」
というマイナスな気持ちから振り返りに入るよりも、
「悔しいけど相手はすごかった。何がすごかったんだ」
というプラスな気持ちから振り返りをスタートさせるほうが、
前向きに行けそうな気がします。


それに何より、負けても相手を褒めるって、とても気持ちがいいですよね。

私は、今、グラスルーツの一員として
このメルマガを書かせていただいておりますが、
以前にも少しお話しした通り、今年の5月まで10年間、
子育てのためにグラスルーツを離れておりました。


今も、小学生と幼稚園児の子育てをしながらの勤務なので、
仕事よりも育児と家事に費やしている時間のほうが圧倒的に長く、
そのため、少し離れたところから会社を見ているような感覚があります。
なので、今回はちょっと他人目線で書いてみます。


小野が、先週のメルマガで、これまでは変化に対応することで、
負けない経営をしてきた、というようなことを書いていました。
私がグラスルーツに入社したのは15年前ですが、
15年前のグラスルーツと今のグラスルーツは、かなり違う。
明らかに変化しています。


もしかしたら、コアな部分は一緒なのかもしれませんが、外側が全然違う。
お菓子で言うと、中は同じチョコなんだけど、
外側がマシュマロからビスケットに変わったような感じでしょうか。
私がいた当時は、女性らしいやわらかい印象が強かったのですが、
今はシャープでハードな印象が強いです。


小野は、これからは「勝つ経営」を目指す、と言っています。
私には、この15年間の印象の変化が、
すでに勝ちを取りに行っているようにうつっています。
戦う準備が整ってきているというか。
やわらかいマシュマロだと戦えないからなのかなー、と。


私がどこからそうした印象の違いを感じるかというと、
それは、完成した仕事のテイストであったり、
小野が発する言葉であったり、会社の空気であったり。
経営者である小野の意識が、あらゆるところに少しずつ
変化をもたらしてきたんだなと思います。


そうして会社全体の質感がいつの間にか変わっている。
そう考えると、会社って生き物みたいですよね。


最後に、小野は勝負強いです。
勝負するメンタリティーをコントロールできる、というのでしょうか、
いざ出陣、みたいなところに自分を持っていける、というのでしょうか。
私は、小野のギャンブル好きな一面からそれを感じます(笑)。


以上、創立30年目にあたり、かなり他人目線で書いてみましたー。

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