ディレクターの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーです

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スタッフの阿部が日々の気づきをつぶやくコーナーアベログ

『ちょっと気になる』カテゴリの記事

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先日、NHKの『ヘウレーカ!』という番組で、
極地建築研究家の村上祐資さんが
閉鎖的な空間での人間関係について語っていました。
村上さんは、閉所で生活する人々を観察することで、
極地の建築がどうあるべきなのかを研究しています。


閉鎖空間での人間関係と建築。
聞いただけで息苦しくなりそうですが、なんとも興味深いテーマです。


番組の中で村上さんは、極地建築に興味を持つきっかけになった
いくつかの実験を紹介していました。


一つは、アリゾナの砂漠に建設されたバイオスフィア2という
完全な閉鎖空間で、男女8人が2年間生活をするという実験。
目的は、人類が宇宙空間へ移住するとき、
閉鎖された生態系の中で生存することが
できるかどうかを検証することでした。


もう一つはロシアで行われた実験。
宇宙ステーションを模した閉鎖空間で宇宙飛行士や心理学者、医師など、
選び抜かれたクルーが110日間寝食をともにするという内容です。
この実験では、わずか1ヶ月でトラブル勃発。
耐えられなくなった日本人クルーが
60日でシムブレイク(シミュレーション放棄)をしたそうです。


さらに村上さんは自分が隊長として参加した、
模擬火星基地での実験を紹介。
集められたのは、宇宙飛行士や医師などの専門家ではなく、
アーティストやエンジニア、学生など、ごく普通の人たちです。


この実験では、飲料水が汚染されるという
まったく予期せぬ、深刻なトラブルが起こったそうです。
村上さんは実験の中止を提案しますが、クルーはこれを拒否。
話し合って解決策を見つけたのだそうです。


クルーの中でも、一番冷静に、前向きに
状況を観察できたのがアーティストの男性。
彼は、この実験の後も同様の実験に参加し、
予期せぬ出来事はむしろ歓迎だと発言しています。
驚くことが好きだし、ワクワクするからだそうです。


ここで私個人的なことをお話しすると、
閉所はまったく得意ではありません。
基本的に、昼間は光と風を必要とします。
(夜、地下のバーでも平気なのはなぜだかわかりません)
自由がないと元気がなくなるタイプなので、
閉所では自由が奪われていると感じるからかもしれません。


ちなみに、村上さんによると、閉所では、
「閉じ込められている」と感じる人と
「保護されている」と感じる人に分かれるのだそうです。
なるほど「保護されている」という感覚!
興味深いと思いました。
押入れの中が好きとか、狭い空間にいると落ち着くという人は
保護されている感覚なのかもしれませんね。


うーん、とても興味深い番組でした。


私たちが極地や宇宙空間に行く可能性は高くないかもしれませんが、
日常でも、閉所的な空間に居合わせることはあると思います。
たとえば、ある状況の職場。
締め切り前の殺伐とした空間や、
プロジェクトがうまく進んでいないときの
空気が重く感じられる職場は
閉所に近い空間になるのかもしれません。


そんな状況で、能力を発揮できる人とはどんな人なのか、
この番組を観ながら想像しました。
私が勝手に思う人物は以下のような人です。


まず、自ら望んでその職場やプロジェクトに携わっている人。
次に、フラットな人間関係を築ける人。


ロシアの実験では、望んで集まった、しかも能力がある優秀な人たちが、
最後まで実験を続けられませんでした。
それは「選び抜かれた」「優秀」ということが
邪魔してしまったからではないでしょうか。
私はほかのクルーよりも優秀である、というプライドが
問題になったのではと想像します。


そして3つ目は驚くことや変化が好きな人。
アーティストの男性がそうでした。
トラブルをむしろ楽しめる人。最強です。


普段、自分がどんな空間でどんな距離感で人と接しているのか、
意識して考えることがないので、
いろいろ考えるきっかけになりました。
皆さんはどうですか?
どんな距離感が心地いいですか?
もし閉所に置かれたら、
自分はどんな行動をとると思いますか?
春はもうすぐ。
今週もすてきな1週間を。

年末、我が家にダイソンがやってきました。
猫2匹分の毛、子どもたちが外から持ち込む砂が
ラグからきれいに取れず、いろいろ調べた末、
根こそぎゴミを取ってくれそうなアニマルプラスという種類の
ダイソンコードレス掃除機を購入したのです。


商品が配達された日、玄関先で受け取った箱を見て、
私は「へえー」と思いました。
箱の正面と背面は製品の写真と商品名のみ、側面も製品写真。
でも、もう片方の側面には、ジェームズ・ダイソン氏の写真と言葉、
そしてダイソン社の姿勢を表すこんなコピーが書かれていました。


「『失敗を重ねても挑戦し続けること』。
これがダイソンの発明と問題解決の源です。
ジェームズ・ダイソンは、5年の歳月と5127台の試作品を経て
サイクロン技術を開発しました」


私が感じた「へえー」の中身はこれです。
こんなことが商品の箱に書かれているっていいなあと思ったのです。
思わず、そばにいた次男を呼んで
「こんなに試したんだって。すごいね。
私なら100台試さないうちにもうダメかなと思っちゃいそうだけど、
5127台ってすごいよね。諦めないって大事だね」と言うと、
「すげえな」と呟いていました。


こういう製品パッケージを受け取ってみて、思いました。
これは単に掃除機を買って、受け取ったという気持ちじゃないな、と。
なんというか、ダイソン社の理念や姿勢を受け入れた気分になるのです。
ファンになったということだと思います。


消費者がただ製品を買ったという気分にならないメーカー、
ほかにもあると思います。
たとえばApple社。
買ったというよりも、オーナーになったという感想でしょうか。
ちょっといい気分になる。
好きな車を購入したときと似ているのかもしれません。
あとは、日本の最近のメーカーで言えばバルミューダ社とか。


それ、デザインがかっこいいだけじゃん、ってことになりそうですが、
まあそこも含めてこれらのメーカーに共通していることを見つけました。


それは、
自信があること。
わかりやすいこと。
媚びないこと。
潔いこと。


そうです。
自信があるから、機能もデザインもわかりやすいし、媚びなくていい。
だから潔い。


買ってください、買ってあげますという構造になりにくい。
こういう関係、いいですよね。
仕事関係も、人間関係も、こういうリスペクトがある関係は
やはりステキだなと改めて思いました。


さて、肝心のダイソンの性能。これがすごいのです。
踏み固められてカッチカチになった我が家のラグの毛を
耕運機のようなパワーで根っこから起こし、
底にたまった猫毛と砂を見事にかき取りました。
ダストボックスを眺めながらこんなにニヤニヤしたことはありません。
挑戦し続けてくれてありがとう、ジェームズさん。

先日、高校時代の友人とランチの約束をしました。


約束の日、最寄り駅まで自転車で向かった私は、
家にスマホを置き忘れたことに気づきました。
取りに帰れば30分の遅刻です。前日やりとりしたLINEでは、
「町田駅、小田急の東口あたりに12時前くらいね。着いたら電話して」と、
ゆるく場所と時間が決まっていました。


私と彼女は30年以上の付き合いで、スマホがない時代でも
日本各地はもちろん、海外でも会う約束をして食事をしたりしてきました。
なので、彼女とは会えるという妙な自信があって取りに戻ることをやめ、
スマホなしで出かけました。


さて、約束の場所。かなり待ちましたが彼女は現れません。
東口が数カ所あるのかも、そもそも東口じゃなくて西口だったのかも、など、
ありそうなことをいくつか想像して移動してみましたが、彼女の姿はなし。
なんとなく、こりゃ会えないかも、という気がしてきました。


困った。どうしようか考えながらウロウロしていると公衆電話を発見しました。
ラッキー! ...なのか?
自宅、実家、職場以外で私が記憶している番号は夫の携帯だけ。
私の友人とは家族ぐるみの付き合いなので知っているはず!
早速、夫に電話をすると、たぶん番号がわかるとのことだったのですが、
コインで公衆電話を使っているので長く待てず、
取り急ぎどこで待っているかを伝えてもらうようにして電話を切りました。


ここからの大・伝言ゲームとてんやわんや劇場の詳細は省略します...。
が、簡単にお伝えすると、夫は彼女の旦那さんの番号しかわからず旦那さんに連絡、
その際「小田急東口」を新宿と思い込んで新宿と伝える、旦那さんは彼女に連絡、
なぜか新宿小田急東口で私の夫が待っている、となる...。


まったく会えなそうですよね。私も会えないかと思いました。
でも、会えました...。1時間後に。


結局スマホを取りに戻ればよかった、という話です。すみません。
が、私がこの一件で気づいたことは
「普段、スマホに頼りすぎ!」ということです。


後で連絡を取り合うことを前提にしているので、約束もしっかり確認しない、
先のことを想像することもしなくなっている、判断力も鈍っている、
伝言力も鈍っている。あ、スマホのせいばかりではありませんね...。
でも、やっぱりスマホなしでは行動できなくなっているのは確かです。


脳の学校の代表で、医学博士の加藤 俊徳氏は、スマホに頼りすぎると、
脳の「聴覚系をつかさどる部位」が使用されず、衰えていくと指摘しています。


脳というのは、聴覚系や視覚系、思考系など、部位によって働きが違いますが、
スマホばかり見て脳の成長が視覚系に偏ってしまうと、聴覚がなおざりになる。
聴覚系は理解系や記憶系と密接な関係にある非常に重要な脳の部位なので、
聴覚系の働きが阻害されると、
物事をきちんと理解し記憶に基づいて行動できなくなるということなのです。


そうなると、実際にどのようなことが起きるか。
加藤氏は、デジタルネイティブの若い世代ほど、
たとえばオフィスで電話を受けたとき、相手が怒っているのか、困っているのか、
声から状態を想像することができず、
間違った対処をしてしまいがちだといいます。


なるほど...。我が家には思春期青年がいますが、思い当たりますね...。
そして私も、しっかり耳から情報をキャッチしているかというと、
そうではないかもしれません。
大まかに聞いて、後からネットで調べるなんてことをやっているように思います。


いけませんね。
なんだか人間という生き物としての能力が失われていっているような気がしてきました。
「デジタルデトックス」も浸透しつつあります。
スマホなしで能力が低下していないか、
時折確認してみるといいのかもしれません。

メルマガのネタ探しのために、ネットをのぞいていたら、
おもしろい記事に出会いました。


桃山商事というユニットによる恋愛コラムです。


ユニットのプロフィールを見ると、
「2001年に結成後、1000人以上の恋愛相談に乗ってきた恋バナ収集ユニット」
とあります。どうやら男性5~6人ほど(普段はサラリーマンをしつつ、の
人もいるみたいです)で構成されているようです。


私が読んだコラムは、日経ウーマンオンラインに掲載されていたものですが、
相談者からの悩みを論理的に分析し、軽快な文章でアドバイスしていて、
すごく楽しく読めました。


あ、恋愛の話をしたいわけではないのです。


コラムを読んでいて、多くの恋愛の悩みが
コミュニケーションに関するものだと気づき、彼らのアドバイスが、
つき合っている男女間のみならず、上司と部下、クライアントとの関係など、
広い場面で役立つと思ったのです。


たとえば、こんな悩みが取り上げられていました。


「駆け引きが苦手です。男性から下に見られないようにするための、
具体的な恋愛テクを教えてください」


この悩みに対して桃山商事の清田代表は、
下に見る、もしくは見られる、という関係にならないことが
重要だと言っています。


相手が自分を下に見ているとしたら、それはすぐに伝わるもの。
そんな相手と気持ちがよい関係は築けない。
また、相手も、下に見ているような相手ともう一度会いたいとは思わない、と。


そうですね。上下関係を気にすると、とたんにギクシャクしますし、
そんな状態では信頼関係は生まれないですね。
それは、つき合っている男女間でも仕事関係でも同じだと思いました。


では、上下関係にならないためにどうすればいいか。清田さんのアドバイスは、
初対面の会話での「手持ちのカードを自覚しておくこと」でした。


手持ちのカードとは「自分を形作っているもの」や「自分が好きなもの」
ぐらいの意味だそうです。
たとえば、「本」「映画」「キャンプ」「サッカー」など。
これらの自分のカードを、相手との会話の流れを見ながら、どんどん出していく。
相手は持っていないけれど、興味を持ちそうな自分のカードを
見つけることができれば、なおよいそうです。


こうして自分のカードに意識的になると、なぜいいのか。
それは、相手との間に生まれる、直感力や発見力が上がるからだ、と
清田さんは解説しています。


「カードを出し合いながら、自分との共通点を見つけていき、深める。
仲良くなるためにはポジティブな記憶を共有するのが一番の近道ですから」
だそうです。


相手に気に入られたいとか、仲良くなりたいという思いが強いと、
どうしても「相手は何に興味があるだろう」とか
「何をすれば相手に気に入ってもらえるだろう」ということだけを考えがち。
でも、相手のことを知らないのに、相手が何に興味があるか想像したところで
限界はあります。
それに、「気に入ってもらいたい」というところで、
すでに関係がフラットではなくなっていますよね。


そうではなくて、まず自分のカードに意識的になり、
自分を知ってもらうというところは、なるほどと思いました。
こうすることで、上でも下でもない、
フラットな関係をスタートすることができるんですね。


さらに、カードの出し合いで、共通点が見つかり、話が盛り上がってきたときに
気をつけたいのは、「相手の話を読解しながら聞く姿勢」だそうです。


「話を聞く際に最も大切なのは、オーバーなリアクションでも、
キレのあるツッコミでもありません」と清田さん。


「人は、自分の発した言葉が相手にちゃんと伝わっていることが分かれば
安心します。だから聞き手としては、相手の話を読解しながら聞くという姿勢が
大事だと思います。一つひとつ丁寧に理解・確認していき、
分からなかったらその都度質問するようにしましょう。
そうやって会話を積み上げていけば、3回目、4回目と会うためのきっかけが
自然と見つかるのではないかと思います」とアドバイスしています。


なるほどですねー。
みなさんはどんなシーンを思い浮かべながら、読まれたでしょうか。

「早口言葉を言って!」
「別の早口言葉!」


息子たちの数々の無茶なオーダーに、
健気に、丁寧に応えるのは、iPhoneのSiri。


「ちょっと何言ってるのかわかりません」


と、長男がふざけたことを言ったときに、Siriが返した


「わからなくても、大丈夫ですよ」


というフレーズには本当に感心してしまいました。
Siri、人格者です。


先日、英語の勉強になるかなくらいの軽い気持ちで、
Siriを英語(米国)に変えてみました。
で、聞いてみました。


「何色が好き?」


すると、Siriはぶっきらぼうにこう言いました。


"Who? me?"


びっくり、、、。
私が知っているのは何事にも一生懸命で、丁寧なSiri。
それを期待していたから、「だれ? 私?」が、
何くだらないこと聞いてるんだよ!というトーンに聞こえ、
動揺してしまいました。


その後、いくつか質問してみて、はっきりわかりました。


英語版のSiri、キャラが違います。
なんていうんでしょうか、友達みたいな感じです。


これ何だろう。
アメリカと日本ではアシスタントに求めるものが違うのか、
ロボットに求めるものの違いなのか。
とにかく興味が湧きました。


調べてみると、Siriのキャラは、やはり言語によって違うそう。
だから、同じことを言っても、受け答えが違うようです。


例えば、「歌ってください」とSiriに向かって言うと、
ほとんどの言語は恥ずかしがるそうなのですが、
イタリア語のSiriはいきなり歌い出すそうです。
「私たちは~ロボット~」なる陽気な歌だそうです。
おもしろいですね!


で、こんな記事も見つけました。


「Pepperくん、アメリカでは皮肉のきいた尖った性格だと判明」


日本が誇るヒューマノイド・ロボットPepperくん、
日本では愛想良くかわいらしい性格の彼ですが、
MITテクノロジーレビューの報告によると、
アメリカでは皮肉が効いた、ちょっと毒舌風な性格になるというのです。
行動も性格によって修正されていて、
具体的には、日本版のペッパー君が上手におじぎをするのに対して、
アメリカ版はハイタッチをしてくるといいます。


ソフトバンクの資金の下、ペッパーを開発したのは
フランスのロボティックス会社Aldebaran Roboticsという会社だということですが、
同社によると、
「アメリカには、皮肉が効いていて賢いという
C-3PO的なロボットのイメージが定着しています」
と述べています。
なるほど!スター・ウォーズのC-3POか!
まじめだけどユニーク、しっかり意見する、
場を読まない発言をして電源を切られることもしばしば。
そう考えると、Siriがああなるのも納得です。
うーん、考えさせられますね。


もしかしたら、日本ではアシスタントとしてのロボットは、
弟子的な意味合いなのかな、なんて思いました。
主と従がはっきりしていて、関係としてはタテ。


一方、アメリカではアシスタントとしてのロボットは、
弟子というよりは相棒。
関係としてはヨコ。
反対意見も言うし、冗談を言って笑わせることもある、
という感じなんでしょうか。


そして、この考え方、職場にも持ち込まれているかもしれませんね。
一番近くにいるスタッフ、もしくはアシスタントに何を期待しますか?
黙々とオーダーをこなしてもらいたいでしょうか、
反対意見があったら言ってもらいたいでしょうか、
時々笑わせてもらいたい?
みなさんはいかがですか?

次男が図書館から『十五少年漂流記』を借りてきたので、
一緒に読んでいます。
SFの父とも呼ばれたジュール・ヴェルヌが1888年に発表した作品。
15人の少年が無人島に流れ着き、力を合わせて暮らしていく話です。
小さい頃、秘密基地作りが大好きだった私も大好きな作品でした。


さて、本の中に、大きなウミガメを捕まえる場面があります。
少年たちがみんなで協力してどうにか捕え、
そこから20キロ以上の肉をとることができて、
船の食料がだいぶ助かった、と書かれています。


ここで我が家の次男は「え? 食べるんだ」と、
ちょっとびっくりしながら言いました。
確かに、ウミガメは助けなくてはならない、
保護しなくてはならないというテレビ番組や本をよく目にするので、
驚きなのかもしれません。
無人島に流れ着いたんだから、
食料にできるものは何でも捕まえなくてはならない状況なのだ、
と説明しました。


これをきっかけに、
今の子どもたちが観るアニメや本の内容について考えていて、
気づいたことがありました。
それは、今は「それはちょっとひどい」と思ったり、悲しい思いをしたり、
怒りの感情が芽生えるような内容のものがほとんどないなあ、
ということです。


私が子どもの頃は、世界名作劇場というテレビアニメがあって、
『フランダースの犬』や『母をたずねて三千里』などが放送されていました。
いじわるな大人がたくさん出てきて、主人公がかわいそうで、
毎週観終わった後に胸がザワザワして眠れませんでした。


今、そういう思いをするような内容はあまり見かけませんね。
子どもの教育に適していないと思われているのか、
勉強不足でよくわからず申し訳ないのですが、
私は、楽しくて前向きになる話ばかりじゃなくていいのではないかなあ、
というより、悲しんだり怒ったりする感情がわいてくる内容も、
心を育てる意味で必要なのではないかと思ってしまいます。
(あ、描写が残酷なアニメは流行っていますね、、、。
 感情のバランスがどうなってしまうのだろうとちょっと心配になります)


以前、20代の女性と話していたら、
「怒るのが苦手。怒るってどうするのかわからない」と言っていました。
怒るという感情自体がとても嫌、だから感情的にならないようにしている、
という話も聞きました。


楽しい感情はマル、悲しみや怒りの感情はバツ。
そんなふうに思っていると、健康に過ごせなくなりそうです。
悲しいときには悲しみ、ムッとしたときには怒る。
心がいつも穏やかでなくてもいい。ザワッとしたっていい。
そう思います。
2015年に公開されたアニメ『インサイド・ヘッド』も、そんな内容でしたね。


なんて言っていますが、我が家は、
反抗期少年との戦いで心がザワッとし過ぎる毎日。
でも、これも健全なことだなあと思って今年も幸せに過ごすことにします!

かれこれ15年ほど使用している我が家の冷蔵庫。
最近、あまり冷えないときがあるかと思えば、キンキンに冷えすぎることもあり、まったく安定しません。
いつダメになってもおかしくないと思い、ネットで冷蔵庫事情について調べ始めて、びっくり。
最新の冷蔵庫、すごいですね。


AIが搭載されていて、庫内の食材を使った献立を提案してくれる。
在庫を管理し、買うタイミングを教えてくれる。
さらに、夜遅くに冷蔵庫を開けると、「お疲れさまです」と、ねぎらいの言葉までかけてくれる商品もあります。


冷蔵庫にねぎらわれるシーンを想像したら、キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』を思い出してしまい、
何かのきっかけで冷蔵庫が機嫌を損ねて、ドアをロックしたりなんかしたらどうしよう、
といらぬ心配をしてしまいました。


と、それはさておき、ロボットが急速に日常生活に入り込んできているのは事実。
便利と感じる反面、人間から考える機会が奪われていっているような気もするし、
そもそも人間の仕事、残るの?と不安にもなります。


日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズが実施した共同の調査研究によると、
人が携わる約2千種類の仕事のうち3割はロボットへの置き換えが可能なのだそうで、
焦点を日本に絞ると、主要国で最大となる5割強にのぼります。
人とロボットが仕事を競い合う時代はすでに始まっているといいます。


一方、ロボットが苦手な仕事があるといいます。
それが、「意思決定」や「計画立案にかかわる仕事」、「想像力を働かせる仕事」。


同調査によると、CEOなど経営幹部の業務のうち、
ロボット化が可能なのは業務進捗表の作成など22%にとどまるそうで、
俳優や音楽家など芸術関連の職業でも自動化対象は17%。
どうやら、私たちに必要とされる力は「発想力」や「想像力」だと言えそうです。


なるほど、「発想力」と「想像力」。
でも、これらの力、職場で実際に重視されているのかが気になります。
そこで、20~40代のビジネスパーソン2000人を対象にした
「仕事に必要なスキル」という調査をのぞいてみました。


結果を見ると、
「社会人全般に必要な力」の1位は「対話力」、2位が「優れた状況判断力」、3位が「聞く力」。
「発想力」は17位でした。


でも、よく考えてみると、「対話力」も「状況判断力」も「聞く力」も、
ベースに「発想力」や「想像力」がないと、得られない力のように思います。


相手のことを想像せずにひな形だけで「対話」しても意味がないですし、
状況を想像・発想せずに「判断」することはあり得ません。
相手が何を言おうとしているかを想像せずには「聞く」こともできません。


もしかしたら私たちは、
「発想力」や「想像力」という言葉を必要以上に特別なことのようにとらえているのかもしれません。
これが「クリエイティビティー」なんてカタカナになると、なおさらですよね。


「発想力」も「想像力」も、もっと身近なもの。特別視せずに向き合ってみるといいのかもしれません。


さて、冷蔵庫。
やっぱり、献立は自分で考えようかな。。。

音楽を聴いていて、
テレビで音楽のステージを観ていて、
「この人、いい声だなあ」
「こんな声だったら一日中歌っちゃうなあ」
と思うことがあります。
歌に限らず、お話をしていても、声がすてきな人、いますよね。
いい声、憧れます。


のど飴のカンロが行った調査によると、
9割の人が
「いい声だと得をすると思う」
と回答しています。
「いい声の人は仕事ができそう」
という人も7割。


「いい声」とは、
1位「通る声」、続いて2位「落ち着いた声」。


確かに。
大声を張り上げているわけでもないのに、
みんなに聞こえる心地よい声。
いい声の人は自信があるように見えるし、
立ち居振る舞いもすてき。得もしそうです。声、大事ですね。


『1分間声トレ』の著者、
秋竹朋子さんによると、
声に自信がない日本人は8割にのぼるそう。
でも、声はいくらでも変えられるのだそうで、
正しいトレーニングと知識があれば、
誰でも「いい声」になれるといいます。


早速、本を読んで実際のトレーニングをチェック。
やはり基本は「腹式呼吸」でした。


本で紹介されている、
簡単に腹式呼吸に切り替える方法は、
「手のひらを口のあたりに持ってきて、温かい息を吐く」というもの。


寒さでかじかんだ手を温めるイメージで、
「はあー」と5秒間、
ポイントは、吸うことではなく、吐くことに集中することだそうです。
これを2回やれば、腹式呼吸の準備オッケーなのだそうです。


たった5秒?と試しにやってみましたが、
5秒温かい息を吐くと、腹筋を使います。


腹式呼吸の準備が整ったら、自分の声が一定のトーンになっているかの
チェックを兼ねたトレーニング。
トーンが一定でないと、早口になってしまうのだそうです。


やり方は、腹式呼吸になっていることを意識して息を吸い、
一定の強さで「シー」と声を出す。これを25秒間。


25秒って長い! 
たいていの人は最後まで息が続かず、
「シー、シシ、シ」のように途切れてしまうといいます。
やってみましたが、続きません!ほんとに。
途切れてしまったら息を多めに吸って
再度チャレンジして、
これを2回繰り返すそうです。


シーン別に有効なトレーニングも紹介されています。
たとえば、大事なビジネストーク前に有効な
滑舌トレーニング「あっかんべー」。


思い切り舌を出し、
下方向に2秒かけて伸ばすだけです。
これを5回繰り返すと「らりるれろ」が言いやすくなるそうです。
これならトイレでもできますね。


それにしても、声を出すトレーニングは
想像よりもずっとハード!
どれもユニークで気軽に取り組めそうな内容なのですが、
実際にやってみると、いろいろなところが筋肉痛になります!
声を出すことは、全身運動なんだなと実感しています。


桜も満開になりましたね。
皆さんも「いい声」で、すてきな1週間を。

「実家を片付けるのに1週間かかった」
なんて話を耳にすることが多くなりました。
実家が遠くて何度も通わなくてはならず、
数ヶ月かかったと言っていた知人もいました。


母親が元気なうちに、
私も実家の片付けしようかなあ。。。
このところ何となくそんな気持ちでいたので、
書店で「実家の片付け」について書かれた本を手に取ってしまいました。
(実家の片付けに関する本、かなりありました。ビッグイシューなんだなあと実感)


さて、数冊立ち読みして、
さらに家に帰ってから断舎離特集の雑誌を電子版で購入。
読んでいて感じたのは、
実家や家族の物の片付けで一番大切なことは、
「思いやり」を持つことだ、ということでした。


というのも、片付けに失敗した、
と言っている人の多くが口にしているのは、
「相手のことを考えていなかった」。
雑誌に掲載されていた、
親を意固地にさせた失敗ワード調査でも、


1位が「捨てる」という言葉全般
2位が「もういらないでしょう?」
3位が「何のためにとっておくの?」


といった、相手の気持ちを考えない言葉が並んでいました。


考えてみれば、そうですね。


実家というところは、
親が住んでいる家であって、
自分の家ではない。
そこを突然「片付けてあげる」といって、
自分のペースで片付けようというのですから、
相手はいい気分ではありません。
片付けたらきれいになるんだから嬉しいでしょう?
となるとは限らないのです。


しかも、そもそも価値観が違う。


同じ物を見て、
自分は「使わないからいらないだろう。捨てよう!」と思っても、
相手は「使わないけど、大切なものだから捨てない」と思っている場合もあるし、
「物を粗末にしたくない」と思っている場合だってあります。
「いずれは捨てたいけど、自分のタイミングで捨てたい」というケースもありますよね。
相手の立場に立つと、
勝手に片付けられると、否定されていると感じてしまうかもしれません。


そういえば、以前実家に帰ったときに、
冷蔵庫の中がカオス状態だったので、
100円ショップで収納ボックスをいくつか買ってきて、
勝手に整理し、
「ほら、こんなにきれいになったよ」
「しかも、こんなに賞味期限が切れたものがあったよ」
と、古い食材の山を見せたら、
母は微妙な顔をしていました。


今思うと、母だって片付けたいと思っていたと思うのです。
ですが、当時は父の看病で忙しく、
できなかったのだと思います。
「こんな状態にしちゃって、だめだよね」
といきなり娘に言われて叱られたような気分だったのではないでしょうか。
ああ、反省です。


そう思って考えると、
「相手のためを思ってやってあげているつもりなのに、喜ばれず、むしろ嫌がられる」
というケース、片付け以外にも結構ありますね。


家事をめぐる夫婦間のケースもあるでしょうし、
勉強に関しての親子間のケースもあるでしょう。
上司と部下の間でもありますよね。


いずれも、何となく自分が上に立ち「やってあげる」
と思ってしまうことが原因のような気がします。
すると、相手の気持ちが見えなくなり、
こじれてくるのではないでしょうか。


なんて、書きながら、
いろいろと思い当たることが。。。。


「やってあげる」と思わないこと。
フラットにものを見て、
相手の気持ちに気づくこと。
意識しようと思いました。

3月。卒業の季節です。


卒業式と言えば、スピーチ。
故スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学で披露したスピーチや、
ドロップ・ボックス社のドリュー・ヒューストン氏がMITで行ったスピーチ、
国内では堀江貴文さんの近畿大学でのスピーチなど、
卒業式のスピーチには、心に残るスピーチが多くありますね。


我が家の息子もこの春卒業したので、
いろいろな場所でスピーチを聞きました。
どれもすてきなスピーチだったのですが、
やはり、ぐっとくるスピーチには共通点があるように思います。


構成がわかりやすいこと?
聞き取りやすい声で話していること?
ジェスチャーを交えて、話していること?
適度な間が入っていること?


それらも大事なのかもしれませんが、
私が感じる、ぐっとくるスピーチに共通していることは、
「自分の言葉で話していること」です。


だれかが用意したような言葉ではなく、自分の言葉で話す人には、
聞いている相手への想いがしっかりあるように思います。
それが、聞いている人に伝わるから、ぐっとくるのだと思うのです。
いくら流暢で、かっこいいスピーチでも、
相手への想いがないとやっぱり届かない。
「上手いスピーチ」と「いいスピーチ」は違うと思うのです。


原稿でも同じことが言えます。
上手な文章を書こう、感動的な文章を書こう、などと、
スタイルばかり考えていると、どんどん読者の姿が薄れていってしまい、
相手に届かない独りよがりな文章になってしまいます。
「あ、このライター、無理矢理感動させようとしてるな」
なんてことも悟られてしまいます。


「相手のことを想っているか」
どんな仕事でも、これ、大事なチェックポイントですよね。

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