ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の創業者・オノのブログです

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『マッチング&アウトソーシング』カテゴリの記事

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 前回、企画コンペが増えているが、開催側にコンペ上手な企業が少なく、コンペ参加企業のモチベーションを下げている場合があることに目が向けられていないという趣旨のことを書きました。

 この原因は、「コンペは参加企業にとって先行投資である」という認識が主催する企業の担当者サイドの間で弱いためではないかという気がします。200万円の仕事をするとして、20万円の利益のためにいくら投資すべきか、という問題が参加企業側にはあるのですが、それが意外に理解されていないのかもしれません。もし20万円投資して最大利益が20万円であるなら、本来その投資はバカげています。もちろん、どの企業も、その先の関係性で生まれる利益を加味して判断を行っているはずですが、まず単純な構図として、「20万円投資して最大利益が20万円」のコンペが行われていることに、日本全体の経済感覚がどこか狂っていると感じてしまいます。
 しかし、現在の不況を考えると、みんなが「仕方ない」と受け止めています。ワタシ自身、エラそうなことを書いていますが、この点は悩みの種であって、「おかしい」「狂っている」では済まない、悩ましいテーマだと思っています。
(誤解を生んだかもしれないので、補足しますと、発注金額の桁が重要なのではありません。たとえ発注金額が30万円でも、利益が正当公正に出る仕事はありますから)

 ワタシがこれから書くことはモラトリアムすぎるのかもしれませんが、敢てひとつの提案をします。
 工業製品など製造分野の発注先選定と異なり、コミュニケーション分野の発注先選定では、もう少しパートナー選定という視点を加味した方がいいのではないでしょうか。案件ベースで、一案件ごとにより安くより良いものをという考え方をすることが間違っているとは思いませんが、コミュニケーション分野の施策、そしてその過程で必要となるツールの開発というのは、PDCAで育てていく性格のものだと考えます。
 たとえていうなら、コミュニケーション分野の発注先を選定することは、社員を採用するのと極めて近いのです。
 社員の採用というのは、企業にとっては発注先選定以上に重い選択なわけですが、その際に重視される共通事項は、恐らく潜在能力も含めた能力であったり、それを裏付けるための経験であったり、企業文化と個人の価値観のマッチングであったり、です。それらを、履歴書と採用試験と面接で読み解き、発注先選定などよりよほど重い決断であるのに、決断を下しているわけです。

 価値観のマッチングは特に重要です。ワタシたちも仕事をしているときに、自分たちの強みも活かせて、お客様との相性が良いと感じることもあれば、期待されていることと、自分たちの本来の良さがかみ合っておらず、マッチングが悪いと感じることもあります。後者の場合は、双方にとってハッピーではありません。

 能力をさぐるために企画コンペを開催することは採用試験でいう作文試験のようなものですから良いとして、でも作文試験の前に価値観が一致しているかを判断することがコミュニケーション分野の発注先選定では重要ではないかと感じます。それがズレているのならどんなに能力がどんなにあっても満足できる結果には至らないからです。
 わかりやすく例えると、ブレイン志向(あるいは付加価値志向)の会社に低価格志向は合わないですし、低価格を売りにしている会社にブレインを求めたら合いません。両方が不幸になります。そういった交通整理がないまま行うコンペは、非効率ですし、誰も幸せになりません。

 コンペの前に、マッチングフィルターに掛ける。これを提案したいのですが、みなさん、どう思われますか?

 このブログを書き始めて、2年が経ちました。継続はチカラなりと言いますが、実際、よく続けたよ、ワタシ! 誰も誉めてくれないので、自分で誉めてみました(笑)。そして、もっと自分のモチベーションを上げるために、こんなサイトに登録してみました。応援してくださる方は、記事下のリンクをクリックしてください。いいことすれば、いいことが起きますから!(ツボ売り商法じゃございませぬ!)
 http://biz100.jp

 さて。。。
 今日書くことは、コンペのあり方についてです。多くの会社は、コンペ上手でない、ワタシはそのように感じます。いろんな会社に参加要請しながら、結果的には自社にとってトクにならないコンペをしているのでは?と感じることが少なくありません。

 ワタシたちグラスルーツは、仕事の性質上なのか、コンペへの参加を要請されることは少なくありません。特に、ここ最近はコストダウンを図ることが企業の大命題となっているためか、あるいはコンプライアンスの問題からか、「コンペなのですが、出てもらえますか?」と言われるケースは増えているような印象があります。

 一度も取引のない相手先から、コンペに招かれること自体は大変名誉なことだと思います。期待をしつつも、「どこの馬の骨かわからない」という気持ちが、クライアントサイドにはあって当然だと思うからです。

 謙虚な気持ちで臨もうと思う一方で、疑問を感じることもあります。いったい何を競争させたいのかが不明瞭な場合が少なくないからです。
 見積もりコンペなら、それはそれでわかります。その場合、要求事項が明白であってはじめて成り立ちますが、必ずしもそうでない場合も少なくありません。
 また、企画コンペなら、予算の提示があってこそ成り立つのだと思いますが、これが意外に提示されないケースが多いのです。要するに、企画コンペと見積もりコンペが混在した形で、コンペを開く企業が少なくありません。もちろん、それにはそれなりの趣旨説明があって、「企画と費用のバランスで決めたい」、大抵このように説明されます。

 しかし、たとえばコンペの主催者側が最大でも500万円の予算でやりたいと思っているときに、いくら良い企画でも1000万円の費用がかかる企画は通るはずもないのです。最大500万円、最大1000万円等、最大予算を示してこそ、企画コンペは成立するのではないでしょうか。
 予算を提示しないことのデメリットは、現実感のない提案がまぎれてしまう可能性がある、という点です。もちろん、プレゼン費を出さない前提でコンペを開くのであれば、確かに発注サイドにリスクはないから良いのかもしれません。しかし、より多くの企業から現実感ある提案をもらってこそ、企画コンペを開いた意味があるというもの。予算オーバーの現実感のない提案をもらっては内容の濃いコンペにはならないと思います。それでも、予算を提示することに抵抗があるのであれば、プレゼンが終わった段階で、企画だけで良かった会社に順位を付けた上で、上から順に予算はこの範囲だが(この段階なら相対的な予算感がわかると思うので)、それで可能なのはどの範囲かとフィードバックをし、接点が見出せないなら、次の会社を当たる。これなら、まだ企画コンペとして筋が通っています。

 予算を提示しないデメリットのその2は、コンペ参加企業のモチベーションの問題です。予算がわからないということは、要は腹の探り合いになります。本当は500万円の予算があるのに、「あれは、多分300万円しかない」と思われたら、おそらく最大でも10%、すなわち30万円の先行投資しか引き出せません。別の言い方をすれば、おざなりの企画を出す会社が増えてしまいます。コンペ主催者は、みんなが本気で企画を出してくれていると思っており、ところが実態は各社とも「おざなり参加」ということになりかねないのです。

 何を要件とし、何をコンペしたいのか。オリエンテーションやコンペのやり方を間違えると、想像以上にその企業は評判を落としてしまいます(業界内で)。
 ワタシたちグラスルーツは、コンペに出る側にもなりますが、最大の成果を引き出すコンペを開催するための支援業務も行っています。
 たとえば、現在の課題を分析し、発注に際しての要件整理を行い、適切なオリエンテーションやコンペティションへつなげるアドバイザリー業務がそれに当たります。場合によっては、発注以降、すなわちクライアント側に立ったクオリティコントロール業務も請け負います。

 いくら景気が悪くても、「発注してやるんだぞ!」という気配ムンムンなコンペには出たくありませんが、ちょっとしたオリエンミスのために本位ではなくそんな印象をあたえてしまう企業があるとするなら、そうならないためのコンペサポートをしたいと思います。しかし、それ以上に提案していきたいのは、コンペではなくマッチングという概念による発注先の選定方法です。これについては、また機会を改めて書こうと思います。
 

今日は、午前中から夜まで、来客の多い一日でした。最初は、マーケティング調査会社の方との面談、続いて3人の方との採用面接でした。採用面接の感想などはまた別の機会に書くことにし、今回はマーケティング調査会社の方との面談を通じて感じたことなどを書きたいと思います。

これはワタシが日頃から心がけていることなのですが、協業できそうな会社の方とは、極力お会いするようにしています。いつなんどき、どんなご相談がクライアントからくるかわからないので、どんなご相談が来ても困らないよう備えるためには、ネットワークを広げておくことが必要だと感じているからです。

グラスルーツはマーケティング志向の企画制作会社ではありますが、マーケティングリサーチの会社ではありません。けれども、リサーチというのは、極々身近なテーマです。たとえば…。
企画者としては、企画したものが本当に有効であったのかどうか、事後検証したいという、いわば「本能」のようなものを持っています。もちろん、心臓には悪いんですよ! でも、検証して思った通りの成果が上がっていないなら、たとえプライドがズタズタになろうとも潔く受け止め、ではどうしたらいいのか再度練り直す、そんな本質志向と柔軟性が絶対に必要だと思います。
あるいは、企画に対して事前の検証の必要性を感じ、「ある仮説によれば、こういう企画が考えられますが、まずはその仮説が正しいかどうかを検証しませんか?」と提案したいケースも多々あります。
事前検証にしても、事後検証にしても、独りよがりの企画であったなら、それは決して良い企画ではない、という信条にもとづくものです。

あらゆる企画には仮説があり、仮説が少しでもハズれたなら、企画の根幹は揺るぎます。しかし、仮説の一部はハズれていたとしても、ちょっとした修正で回復できる企画があるのも事実です。本当は、それらの検証と改善提案も含めて、最初に予算を取っていただけるのがベストなのですが、そうした予算はなかなか取っていただけないのが現実でもあります。
それでも、やっぱりどんなご要望にも応えられるように備える。それが誠意であり、付加価値の追求ということなのだろうと思います。一見すると当社と似たようなサービスを提供している企業は多々あります。そんな中で、それでも「グラスルーツに頼みたい」と思っていただけるようなサービスとは何か? それを一言で言えば、付加価値ということになるのですが、それが何であるのかは奥深いテーマです。まだまだ悩みます。

今回のマーケティング調査会社の方との面談は、もともとは飛び込みで営業のお電話をいただいたのがきっかけでしたが、やっぱりお会いして良かったと思いました。グラスルーツでは、今現在もマーケティング調査会社とのおつきあいはありますが、ひとくちにマーケティング調査会社と言っても、得意不得意の分野は各社各様です。今日お会いした会社が提供する地図情報との掛け合わせによるデータ分析というのは、エリアマーケティングを必要とする当社のお客様にとっては、とても意義のあるサービスではないかと思います。

グラスルーツは小さな会社ですので、全部を自社で賄うことには無理があります。しかし、どんなご相談が来ても困らないように、ネットワークを張り巡らし、付加価値の高いサービスを目指したい。そんな信念を再確認した出会いでした。
 

こんにちは。オノです。

今日は、依頼する「会社の源流」から制作会社とのビジネスマッチングを考えたいと思います。

前回書いた「設立時期」との掛け合わせで、制作会社を切り分けるための第2の軸について今日は考えてみたいと思います。第2の軸、それはその企業の源流(原点)についてです。ワタシたちグラスルーツが、時としてコンペになる相手は、その源流により、大抵は次のいずれかに属しています。

1)WEB系のシステム開発会社/もしくは WEB系アプリの会社
2)グラフィックデザイン会社
3)WEB系のコンサルティング会社(SEOやユーザビリティ等)
4)WEB制作会社
5)企画制作会社(当社はこのグループ)

1)のような、システム開発に強い会社は、コンセプトやデザインよりも、技術に強い。
2)のような、グラフィックに強い会社は、ロジックよりも、
結果としてのアウトプットに強い。
3)の WEB系のコンサルティング会社は、コミュニケーションの最終目的よりも、
SEO等、中間目的を解決することに秀でている。。
4)のWEB制作会社は、WEB領域について全般的に押さえている。
5)の企画制作会社は、トータルコミュニケーション分野に強い。

一概には言えないものの、その企業の源流と強さ弱さには、ある程度の相関関係があります。その企業の強さは、往々にしてその企業の創業者の出身畑に一致しています。それを知ることで、その会社の得意分野を知り、マッチング度合いを掴む。比較的、シンプルな方法論です。

【今日の問いかけ】
今、頼んでいる会社の創業者の出身分野を把握していますか?

こんにちは。グラスルーツのオノです。
今日のテーマは、相性の良い制作会社をどう見つけ出すのか、
そのマッチングを考えるための手がかりとして、
その会社の設立時期を知ることが大切、という話をさせていただきます。

WEBサイト構築を手がける企業を、その源流から少々乱暴に分類すると、
こんなふうに分かれています。
まずは、設立時期で大分類してみると…。
1)WEBで育ってきた会社
2)WEBサービスが成り立つ以前に存在していた会社

1)は、おおよそ1996-97年以降に誕生しています。
WEBサービスに特化しているのが特徴です。
一方で、2)は、WEBが広まる以前に誕生し、
WEBサービスを手がけることを趣旨として誕生した訳ではない会社が大半です。
ワタシの会社、グラスルーツは後者に属します。

では、それらの違いによって、何が違うのか。
少々大胆な表現になりますが、
1)の場合は、ミクロ的にWEBに強い会社が多く、
2)の場合は マクロ的に WEBに強い会社が多い、
というのがワタシの考えです。
ミクロ的というのは、WEB特有のスペシフィックな事柄に強いということであり、
マクロ的というのは、もう少し俯瞰したところにある、
コミュニケーション手法やら、ブランディング手法やらに強いということになります。
つまりは、関心ある領域の広さと深さが異なるのです。
もちろん、2)の場合でも、
当社を含めてWEB案件が売上の大半を占めている場合、
最早「ついでにWEBをやっている」というわけにはいきませんから、
1)のグループに負けまいとして日々努力しているのは事実です。
しかし、専門領域の捉え方が違うために、発想が異なるのは確かです。
設立時期をヒントにして、相性のよい会社を探し当ててください。

【今日の問いかけ】
今、頼んでいる会社の設立時期を把握していますか?

こんにちは。グラスルーツのオノです。

相性のいい制作会社を起用するために、知っておくと便利なことがいくつかあります。それは、制作会社をどうやって見分けるか、その切り分け方についてです。もちろんここで書くことは、あくまで一般論になりますが、知らないよりも知った上で選択する方が賢明だと思います。

しかし、その前に承知しておいていただきたいのは、世の中に「良い制作会社」と「悪い制作会社」があるのではなく、ある企業にとって「良い制作会社」である場合も、別の企業にとっては「悪い制作会社」になりうるという点です。これは人と人との関係と同じです。ワタシの会社グラスルーツが制作会社であるかどうかはさておき、制作機能も提供しているという意味では同様です。自社では気づかないことを含めて提案をしてほしいとお望みの企業とは相性が良いと思いますが、言われたことを四の五の言わずに黙ってやってくれればいい、とお望みの企業とは相性が良いとは言えません。万能な会社はない。これは、マッチングの本質でもあります。

では、どうやって相性のいい制作会社を探すのか。まずは、その会社が何を得意としているのかを知ることが先決と言えます。

得意な点を探る方法は、細かく言えばいろいろありますが、大きく分けると2つの視点があるのではないでしょうか。一つは、その会社の源流(原点や歴史)から見分ける方法。もう一つは、ビジネススタイルで測る方法です。WEBサイト制作という機能は同じでも、制作に対するアプローチの仕方やアドバイスの内容、ワークフロー自体も、源流が違い、ビジネススタイルが違うと変わってきます。次回は、制作会社の「源流」から得意分野をどう見極めるか、です。

【今日の問いかけ】
現在、おつきあいしている制作会社の原点や歴史を把握していますか?

こんにちは、オノです。

不思議なもので、書きたいことが山ほどあると思うときと、何を書こうか、ネタ切れと感じるときと、両方あります。今回は、最初はネタ切れな気分で始まり、だんだんアレも書きたいし、コレも書きたいという気分になりました。以下、書きたいテーマの一例です。
・お金、つまり制作予算について、もろもろ。
・企業不祥事が続いているので、隠さない、ってことについて、もろもろ。
・クライアントも制作会社もストレスのないビジネスマッチングとは?
・今、弊社で進めている地方自治体サイトの事例から、もろもろ
で、結局は、まず3番目のテーマで、今月は 書きたいと思います。テーマを平たく言うと「制作会社の上手な使い方」です。

制作会社に発注される企業の皆様が、制作会社を選ぶ基準は何でしょうか。
ある企業では、コスト最優先。あ
る企業では、コンサル的な動きをしてくれる会社を希望。
ある企業では、まずはデザインだ!
ある企業では、SEOだ!
いやいや、何と言っても人間関係だ!
さらにまた、ある企業では、提案を受けてから考える。
こんな感じだと思います。

そして、発注側も制作会社も、まるでお見合いのように、相手を探り合うことから始まり(特に新規の場合)、発注が確定し、企画、そして制作が始まり、納品され、サイトが公開されます。

マッチングがうまくいっている場合は双方ストレスなく終わりますが、うまくかみ合っていないと、両方ともにストレスが生じます。こういったソフト系(サービス系)のBtoBサービスの場合、ニーズは買い手側だけのものではなく、提供する側にもあるのです。ところが、「マッチング」という概念を持っていない企業は意外にも少なくないように思います。というわけで、そんなテーマでポツポツ書いていきます。よろしくお願いします。

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ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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