ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

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レベル3の傾聴って何でしょう!?

 今日は、最近私の周りで起きた出来事を入り口に、
「聴く」について考えたいと思います。


まずは出来事から。
出来事その1。
最近、私は仕事ではなく13名の方たちにインタビューをしました。
ちょっと個人的な話になってしまい恐縮ですが、
私の両親は、昨年秋頃から川崎市宮前区の老人ホームでお世話になり、
がんで余命宣告を受けていた母は3カ月ほど前に、
ホームで私たちに見守れて他界しました。
母はかれこれ7カ月の間、施設の皆様にお世話になったわけですが、
母のQOLというものをとても大切に考えてくれたことがありがたく、
私らしい形で感謝や敬意を示したくて、
彼らの仕事への思いをインタビュー記事にし冊子にまとめるという提案をしました。
と、同時に、私の職業柄か、この組織に流れる暖かさの本質を
知りたかったというのもありました。


自分はお礼のつもりでも、無理強いではお礼にはなりません。
ですが、タイトルも7案ほど提案し、投票で「なぜ私たちはここにいるのか」に
決まるなど、ある程度、一緒に作る感覚で楽しんでいただけたような気がします。
その入稿がこの週末に終わりました。


さて、こういう現場的な仕事からからはずいぶんと遠ざかっていた私ですが、
振り返ってみると、客観的に見てインタビューは下手だな、と(笑)
でも、その割にはみなさんがずいぶんオープンに話してくれて、
こんな話まで聞いちゃっていいの?という話をたくさん聞かせてもらえました。
もちろん、書いていいこと悪いことは判断して書きましたが。


出来事その2。
先日、私が大変お世話になったある方からご連絡があり、
ランチをご一緒しました。
電話の段階で聞いてほしい話がありそうなニュアンスだったので、
そのつもりで伺いました。
聞けば、本当に大変なことがこの半年の間に起きていて、
どれだけ辛かったか、想像に難くありませんでした。
しかも、軽々に話せる話ではない内容でした。
私が聴くことで、その方の気持ちが軽くなったなら、
私にとってこんなにうれしいことはありません。


さて、この2つの出来事を考察してみたのですが、
おそらく私は、聴くことについて、何かしらの強みがあるのだと思います。
ここから5行は自慢話に聞こえるかもですが、それを強調したいわけではありません。
いや、ちょっとはしたいけど(笑)


なぜ人が話してくれるのか。あらためて分析してみると、、、
・相手の話に興味や意欲を持って聴ける
・その集中を数時間保てる/時間のかかる話も根気よく聴ける
・私自身がどちらかというと自己開示する方なので相手が身構えない
・私の話し方はテンポが遅いので、急かされている感じにならない
まあ、強いて言うと、そんな感じがします。


さてさて、、、聴くことについては、ウン十年も我流でやってきましたが、
4年ほど前に、CTIのリーダーシップ研修でその奥深さを学びました。
聴くときのリーダーのあり方、
な、なんと! リーダーは3種類も使い分ける必要があるのだ、と。
これは私にとって、カルチャーショックでした。
たとえば、人の話を聴くときは、ちゃんと目を見て聞くとかいうレベルではない話。
リーダーの聴き方は、リーダーのあり方であり、リードの仕方と直結している!


聴き方は、レベル1からレベル3まであります。
文字にすると、わかったようでわからない感じだと思いますが、
まずはそのまま紹介します。


レベル1 内的傾聴   Internal Listening
レベル2 集中的傾聴  Focused Listening
レベル3 全方位的傾聴 Global Listening


CTIはリーダーの養成機関でもあると同時に、
コーチの認定機関でもあるので、
これはコーチングをする場合の基礎知識でもあるようです。


違いを見ていくと、、、
レベル1というのは、一見相手の話を聴いているように見えますが、
実際の意識は自分に向いていて、自問自答しているような状態です。
私たちが人の話を聞くときにやっているのは、多くの場合この聞き方です。
これさえやっていない人(忙しいオーラを出しちゃう人とか)もいますけど(笑


レベル2というのは、相手にトータルに関心を払いながら、聴く状態です。
たとえば、表情が曇った、語気を荒げた、声が震えている、力強さがある、など。
それを評価判断するのではなく、単純にそこにアンテナを向けた聞き方をする、
それがレベル2の聴き方です。


では、レベル3は何に意識を向けて聴くのでしょうか。
それは、「場」とか「空気」「雰囲気」です。
どんよりした場、重苦しい場、熱気のある場、希望のある場。
その場の空気を理解しながら、対話するために聴く。


レベル3が優れていて、レベル1が悪いということではなく、
リーダーは意識を使い分ける必要があるということがキモなんですね。


先ほど、「私には聴くことについて何かしらの強みがある」なんて書きましたけど、
これらを知ってからは、うっひょ〜 そりゃひと筋縄ではできないと理解しました。
「傾聴」という言葉が市民権を得たためか、
「またか」って感じを受ける人も多いかと思いますが、
でも、実は奥が深い言葉、甘く見てはいけない言葉だと思います。


今回は、相手に話しやすくし、なおかつ真の理解をするための「聴き方」について
書きましたが、「聴く」の機能には、相手の考えを整理するという面もあります。
これも、どこかで取り上げたいテーマです。


ありゃー ずいぶん長くなってしまいました。
8月も残るは10日少々。。。今週も素敵な1週間でありますように!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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