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助言を受け止めていない自分に気づかないこわさ

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週末の土日は、石川県に旅してきました。
恩師を含め、学生時代のハンドボール部の仲間との気のおけない旅。めっちゃ楽しかった!
なので、冒頭の画像は今回のブログ内容とはまったく関係ありませんが、
砂浜を車で走る「千里浜なぎさドライブウェイ」ではしゃいでいる写真をシェアさせていただき、
動画はお休みします。


さて、本題。
今日は、「意見に対し真摯でいることの大切さ」をテーマに
私の気づきをシェアさせてください。


こんなシーン、あなたの日常生活でもありませんか?


ーーーー
提案者 Aさん「○○をやってみてたらいいんじゃない?」
受け手 Bさん「うーん、でも○○の問題があって、○○だから、
それはむずかしいんだよね...」
ーーーー


もちろん、AさんとBさんの関係性によって、
ここまでタメグチではないかもしれません。
ま、そこは状況ごとに違うとして、、、
あなたがAさんのように提案したのに、
Bさんのような反応が返ってきたときに感じること、
私も含め、多くの人が十分想像できます。


自分の提案は受け止めてもらえずに、
それをできない理由を挙げられた。
多分そう感じますよね。


私たちは、Aさんの気持ちはわかる。
なのに、自分がBさんのような行動をしていることがあることに、
実は気づいていない。それが私の今回の気づきです。


かくいう私も、Aさんのような行動を取ったら、
Bさんのような反応に合ったことがあり、
残念な気持ちになった記憶があります。
ですが、今回このブログを書こうと思ったきっかけは、
私自身もBさんのような反応をすることがあるにもかかわらず、
自分がそれに無自覚であったり、鈍感であることに最近気づいたからです。


つまり、人から提案されたのに、
自分が何かしらの理由を設けて、その提案を退けているときに、
退けているという自覚や、その提案をしてくれた人の思いを汲み取る配慮に欠けている時がある、
自分が退ける反応をしたとさえ自覚していないことがある、

と、最近気づく出来事がありました。


きっかけは、、、
私にはとても濃い関係の仲間たちがいるのですが、
最近、その仲間の何人かがfacebookで私の仕事を発展させるためには、
「システムコーチングを取り入れたらどうか」と助言してくれたんですね。
で、私は、ちょっとウダウダと言い訳を言って、Yesと言わなかったわけです。
すぐには取り組みたくない理由、
少し様子をみたい理由を言った。
「ありがとう」「そうだね」と受け止める前に、
できない理由を言ったわけです。


で、仲間というのはありがたいもので、
その直後に会食した仲間から、こんなフィードバックがありました。
あのように返されると、人は自分の助言が否定されたように感じるものだ、と。
このケースのことだけでなく、リーダーはもっと意見を受け入れる姿勢を持たないと
いけないのではないか、と。

いや、恥ずかしながら、私のちょっとした反応が、
そのようなインパクトを与えていたということに、
私自身は気づいていなかったし、
自分の提案が退けられた場合には「ああ、受け入れられなかった」と感じるのに、
自分が提案を退けた場合には、
退けたことに自分が無自覚であることがわかったんですね。
仲間がアラートを鳴らしてくれなかったら、
多分、私は気づけませんでした。
そういう意味では、とても怖いなと感じました。


自分はわかっているから、できている、
これって大間違い!
そういう気づきを得たので、ここでシェアさせていただきました。
あなたは、誰かの提案を大切に扱っていますか?
受け止める前に、できない理由を語っていませんか?
提案してくれた相手を寂しい気持ちにさせていませんか?


私自身、このことがわかったからといって、できるようになるわけではありませんが、
そういうことに自覚的になることはとても大切だと思います。


私にその気づきを与えてくれた友人たちに感謝を込めて、
このブログを書きました。
参考になれば、幸いです。


では、素敵な1週間をお過ごしください!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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