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決めたことを守らない勇気

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先週は休暇をいただき、米国アリゾナ州のセドナという町に行って来ました。
赤い岩山に囲まれたセドナは、まるで別の星のような印象の土地。
クルマを借りて、大自然を満喫してきました。
なんと20年ぶりの一人での海外旅行。ドキドキでした。


一人で旅をすると、たくさんの気づきがありますね〜
今日はそのシェアをさせてください。


一人旅ということは、その日の自分の行動は全部自分一人で決めていいわけです。
また一度決めたからといって、途中で方針変更したっていいんですよね。
誰に相談する必要もない。
ところが一度決めると、結構それに縛られる自分がいることに気づきました。


例えば、、、
セドナにはボルテックスといって、
エネルギーが渦巻いているパワースポットがいくつもあります。
観光客が目指すのは、そこにあるハイキングトレイルです。
ある日私が目指したのは、ボイントンキャニオンにある有名なトレイル。
ところがホテルから車で20-30分で着くはずなのに、道に迷ってたどり着けません。
でも、その辺りにはたくさんのトレイルがあるのですから、
当初のプランにこだわりさえしなければ、いくらでも自然は満喫できます。
結局は運良くたどり着けましたが、1時間半もかかってしまいました。
でも、状況から言って、見つけられる保証はありませんでした。
人に道を聞いても、お互い観光客なので、誰も正しい答えを知らないからです。
つまり、あのまま彷徨って、骨折り損のくたびれ儲けになったかもしれません。


そして、迷っている最中に、
自然を楽しむという本来の目的を優先すればいいじゃないか、
という内なる声が聞こえてきたのですが、
なんかこうギブアップするようで踏ん切りがつかないんですね〜
これ、仕事ではとても危険なことだと思います。


旅行中のもう一つの出来事で、こんなこともありました。
ベルロックという釣鐘の形をした岩山があって、
ここも有名なボルテックスで、観光客に人気の場所です(写真)。
高いところまで行かなくても、途中まで行こうと思って登って行きました。
でも、ドキドキするぐらい怖いんです。
しかも、中途半端に登ってしまうと、すぐには引き返せません。


で、、、
ご想像の通り、登るよりも降りる方がもっと怖いのです。
幸い素敵な男性が手を貸してくれて、無事降りることができましたが、
この時もせっかく登ろうと思って来たのだから...という心理が働いていました。


決めたからといって、方針は変えていいし、
むしろ勇気を持って変えた方がいい場合がありますよね。
撤退などは、その最たる例だと言えます。
で、その時にリーダーにとって大事なのが、
きちんと説明するということだと思います。
というのは、自分でさえ方針を変えることに抵抗感があるのですから、
メンバーだって同じだと思います。


リーダーにとって方針を決めるのも決断。
変えるのも決断。
時には、変える勇気を持たないといけないな...と
そんなことを考えさせられました。
山から降りられなくならないように。

では、今週が良い一週間でありますように!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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