株式会社グラスルーツ
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小野 真由美

社長ブログを書いている人は大変だなぁと人ごとのように思っていたのに、いつの間にか書く側になっていました。WEBブランディングなど仕事がらみの話題から、些末な話題まで、取り上げます。ツイッターでもささやかにつぶやき中。http://twitter.com/mymono よろしくお願いいたします。
2010.08.23

人事異動シーズンに思った「仕事が終わったらそれでおしまいはイヤだな」

 こんにちは、小野です。

 2010年も後半に差し掛かったなと思っていたら、もう8月も終わり。今年もあと4カ月とは、時の流れが早過ぎて焦りまする。焦りながらも、リフレッシュは大切ですから、私は、今週金曜日から翌週にかけてお休みをいただく予定です。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
 皆さんは、もう夏休みを取りましたか? 8月が終わると、9月は人事異動シーズン。定期異動がある企業にいると、少し落ち着かない季節かもしれません。

 以前、あるクライアントの方から、こんなことを言われ、共感しつつ、我が身を振り返った覚えがあります。
 その方いわく「仕事で知り合った人と、仕事が終わったらそれでおしまいという関係はつまらない。どこまで人と人としてつき合っていけるか、その関係を築けるか。そこにこそ仕事の真価がある」と。
 人事異動で、今までのご担当者が別の部門に異動されても、損得勘定ではなくお付き合いできたら、とても素敵な仕事人生が送れると思います。

久々の再会&初サシ飲み

 そんなことをつくづく感じる出来事が最近ありました。7〜8年ぐらい前に、当社はコクヨさんのWiLLプロジェクトのお手伝いをさせていただいていました。WiLLプロジェクトというのは、1999年から2004年にかけて、トヨタ自動車をはじめ、パナソニックやアサヒビール、花王や近畿日本ツーリストなどが異業種横断型で展開したマーケティングの合同実験プロジェクトです。
 その合同プロジェクト自体は収束し、コクヨさんのプロジェクトチームも解散しましたが、コクヨさんのWiLLブランド商品は今でも残っているようです。

 さて、そんな経緯があってから、随分と時間が経ちましたが、本当に久しぶりに当時、コクヨさんでプロジェクトを率いていた方と先週再会し、飲みに行きました。実は当時は二人だけで飲みに行く機会もなく、心の中に何らかのひっかかりを残したまま1年近いプロジェクトが終わったわけですが、こうやって再会できて、そのひっかかりが消えました。
 初めてサシで飲んだにもかかわらず、とても打ち解けて、本音トークができたのが、とても良かった。その方の人生観や仕事観を聞いて共感するものがあり、なんでもっと早く親しくなれるように努めなかったのだろうと少々後悔。(後悔よりも、再会のうれしさの方が勝りましたが)。


堂々たる人生を送るってことは…

 私の感慨だけ述べていても、あまり役に立ちませんね。
 その方と飲んだ席で出た話題を紹介します。かつて会田雄次が雑誌「プレジデント」の特集で述べていた「堂々たる人生を送りたい」という内容についてです。その方の信条なのだとか。私も共感したので、以下、その後にいただいたメールより、勝手に拝借して紹介します。

 堂々たる人生を送るために。。。。

1:自前の理想を持った人生である事
2:素顔が出せる事
3:コンプレックス・劣等意識の虜にならない事
4:愚痴を言わない
5:どんな高位・高官に昇ってもやれそうな人間
どんな領域でも一角の事ができそうな人間

 そのための外的条件
1:家庭が伸びやかである事
2:上役・先輩・友人・女房に恵まれる事(女房に関しては運)
3:本人の能力が大事。体格・人徳・才知のうち一つはあること
4:執着心から自由になれること

 1番目の「自前の理想」。良い言葉だと思いました。

 来週は、親孝行がてら、ちくとハワイに行ってきます。ブログはおやすみ。あまりに退屈したら、現地からかるーく書きますが(笑) 

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2010.08.16

クライアントの数VS質

 こんにちは。オノです。 
 今日はまだお盆で休まれている方も多いのではないでしょうか。ワタシの夏休みは、8月27日からです。

 さて、今日はクライアントの「数と質」について、考えたことを書きます。
 ときどき他社のサイトで、「年間◯◯社の実績!」「これまでの◯千社!の経験で…」ということを謳っているのを見かけます。その都度、すごいなぁーと思っていました。そして、すごいと思いながらも、正直なところ心のどこかで「?』な気持ちもありました。社員数の多い会社ならまだしもですが、人数が少ない場合はかなり要領よく対応しないと自ずとさばけなくなるはずだからです。

 それでも数というのは人を説得する力があります。何千社といわれると安心する人は多いのではないでしょうか。
 一方、たとえば当社のように規模が小さいと、どうカウントしようとも取引社数が何千社になることはありません。それだけに、数を謳っている他社に対して、うらやましいような気持ちと、「数とサービス品質が比例するとは限らない」と揶揄するような入り交じった心境で眺めながら今日に至っています。

 さて、出和樹さんという飲食業界で活躍するコンサルタントがいます。KHM(キッチンハイジーンマネジメンツ有限会社)という会社の代表取締役です。当社の社外取締役の滝田さんが来月、表参道にカフェを出すにあたって、アサヒビールさんのご縁で出会った方です。(もう少し言うと、グラスルーツ→アサヒビール様→柴田屋様→出様の流れです。アサヒビール西村さん、神崎さん、青野さん、いろいろありがとうございます!)
 その出さん、ワタシはお会いしたことはないのですが、あるサイトで出さんのこんなモットーを知りました。

 「HPは作らない」(広くクライアントを求めません。とことん関わる)


 あまりの潔さに感服しました。数より質を求めていらっしゃるんですね。
 ワタシは、クライアントにとってHPは重要なツールだと思っているので、さすがにHPは必要ないとは思いませんが、この潔い考え方に対して、少なくても「年間◯◯社の実績!」「これまでの◯千社!の経験で…」というアプローチよりも共感するものがありました。
 ワタシも、数は少なくても本当に共感できる企業と仕事をしたいと思います。
 個人的つながりはありませんが、「面白法人カヤック」の柳澤さんも同じようなことを初期の頃、サイトで書いていたのを読んだ記憶があります。確かどんな仕事であるかよりも、誰と仕事をするかを大切にしている…と。

 その観点で、今、ワタシが一緒に仕事をしたいのは、「自分の会社をいい会社にしたいと思っている経営者」の方たちです。なぜ「経営者なのか」と言えば、ワタシは自分が苦労したことを他の経営者の方々にはなるべくスムーズにクリアしてほしいと思うからでしょうか。

 クライアントの数と質について、ちょっと考えた週末でした。

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2010.08.09

人は何のために生きるのか?

こんにちは。オノです。
暑い日が続いていますね。ワタシは1週間前には体調を崩しましたが、今は薬を飲みながら、何とか元気になりました。皆様も気をつけてくださいね。

さて、NHK大河ドラマの「龍馬伝」、相変わらずおもしろく観ています。
龍馬伝の龍馬を観ていると、人は何のために生きるのかという、ちょっと哲学的なことを自問してしまいます。そして、それは、そう簡単に答えの出ない問いです。ワタシ自身を振り返ってみると……。

20代、自分のために生きてきました。人から一目置かれたいとか、人よりも稼ぎたいなどと思っていました。
30代前半、自分のために生きたいのに、出来ない立場を自覚しはじめて、息苦しくなりました。そのギャップに思いっきり葛藤しました。
30代後半以降、30代前半の後遺症からのリハビリ。でも、この頃からお金を得ることは重要だけれど、それ以上に、たとえ、小さなことであったとしても、誰かの役に立つことの方がはるかに素晴らしいと思い始めました。
40代、時には誰かの役に立てているような気持ちになりながらも、人の役に立つ、世の中の役に立つというのは難しいことだと痛感し、今に至っています。

かつて、ある大手企業の本部長とお話をしていたときに、その方がこう言いました。
「でも、オノさん、僕は周りの人を幸せにしたいと思って仕事をしているよ」と。当時、ワタシは周りの人の役に立ったり、誰かの幸せに貢献したいと思いながらも実際にはできていないと感じ、「そんなことを考えるのは僭越だ」と自分にダメ出ししていた頃に、そんな悩みを話した流れで返していただいた言葉だったと思います。そして、その言葉の潔さに感銘を受けたと記憶しています。

最近、懇意にさせていただいているイニシアコンサルティングの丹生さんは、ご自身のブログで「自分らしく、世の中に役立つこと」こそ、生きる意味であるというようなことを書いていらっしゃいました。人の役に立つことも難しいうえに、「自分らしく」がつくともっとハードルが上がります。
丹生さんいわく「しかし、人間とは、助け合って生きる動物である。だから、人生は個人のものではない」。これまた含蓄のあるお言葉。ワタシの歳になればまだしも、20代、30代だったなら、理解できなかったかと思います。

自分らしく、世の中の役に立ちたい。とても、難しいことだけれど、あれからずっとそう思っている、と今改めて振り返っています。
皆さんは、何のために生きていますか? すみません、暑苦しい質問ですね。もう少し涼しくなった頃にすべき話題かもしれません。悪しからず、お許しを。ではまた

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2010.08.02

「もしドラ」が100万部を突破と聞き、今さらですが読んでみました!

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら こんにちは。
 少し前に「もしドラ」こと「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著、ダイヤモンド社刊)が100万部を突破したと聞き、当社の社員Oさんも面白かったと勧めてくれたので、今さらですが読んでみました。

 ビジネス書の新ジャンルの誕生とでもいうべきか、読んでみてウケた理由がわかりました。ビジネス書なのに、最後には涙が出ました。

 この本の特徴は、ドラッカーの『マネジメント』をただ平易に解説するのではなく、本のタイトル通り女子高校生を主人公にした小説に仕立てた点にあります。舞台は野球部。登場人物それぞれに屈折した思いがあり、それをキャラクターとして上手に使いながら、気持ちが変化していく模様をストーリーとして巧みに仕上げていて、エンターテイメントとしても楽しめました。
 もちろん、文学とは目的が違うので、同じ土俵で比較することはできませんし、エンターテイメントとして読んだら、筋書きの予想がついてしまうのですが、それがわかっていても涙が出たので、大成功だと思います。
 そして、こうも言えないでしょうか? ドラッカーの書いた『マネジメント』の本質は、現実の組織で起きていることそのものであって、ドラッカーは一見するとビジネスをテーマにしているように見えるけれど、実は人間を観察し、人間について論じていたのではないか、と。

 一番印象に残ったのは、冒頭。『マネジメント』から、マネージャーの資質に関する引用でした。

人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。管理体制、昇進制度、報奨制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。だが、それだけでは十分ではない。根本的な資質が必要である。真摯さである。

 こういった文章に出会うと、思わず、自分の胸に手を当てて、自問させられますね。自分なりに真摯にやってきたつもりでも、ドラッカーさんからは「まだまだやぞー」と言われる気がします。

 ダイヤモンドは、この本が売れたお陰で、ドラッカーの「マネジメント」の方も売れ出しているそうです。企画勝ちです。
 実際、帯にも書いてあるように、この本は「すべての組織で役立つ本」と言えるかもしれません。ただし、現実はこんなふうにドラマチックにはいきませんけど。 

 さて、先週は長引いていた夏風邪がぶり返し、社の内外のみなさんにご迷惑をかけてしまいました。冷房が好きではないので普段はあまりかけないのですが、さすがに暑くて眠れないからと使ったのがアダになりました。どうぞ皆様もお気をつけください。ではまた

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2010.07.26

コーチングで使われる4タイプ。あなたは何タイプ?

こんにちは。

暑い日が続いていますね。あまりに暑いので、今日は骨休めに、たまたま読んでいるメルマガに載っていた納涼?受け売りネタを(ぜんぜん涼しくないけど)。血液型や星座の延長線で語ると怒られるのでしょうが、まぁ、そんなノリで。コーチングで使われる4タイプの話題です。私は、セルフコーチングの本を読んだことはありますが、マンツーマンのコーチングを受けたことはありません。

コーチングでは、対人関係の特徴でその人のタイプを4つに分けることで相手を把握し、コーチするようです。
・コントローラー
・プロモーター
・アナライザー
・サポーター
それぞれのタイプの特徴は、下のサイトをご覧ください。
コーチ21
RS125
DiSC理論などとも似ていますね。

こちらのサイトに簡単な診断テストがあり、ワタシもチャレンジしてみました。
http://www.jah.ne.jp/~pegira/cgi-bin/coach/coach.html
ワタシの診断結果は若干「プロモーター」の点数が高かったのですが。。。
結構、多重人格なのでしょうか。-2から2の間に集まっているので、あまり当てにならないような気もします。別の日に試すと、結果が変わりそうです(下)。

コントローラーの点数:1
プロモーターの点数:2
サポーターの点数:-2
アナライザーの点数:-2

プロモーターはアイデアや主体性に特徴があって、楽天的なわりに孤独に弱く、計画性はイマイチで、ほめられ好き。。。なのだそうです。社長の人は、コントローラーかプロモーターが多いと聞きますので、多少当たっているのでしょうか。
でも、以前、別のテストでジェネラリストとスペシャリストの区分があって、結果「ジェネラリスト」だったのに、うちのスタッフは誰も頷いてくれないということがありました。ですので、半信半疑で受け止めています。でも、ネットを見ると、「当たっている」という声は多いみたいですよ、このテスト。
ワタシは、アナライザーっぽい印象も持たれがちで、実際、論理的な思考も持ってはいるのですが、実は直感的だという自覚もあるので、妥当な線ですかね。
ネットで他の人のブログを読んでいると、2つの要素を持っている人というのも少なからずいるようです。
ところで、一番知りたいのは、どのくらいの人は点数が開き、どのくらいの人は開かないのか?ということ。自分の点数に開きがなかったので、ちょっとひるんでおります。

本来は、自分のタイプを知った上で、その短所をどうやって埋めていくかとか、人のタイプに合わせてどんなコミュニケーションをとるとうまく機能するかを考えるのに使うのが正しい使い方。でも、理屈はわかっても実践は大変ですね。お遊び半分でお試しあれ。

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2010.07.21

セミナー「だからビジョンは伝わらない」を終えて

こんにちは。オノです。

クライアントであるアサヒビールの泉谷社長が1週間に1度イントラブログを更新すると社内に宣言し、ずっと更新なさっているので、ワタシも刺激を受けて週一更新に励んできたのですが、ここに来て少し、息切れし始めています。先週が火曜日になり、今週は水曜日になりました。

本当に週一更新というのは大変なことです。ネタ切れもあれば、ネタがあっても書く時間がないという問題もあります。それなのに、ずっと有言実行を続けていらっしゃる泉谷社長はスゴいですよ、ほんと。しかも、上場企業の社長の多忙さは私の比ではないはずです。
さて、今日、これを書きながらも、まだまとまったネタらしきものが頭の中にありません。ですので、とりとめもなくこの1週間について書こうかなー。

先週水曜日にセミナーを開きました。題して「だからビジョンは伝わらない。売上30億円からの社内戦略」です。前回は上場企業向けに開催しましたが、今回「売上30億円」で区切ったのは、上場企業にはビジョン伝達のミッションを負った部門があるのに対し、このぐらいの規模ですと、極端に言えば、経営企画部も社内広報の担当者もいないケースが珍しくないからです。当社は、お客様の規模に関係なく、社長の参謀、もしくは社長の参謀の参謀でありたいと思っているのですが、実際のところどちらによりニーズがあるのか、知りたいという思いもありました。印象的だったのは、アンケートで、「トップメッセージ診断」というサービスに「興味がある」と答えてくださった企業が多かったこと。ご期待に応えていきたいと思いました。
また、新たな出会いというのはいいですね。事前の予告もせずに、その場で「飲みに行きますので、ご都合がよければ参加してください」と言ってご参加くださった皆さん、貴重なひとときをありがとうございました。

セミナーの中で、前回のブログで紹介したソフトバンクのビジョンの例を挙げたのですが、今日、ユニクロが東レとの恊働事業を継続化すると発表したようですね。
両社に共通するのは、サービスや製品を自前で開発せず、他社とコラボしようとしている点です。孫さんは「ソフトバンクは何も開発していないじゃないかと言われるけれど、人の力を借りるのも、一つのお家芸だ」と語っていました。孫さんは、得意な製品群を自前で作り上げても、その製品群が何百年も企業を成長させることはありえないという考えのようです。ユニクロの柳井さんの考えはわかりません。でも、何でも自前という考えよりも、協業するというやり方の方が今の時代に合っているというのは、私も同意見です。

コラボといえば、セミナーの中で「ビジョンのマンガ化」を提案させてもらいました。マンガの良さは、ストーリー化によって難しいことをわかりやすく伝達できる上、印象にも残りやすい点、さらに感情移入できる点などがあります。
当社のビジョンや経営意思をコンテンツ化するノウハウと、作画や劇画表現のノウハウのある企業とのコラボで、こうしたサービスを提供していきたいと考えています。問題はどんな企業と組むかなのですが、素晴らしいパートナーが見つかりました。トレンド・プロさんです。春に行った中期経営計画浸透セミナーでのアンケートでも感じましたが、ニッチマーケットとはいえニーズはあるのではないかと考えています。

あー、今週1週間の様々な出来事を書こうと思いましたが(たとえば、3連休に観たタケシの映画「アウトレイジ」についてなども)、結局、セミナーつながりの話題になってしまいました。悪しからず。
そんなわけで、当初は「この1週間」というような何でもアリのタイトルを考えていましたが、「セミナー『だからビジョンは伝わらない』を終えて」とすることにします。

ではまた

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2010.07.13

ソフトバンクの新30年ビジョン

こんにちは。小野です。

今日は、時間がないので短いです。記事が長すぎて読むのが大変だという声もあるので、ちょうどいいかもしれません(笑)

昨日、「カンブリア宮殿」にソフトバンクの孫さんが出ていましたね。ワタシはまだ見ていませんが、録画しました。
その前日、明日のセミナーの準備で企業のビジョンの事例を探していたら、今年の6月25日に株主総会で発表された「ソフトバンク新30年ビジョン」の映像を見つけました。これがなかなか見応えのある内容だったので、ご紹介します。約2時間です。

何がスゴイかといえば、300年先を予測してから、30年先を語っていたことです。ちなみにコンピュータのチップが人間の脳を超えるのは、2018年ぐらいだと言われているそうですね。あとわずか8年。それがどんどん進化していけば、様々な脳型コンピュータ(知性と感情を持ったロボット)ができるだろう、人間はロボットに感情を与えるべきかどうかの選択を迫られる、と孫さんは語っていました。

孫さんのスピーチ自体は淡々とした語り方なのですが、構成としてもビジョンを語るときの黄金律に叶っており、いろいろな意味で参考になるかと思います。2時間見るのは映画なみなので、厳しいかもしれませんが、退屈しない内容です。(ワタシが孫さんファンだからかもしれませんが。)ビジョンの策定や発表に関わっている方にとって、参考になるかと思います。ではまた

http://www.softbank.co.jp/vision/

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2010.07.05

楽天とユニクロの英語公用語化。グローバル時代の人材像は?

 こんにちは。オノです。

 平日はあまりテレビを見る時間がないのですが、毎週日曜日の晩はNHK大河ドラマ「龍馬伝」と、海外ドラマの「グリー」「ゴースト」を楽しみに観ています。中でも「龍馬伝」はグローバル化が進む今の時代と重なるので、そんな視点からも興味深いです。グローバル化といえば、最近、楽天やファーストリテイリングが2012年中に社内の公用語を英語にする発表しましたね。今日は、グローバル化について、最近感じることなどを書きたいと思います。
Yahho!ニュース「楽天 英語を12年中に社内公用語化」
毎日jp「ユニクロ:新世界戦略 英語公用化…12年3月から」

 楽天が英語を公用語にしたことについては、ツイッターなどでもいくつかの感想を目にしました。ネガティブな意見としては「英語を話せる人=グローバルな人というような文脈で英語を公用語にすることには違和感を感じる」など。反対に肯定的な意見では、「英語をしゃべれるようになりたいと思っている人は多いし、会社から要求された方が真剣に取り組めるから良い」という声も聞きました。

 2社に限らず、今、日本の大手企業の多くはグローバルという方向へと向かっています。国際的なコミュニケーション力が必要になれば、英語が重要なのは当然ですが、社員の人たちの間で英語力というイメージが先行してしまい、自分の仕事と自社のグローバル化がどうつながるのか、そのイメージが持てていないケースもあるようです。

 グローバル化が進めば、「英語力」もさることながら「異質性・多様性に対してオープンである」「他人の目を気にせずに意見を述べる」といったことが仕事の上で重要になっていくと思いますが、往々にして日本では他人の顔色で自分のスタンスを決めるという行動パターンが珍しくありません。

 今回の楽天やファーストリテイリングの報道では、もう少しこれからの時代に必要な人材像について伝えてくれればよかったのですが、報道内容はいずれも「公用語」に焦点が当たっていたようです。(発表内容がどうだったのかはわかりません)

 最近、米国ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の講義「正義(Justice)」が話題になったり、国際教養大学に企業が注目しているなどの動きから、今後「グローバルとは?」「地球人とは?」といったことが深く意識されていくのかもしれません。サンデル教授のあの議論についていけるチカラ。あれこそがグローバルな人材に必要なチカラだろうな、と思って見入ってしまいました。

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2010.06.28

ワールドカップで考えたポジティブさが引き寄せる運気

 ワールドカップでの日本代表の善戦。多くの人に勇気を与えましたね。ワタシも、大いに勇気づけられました。諦めない粘り強さが、仕事、人生、あらゆる局面でいかに大切か、考えた人も多かったことと思います。

 日経BPネットの「Biz COLLEGE」で高橋俊之さんという方が「ロジカルシンキングの達人になる」というコラムを連載しています。その連載の1記事に「対策を打つより成功する問題解決の方法」というのがありました。副題は「日本代表がワールドカップで勝つための大?作戦」です。記事を書かれたのは、ワールドカップ予選リーグが始まる前です。問題など忘れてしまって別のことをした方が成功することがあるというのが、高橋さんの意見。決勝進出という結論が出た今だから言うわけではありませんが、共感したので、今日は「運を呼び寄せる」ということについて考えてみました。

 ある「問題」が自分たちの目の前にあるとき、どう対処するか、私たちはそのスタンスを問われます。高橋さんは、1)この短期間では問題を意識することが解決にあまり繋がらない。2)本番を前にして出来ないことにばかり目を向けていると、得意なところが影を潜めるとともに、自信が失われていく、という2つの理由から、問題から発想して行動を取らない方がむしろ良いと言い切っています。中でも特にワタシの心に響いたのは、あれもこれもになって中途半端になるよりも、強みを出すことに集中して、「戦略とは捨てること」と割り切ることが重要だと説いています。そして、そのためには、自信や誇り、決意などの「やるぞ!感」を持つことが重要だと。

 しかし、新聞やテレビ、ツイッターやblogで「これじゃ勝てない。ここがダメ、あそこがダメ」と言われていたら、そうそう「やるぞ!感」は持てません。本当にサポートしたいなら、ファンはツイッターでネガティブなことを書かずに、ポジティブなことを書くことによって、それが大きな力になっていくのだから、そんなメッセージを発信しようと高橋さんは呼びかけていました。
 それに共感したワタシは、日本戦がある日は、ツイッターのアイコンを代表チームの応援アイコンに変更しています。みんなで幸運を呼び寄せるオーラを放つことが勝負にも影響すると本気で思ったからです。

 話は飛びますが、この週末に友だちの家でパーティがありました。そのときに話題となったのが、「運気」や「霊感」をどのくらいの人が信じているのだろうというもの。結論からいうと、こと女性に限って言えば70%ぐらいの人はそれを信じているということになりました。

 実は、ワタシもそういうものは「ある」と思っています。 たとえば、「笑う角には福来る」「病は気から」等の言葉ありますが、まったくもってその通りだと思っています。また、ワタシは前にも書いたように海外に行くとギャンブラーになるのですが(主にルーレット)、経験から言って、ルーレットで運を引き寄せるには自分のマインドコントロールが大きく関係します。負の気を放っている人にも、欲ばかりの人にも幸運は訪れないと思うのです。

 ちょっと短絡的に書いてしまいましたが、もちろん気力ですべてが解決できるとは思いません。でも、自分たちの問題や弱点に目を向けすぎずに、強みにフォーカスするという理性的な判断や、みんなでポジティブな輪をつくって、その中にプラス思考の意見、思いなどを出し合っていくなど、そんなイメージで意識を合わせて行くことが重要なのではないでしょうか。

 あまりロジカルな話に聞こえないかもしれませんが、マインドと勝負、マインドと運が絡み合っていることは、今回のワールドカップをはじめ、多くのスポーツが語っています。
 それにしても、本田圭佑選手の有言実行。カッコいいですねー。影響受けました。謝謝。

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2010.06.21

「一番じゃなきゃダメですか?」と「レンガを積む男の話」

 民主党の事業仕分けで「一番じゃなきゃダメですか?」の発言で注目を集め、今や菅内閣の行政刷新担当相である蓮舫さん。今月16日に、自らの生い立ちや子育て、政治家としての覚悟などを綴った著書「一番じゃなきゃダメですか?」を発売したそうです。「はやぶさ」帰還が成功して、「はやぶさ2」の開発予算はどうなるのでしょうか。2010年度予算案で当初17億円だった概算要求額が、鳩山政権発足後の見直しで5000万円となり、さらに事業仕分けによって3000万円にまで削り込まれましたが、今回の成功で大分ムードが変って来ています。
 もともと蓮舫さんのあの発言は、1番であるべき理由を相手に説明させようとしたものなので、現在「一番を目指すの当然」と語っていることが、ワタシは前言撤回だとは思いません。確かに、3000万円ってナニ? 住宅ローンじゃあるまいし、とは思いますが。
 
 さて、「一番じゃなきゃダメですか?」という言葉は、ワタシの中では別のある考えと重なるので、今日はそれについて書きたいと思います。

 「一番じゃなきゃダメですか?」という言葉と同じようなことを連想させる言葉に、SMAPが歌う「世界に一つだけの花」(槇原敬之作詞)があります。「ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン」というフレーズに、多くの人はある意味「そうだよなー」と思って、癒されたり、励まされたのではないでしょうか。もちろん、反論として「ある世界でのオンリーワンは結局ナンバーワンになるのでは? 区別することに意味あるの?」という意見もあるようです。

 ワタシがここで興味があるのは、「当社は◯◯で1番を目指す」は企業に属する社員にとってモチベーションになるのか、についてです。もちろん、経営的に言えば、デファクトスタンダードはナンバーワンによって作られるので、ナンバーワンのポジションを得ることはとても重要な意味があります。
 けれども、「世界に一つだけの花」の歌詞に共感する人たちの価値観は、勝ち負け以外の価値観に共感したのではないでしょうか。その価値観とは、有名な寓話である「レンガを積む男の話」に象徴されるものです。

 「レンガを積む男の話」を最初に誰が言い出したのかはわかりません。でも、ネットで、「レンガを積む男」で検索すると、数々のページがヒットします。

 多方面から聞く話なので、脚色はいろいろのようですが、あらましは…。
 時は中世。とある町の建築現場 で三人の男がレンガを積んでいました。一人ひとりに「何をしているのか?」とたずねると、返って来た答えは、こう。
 一人めの男:「見ればわかるだろ、レンガを積んでいるんだよ」
 二人めの男:「食うために働いているのさ」
 三人めの男:「ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払い、多くの人が救われる。後世に残る町の大聖堂を造っているんだ!」

 それぞれの答えは、1)無目的な仕事 2)お金のための仕事 3)社会的使命感のための仕事というような解釈に置き換えられます。

 では、「ナンバーワン」は目的になりえるのでしょうか。もちろん「当社は◯◯で1番を目指す」によって、社員が鼓舞されることもあるでしょう。あるいは、ナンバーワンになることがイヤだという人は少ないとは思います。でも、果たしてそれが目的になりえるかといえば、なりえない。会社がナンバーワンになれば…というその先にあることが、人にとっては目的であり、会社がナンバーワンになること自体を働く目的にする人はいないと思います(多分)。

 企業がビジョンを社員に語るときの一つのパターンとしての「当社は◯◯で1番を目指す」は、それ自体、否定すべきものではありません。でも、それで終わっていたとしたら、働く人の共感が得られるか疑問です。社会に役立ち、後世に残る大聖堂を造っているというような目的が共有できて初めて人は使命感を持てるのです。

 企業がビジョンを「ナンバーワン」という言葉で語るとき、目的を明らかにした上で、「ナンバーワン」は社会への貢献度であるという文脈を加えると共感されるのではないでしょうか。
 7月14日にビジョン伝達をテーマにしたセミナーを開催します。ぜひご参加ください。

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